先月から始めました、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーでございます。カテゴリ分類はざっくりと。
新海誠×Z会のコラボレーション動画「クロスロード」、これがもう最高で最高で。
8年くらい前から新海さんの作品が大好きで追っかけてきたけれど、今もなお進化を続けているのが分かってたまらんです。田中将賀さんのキャラデザに、歌がやなぎなぎさんというのも俺得。舞台が尾道(向島?)っぽいのも。
これでさらに、新海作品ではおなじみの天門さんが作曲を担当していたら、もう悶絶していたに違いない。ええ、間違いありませんとも。
はは。彼らは破局しません笑 RT @eiitirou: Z回眼鏡ッ娘アニメの話題は監督が新海監督なばかりに皆「秒速5センチメートルぐらいの速度で破局するよ」「眼鏡ッ娘が突然工事に目覚めてアジアと欧州を結びに行って破局するよ」「男主人公も工事に目覚めてスリランカに行って破局するよ」
— 新海誠 (@shinkaimakoto) 2014, 2月 26
新海さんの作品について語ると長くなりそうなので、この辺で。
2月は、オリンピックがあったり、ゴーストライター問題が盛り上がったり、関東が2週連続の大雪に見舞われたり、話題には事欠かない月でした。来月は年度末ということで、企業や行政面で動きがありそうな予感。消費税アップも近いし。
僕としては、花粉とPM2.5がどうにかなってくれれば、とりあえずは幸せです、はい。
社会
自転車を免許制にしろ、とまでは言わないけれど、何らかの講習は必要だと思う。車の免許を取りに行った段階で、初めてそれが「軽車両」であることを知るんじゃ、遅すぎる。
考え方
「入門書を複数冊読む」という手法は、間違いなく効果的だと思う一方で、時間をかけないと難しくもあるイメージ。何が「大事」で、何が「どうでもいい」かは、時間をかけて学ぶ中で気づいていくものでもある。
「物語」作品において、どの部分に価値を見出しているのか、という差なのかも。結末なのか、過程なのか。未視聴、ただ、未読の人にとっては、どの部分が面白いかがまだ未知数なので、なんとも。
インターネット
10円単位の、少額課金制度とかあったらいいなー。動画でも音楽でもブログでも、ネットコンテンツとは親和性が高いと思うのだけれど。
これはTwitter。Facebookはほぼ使わなくなってるし、LINEがなくなってもメーリスに戻るだけ。
記事タイトルで「ん?」となったけど、読んでみたら、結構まともな内容だったでござる。具体的な案として挙げられている、「都内の青少年のネット依存について実態調査の実施」とか。
ネタ
おもしろい調査。楽譜を読んだり、小難しそうな専門書を読んでいる人って、意外と目にする。
ついにfigmaに手を出すときがきたか……。
あるわー、大学のサブカル系サークルにこういう人達いたわー。僕は知らないものは「知らんがな」と素直に言うキャラだったので、格下に見られていた模様。/「限りなく透明に近いブルマ」に笑った。
本
応援する力
松岡修造さんのライフワークでもある、「応援」について記した内容。4章構成。
著者が「応援ってすげえ!」と思えるようになった経緯、これまでに接し、応援してきたプロのアスリートたちとのエピソード、家族や友人、部下など、身近な人を応援するにあたっての考え方、日常生活という、よりミクロな視点で、「応援」を生活に取り入れる方法。
誰もが常に、彼のように燃え上がり続けるのは無理だとしても、「ちょっとだけ頑張ってみよう」と考えるきっかけにはなり得る。「応援」には、人を前に歩かせるための力が、強さが、間違いなく、ある。
カゲロウデイズ -in a daze-
発売してすぐに購入、ずーっと積ん読していたのを、ようやっと読み終えた。
「ラノベっぽい」という評価が多いようだけれど、どちらかと言えば、携帯小説に近い。文章力やノリ的な意味で。ストーリーは王道で、何も考えずに読めば非常に楽しめる。キャラクターもなかなかに魅力的。だけど、たまに誰が喋っているのか分からなくなる。続刊に期待。
進化するアカデミア
こんなにおもしろそうなことをやっていたのかー!なぜずっとスルーしてたのだ僕よー!という読後感。本当に楽しそうに取り組んでいることが分かって、「学会」や「研究者」といった存在が身近に感じられた。期間限定の試みということで、終わる前に自分も何らかの形で参加してみたい、心から、そう思えた。
深愛
書店でふと目に留まり、「あれ?本出してたの!?」とびっくり。衝動買いし、一気に読んでしまった。すんばらしい読後感。「水樹奈々」という一人の人間の生き方を目の当たりにして、圧倒されてしまった。
「戦友」こと三嶋プロデューサーも含めて、物事を成し遂げようと戦い続ける人達の根っこには、すさまじい情熱が滾っているのだと感じた。昔から、「CDが出たら買う」程度のファンだったけれど、心から応援したいと思いました。ライブ、行きたい。
水樹奈々さんの自伝『深愛』“人生に、無駄な経験なんてきっとひとつもない”
「あいつらは自分たちとは違う」という病
近現代史や現代思想、社会運動などにさほど興味のなかった僕にとって、非常に学びの多いものだった。特に、第3~6章。60年代以降の若者論を追いかけつつ、当時の若者と関係の深い出来事が、簡潔ながら分かりやすく説明されていて、彼らが何を考え、社会に要請し、行動に移すこととなったのか、把握することができた。
また、若者論を論ずるに当たって、引用されている書籍もかなりの数になっており、巻末には、10ページに及ぶブックガイドも収録されているので、知見を広げる参考になりそう。
『「あいつらは自分たちとは違う」という病』「◯◯世代」というレッテル貼りの不毛さ
他の年の「2月」を振り返る
- 2024年:ヒトナー、AIは「魂」を宿すのか、仕事の辞め方
- 2023年:拡散するChatGPT、国語の文章題と編集者、戦わない戦争ゲーム
- 2022年:日記駆動仕事術、映画泥棒のモデルデビュー、宗教離れと自己啓発
- 2021年:孤独なオタクの“創造”力、録画飲み会、SQ4R読書術
- 2020年:ふなっしーインタビュー、日韓の映画ポスター比較、音声合成技術の展望
- 2019年:バイトテロ問題、SNSとの付き合い方、30代後半からの処世術
- 2018年:平成生まれの結婚観、“おいしい”の定義、モルゲッソヨ
- 2017年:マリカー問題、読モ化するライター、10億円もらえたら
- 2016年:ネットコンテンツの在り方、閉鎖的な関係性の脅威
- 2015年:ブルーボトルコーヒー流行、リアル車将棋