読書(文章術)

「推す人」に向けた文章術かと思ったら、「推される側」にもおすすめできる本だった『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』

三宅香帆『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』の感想・レビュー記事。オタク向けの「文章の書き方」の指南書であり、発信者目線でも参考になりそうな本。

「書くことは楽しい!」を教えてくれる『書く習慣』は、ネットで何かやりたい人のためのマインドセット

いしかわゆき 著『書く習慣』の感想・レビュー記事。いわゆる「文章術」の本ではないが、「書く」ことの楽しみ方と続け方のマインドセットを示してくれる良書。

まさに今、「書く」ことに苦しんでいる人の助けとなる本『ライティングの哲学』

書くことは考えることだ。 随分前に読んだ本の冒頭の一言が、ずっと印象に残っている*1。──うん、そのとおりだと思う。ほんまそれ。振り返ってみればブログを書き始める前、モバゲーやmixiなどで独りよがりの長文を書き殴っていた頃から、自分にとって“書く…

SNS時代にも通じる文章読本『書けるひとになる!』をライター人生のバイブルにしたい

『書けるひとになる!──魂の文章術』(ナタリー・ゴールドバーグ著)の感想・レビュー記事。「『書く』ことを通して人生を豊かにしよう」という意思が感じられる、ライターのバイブルとなりうる1冊。

社会人が「国語」を学び直すのにぴったりの本『大人のための国語ゼミ』

野矢茂樹著『大人のための国語ゼミ』の感想文・レビュー。社会人が「国語」を学び直すのにぴったりの1冊。文章力や語彙力ではなく、すべての基礎となる「言葉の使い方」を身につけられる本です。

30年以上のロングセラーには理由がある!『日本語の作文技術』で作文の基礎を学ぶ

本多勝一著『日本語の作文技術』の感想・レビュー記事。文章の書き方を学べるロングセラー本であり、おすすめの入門書。同様の人気本である『理科系の作文技術』との比較も。

『わかったつもり』になってない?視野を広げ、読解力を鍛える本

西林克彦著『わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~』の感想・レビュー記事。文章力を鍛えるよりも大切な前提「読む」力を身につけるための考え方。

文章に苦手意識がある人におすすめ!実践的な“書き方”を学べる『超スピード文章術』

上阪徹著『超スピード文章術』の感想・レビュー記事。文章に苦手意識を持っている人にこそおすすめしたい、「速く書く」ためのハウツー本。

7つの比喩の型を知り、言語感覚を活性化させてくれる名著『レトリック感覚』

佐藤信夫著『レトリック感覚』の感想・レビュー記事。そもそも「レトリック」とは何か。わざわざ使う意味はあるのか。「ことば」の魅力に迫った名著。

大切な言葉は、いつも自分の中にある『あなたは「言葉」でできている』

ひきたよしあき著『あなたは「言葉」でできている』の感想・レビュー記事。「自分語」を見つけるエピソードノートは、自己分析をしている就活生のみならず、社会人やクリエイターにも役立ちそうだと感じた。

相手に伝わる文章を書くには?「問い」から始める文章術『伝わる・揺さぶる!文章を書く』

山田ズーニー著『伝わる・揺さぶる!文章を書く』の感想・レビュー記事。「書くことは考えること」であるという序文に始まり、文章力を高めるためのノウハウが詰まった1冊。

『校正のこころ』とは?正解のない“言葉”の世界を校正者の目線で考える

大西寿男著『校正のこころ』の感想記事。長年にわたって校正に携わってきた筆者による「校正論」と、校正者の視点から「言葉」の在り方を考える1冊。

『語彙力を鍛える』方法って?量と質の伴った、等身大の言葉を選べるようになるために

石黒圭著『語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~』の感想記事。本をたくさん読むのではなく、日常生活の中で語彙力を身につけるための考え方と方法をまとめている。

“文章力”以前の基礎を学ぶ!炎上回避にも通じる『理科系の作文技術』

木下是雄著『理科系の作文技術』の感想記事。正確・簡潔・明瞭な文章を書くための技法をまとめたハウツー本。現代のネットの「炎上」を回避するための心得としても参考になる。

忙殺されて“言葉”が雑になりがちな大人に勧めたい『日本語の練習問題』

出口汪著『日本語の練習問題』の感想記事。現代文のプロフェッショナルによる、日本語の“教科書”的な1冊。石川啄木、中原中也、梶井基次郎、太宰治らの名作を事例として、日本語の論理を改めて学びながら、自然と感性を磨くことができる構成となっている。

『文章は接続詞で決まる』論文でも日常会話でも使える“接続詞”の要点

石黒圭著『文章は接続詞で決まる』の感想記事。多種多様な「接続詞」の用法と、類似表現の差異をまとめた解説本。文章にとどまらず「話し言葉」にも言及するなど、示唆に富んだ一冊。

「作文」を基本から学び、表現の幅を広げる『大人のための文章教室』

清水義範著『大人のための文章教室』の感想記事。作文の技法の型と、表現の幅を広げるヒントの数々が収録された、文章入門書。

“文章力”を学ぶ最初の1冊!ビジネスマンにもおすすめの『新しい文章力の教室』

唐木元著『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』の感想記事。ライター志望の人はもちろんのこと、ブログ初心者やビジネスマン、大学生にまでオススメできる文章読本。

『文章力の鍛え方』根拠を明確に発信するためのに必要な“思考力”とは

樋口裕一著『文章力の鍛え方』の感想記事。「文章力」の前提となる「思考力」も含め、日常生活から複数の視点を養う方法論。

文章に大切な“思いやり”とは?遠藤周作の文章論『十頁だけ読んでごらんなさい(略)』

遠藤周作著『十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。』の感想記事。「手紙の書き方」をテーマに、文章術のエッセンスも論じた一冊。

作品の“独創性”と“個性”はどこにある?〜守破離と肩書き

モーパッサン『ピエールとジャン』序文より、フローベールの語った「才能」と「独創性」について。守破離の考え方にもあるように、オリジナルを獲得するには模倣も必要になってくるのでは。

わかりやすい文章とは?|文章は“しりとり”であり、論文は“漫才”である

吉岡友治著『シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術』から考える、「わかりやすい文章」について。文章術、文章力に関する言説は多々あれど、まず何より大切なのは文章構成なのでは。

『書評記事の書き方』は「誰かに本を勧めたい」の思いから始めよう

ブログ「R-style」主宰、倉下忠憲さんの電子書籍『書評記事の書き方』を読んでの感想記事。アクセスアップなどのを数字を重視したものではなく、書評を書きたい人に対して書き方の視点を提供するノウハウ本。

論理的文章術とは?『シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術』

吉岡友治著『シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術』の感想記事。「論文」の書き方から「文章術」を学びながら、論理的な考え方も身につけられる良書。

『武器としての書く技術』ネットで「書く」ことを再考する

イケダハヤトさんの『武器としての書く技術』を読みました。ブログというウェブ上の文章コンテンツに関して、「書く」という視点から方法論と考え方を示した本。ブロガーはもちろん、これからブログを始めようと考えている人にもおすすめです。

「文章力」の基本と表現を考える『危険な文章講座』

山崎浩一著『危険な文章講座』を読んでの感想。「文章力」に限らず「表現」や「言語」、果てはそれらを総合した「文化」にまで及ぶ示唆に富んだ内容であり、非常に面白かった。文章の多様性に始まり、広く「言葉」と「書く」行為の向上について論じた内容。