2017年2月の話題〜マリカー問題、読モ化するライター、10億円もらえたら


やっはろー。2月最終日だよー。確定申告を済ませるべく自転車で往復10kmの道のりを税務署まで走ったら、今シーズン初となる花粉症の症状が出てきたよー。……むしろ、これまで出なかったことをありがたく思うべきかしら……。

さてさて、週末にはNintendo Switchの発売が控えていますが、何はともあれ月末まとめ。毎月末恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。末尾に2014〜2016年の「2月」のまとめ記事へのリンクも貼っているので、振り返りたい方はどぞどぞ。

 

社会・時事

金額の多寡を考慮しなければ、割とどの分野でもありそうな話

こういう話は胡散臭さが先立って淘汰されていくのかと思いきや、むしろ増えていると……。本文を読むかぎりだと、周囲の「成功者」や「仲間」の姿が見えてしまうSNSの存在がかえってマイナスに働いているような印象。

一面的な「声」ばかりが拡大されて広まっていることへの懸念

“ものごとは白か黒のどちらかではない。なのにグレーについて語れないんだ。なぜってポリコレな結論は、白だからさ”

生活

全体的にけしからん写真だ……!

ほとんど存在すら知らなかったので、行ってみたい。

突 然 の 巻 尺

単語がさっぱりわからないけど、こういう「自分とは全くの別視点で見慣れたものを検証する」話、だいすき。

考え方

これを読んで救われる人、大学生に限らず結構いそう

“もし「がんばらなきゃ!」みたいに思っている人に対しては、「そんなにがんばらなくてもなんとかなるんじゃないかな」と思います”

己の目では気づけない「現界」の影

人間を忽然と消してしまう(ように見える)、「現界」の黒い影。/“その笑みが明るければ明るいほど、彼らの後ろにはしんしんと影が落ちてゆく”

同好の士を集めて喫茶店orシェアハウスを作りたい(願望) 

少なくとも「現在の自分」のために使うお金は数百万もなさそうだから、世のため人のため方向に行くか、「未来の自分」のための投資にしそう……。

共感できるポイントが多すぎて多すぎて

“25:「本当はひとりで寂しいんでしょ?」マジで違う” それな……。

小学生の時、疑問に感じたことを思い出した 

“閉じかっこのある箇所は、文の終止であることがほぼ自明の場合が多く、読者の方に文意を理解していただく上でこの箇所の句点は必須とまでは言えない”

インターネット

mixiは死んだ!もういない!

多くのユーザーにとっての“コレジャナイ感”が突如として積み重ねられていったがゆえの帰結。今でもコミュニティ機能とかそれなりに需要ありそうなのに……。

独特の匿名文化が生んだメリット・デメリット

責任の所在を曖昧にする、匿名性の特徴について。“キャラ”の話と合わせておもしろかった。匿名コミュニティの問題は多々あれど、そこから生まれた文化も数多く。

現場と消費者とのギャップが甚だ激しすぎるような……

“本を置いておくスペースはない”は何も書店に限った話じゃなく、家の本棚を圧迫されて悩んでいる人は少なくないはず。そんな人が電子に移行して散財しているのを見ると、まだまだ“売れる”余地はあるのでは……?

仲良し女子中学生3人組の片思いトライアングル

描かれるのは、仲良し女子中学生3人組の友情と、その背後で各々が抱え交差する “秘密” の行方。どうあがいても泥沼にしかなりえない恋慕の大三角形を中心に、その外にありながらも少なからず関わってくるイケメン男子と女装男子を含めた5人の物語。

嘘や嫉妬、破滅願望といったネガティブな感情ですら、本作においては純然たる “ピュア” な想いとして描いているように読めて素敵。甘酸っぱくも切ないトライアングル+αに、ラブコメ好きは悶え苦しむこと必至。さあ、共に悶えようではないか!

週末はふらっと電車に飛び乗りたくなる

鉄道ファン向けと聞いて若干のハードルの高さを感じていたけれど、読みだしたら止まらなかった。ノリと勢いであっちゃこっちゃへと飛びまわる、自由闊達な“残念系お姉さん”の主人公に導かれ、週末はふらっと電車に飛び乗り、思わずどこかへ出かけたくなる素敵なマンガ。

「移動中の景色」や「旅の楽しみ方」にスポットを当てており、「そういう旅もありか!」と参考にしたくなる内容です。「電車好き」はもちろんのこと、「一人旅好き」な人にもおすすめできる、鉄道小旅行。次の長期休暇には、きっとどこかへ行こう。

子供の頃に夢見た「魔法」への、わくわくドキドキを思い出す

生活を便利にする夢のような魔法と、世界を覆う大きな秘密。魔法使いの師弟関係に、これから始まる冒険への期待。そして忘れちゃいけない、「力」としての魔法の負の側面。少年時代にわくわくドキドキさせられた「魔法」の魅力がぜーんぶ詰まった、最高に素敵なマンガ。

とにかく全力で「王道ファンタジー」を往く展開となっており、主人公の少女と共に「見てはいけないもの」を覗くドキドキを味わい、「そう来たか!」と魔法の仕組みに納得しつつ、実際に初めて魔法をかけるまでの流れと、魔法が眼前に現れた瞬間のワクワクがたまらない。

ボンクラ男子と不思議女子の、オムニバス恋愛譚

4つの短編が収録されたオムニバス。間違いなく恋物語――ではあるのだけれど、その内容はちょっと不思議で味わい深い。本作に登場するのは、一見するとかわいらしい女子であり、はたまた真面目で冴えない男子だったりするのだけれど、誰しもどこか「空想」の世界に浸っている。

そして、思春期のそれに軽く現実味を帯びせたようにも見える本作の「空想」は、気分を切り替えるスパイスとして極上でありながら、同時にほんのり甘酸っぱい読後感を得られるもの。大人になり薄らいでしまった「空想」を再発見したい人に、おすすめしたい一冊です。

エンタメ

VRでやってみたい

考えてみれば迷惑でしかない「団地で鬼ごっこ」だけど、それを大人になって追体験できる(予定)とか最高すぎる……!

各所で話題になってたゲーム

意外に安いから欲しい……でも遊ぶ相手がいない……。

なるほど……なるほど?

“プチャーチン来航図は日本人とロシア人が描かれているのがかわいくて、日本で言う……なんというか、『まんがタイムきらら系』というんですか”

 

他の年の「2月」を振り返る