ふなっしーインタビュー、日韓の映画ポスター比較、音声合成技術の展望〜今月気になった話題(2020/2)


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やっはろー! いろいろと大変な今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は毎年恒例、確定申告に追われている近頃ですうふふ。お仕事も推し事もがんばらなきゃ……!

そんなわけで毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2020年2月編です。2014〜2019年の2月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!

 

『その日、朱音は空を飛んだ』武田綾乃

 『響け!ユーフォニアム』の筆者さんによる青春ミステリ。

 あらすじにもあるように「なるほど、ミステリなんだな」という認識で手に取ったところ、実際に読み進めてみると……どうやら、それだけではないらしい。

 本作で描かれるのは、友人関係と肥大化する自尊心、学校という閉ざされたコミュニティで浮き沈む、思春期の学生たちの心の機微。それゆえにどちらかといえば、「青春群像劇」というイメージのほうが強く感じられた。爽やかさはほぼ皆無だけれど。

 ところがどっこい。二転三転する展開や驚きはあったとはいえ、最終的には謎も明らかになり、落ち着くところに終着する……かと思われた終盤。心底からゾッとするラストの数行を読んで、ミステリだとか青春群像劇だとかいう認識すら吹き飛んだ。

 これ……ホラーじゃん……。

社会・時事

ふなっしー本人へのロングインタビュー

元気に活動されているようでよかった……!ご本人も話されているように、もう8年も妖精活動されているのは本当にすごい。一度は会いに行ってみたいな……。

桜井政博さんが語る「岩田さん」

嬉しい連載。/“岩田さんの笑顔というのは、打算的だったり、人と合わせたり、という感じではないんですよね。人と付き合って、心底おもしろくて笑ってるような感じ”

日本と韓国の「映画ポスター」のデザインに注目

日本のポスターも別にダサいとは思わないけど、俳優さんの真正面の顔をドーン!よりは、作品のストーリーが垣間見える韓国のほうが全体的に好みだし興味を惹かれる。『怒り』と『そして父になる』はどっちも好き。

日韓の若者が使っている「ミックス言語」

韓流アイドル好きの友達がちらほらと使っていたけれど、こんなに浸透してるのかー!「チョメンナサイ(초멘나사이)」≒「FF外から失礼します」とか、こういう言葉遊び、楽しくて好き。

生活

びっくりドンキーを全力で堪能する

なかなか行く機会がないんだけど、めっちゃ行きたくなった……!パインバーグディッシュが気になって気になって仕方がないお年頃。「食べたことないメニューを食べに行く」シリーズは個人的にもやってみたい。

シャウエッセン入門

こんな時間に読むんじゃなかったーーー! シャウエッセンキメたい……シャウエッセンキメたくない……?

あけましておめでとうございます!(オタク語り)

このタイトルで、突然の曲紹介が始まり、割とゆるい内容かと思ったら、途中からオタク特有の熱量マシマシ推し語りが始まり、自然と早口気味の委員長ボイスで脳内再生された。助かる。

考え方

阿佐ヶ谷姉妹にとって、仕事とは「思い出づくり」?

「モチベーション」のくだりとマネージャーさんの言葉、それと自然にフェードアウトしていく感じの読後感がいいなぁ……。読んでいて、肩の力がふっと抜けるような感覚があった。

「結婚」に対する価値観について

“もちろん、結婚したい人はすればいいし、それは幸せなことなのだと思う。ひとの結婚は祝福する。ただ、僕はそうじゃなかった、というだけの話だ。だからどうか、俺に何かを押し付けないでくれ”

インターネット

「日本のインターネットの父」の最終講義

めちゃくちゃアツい。/“人類は、インターネットの前には地球全体を1つの空間だと思って人間が生きる空間を持ってなかった。だが、インターネットでそれが出来た”

#インターネット老人会女性部

「全員男性、あるいは無性別のような認識でやってた」という認識が近い。匿名掲示板の「文体」って、単なるスラングにとどまらず、個々の発言者の個性を隠すようなプロトコルとしても機能していたのかしら。

YouTuberのチャンネル乗っ取り被害について

二段階認証も突破されるとか怖い……。/“収益化済みのチャンネルを奪えば収益化条件を一足飛びにして、違法動画から収益を得ることが可能になる”

「一番厨二臭いホトトギス詠んだ奴優勝」

「鳴かぬなら 闇夜に狂え ホトトギス」のしっくりくる感じ。でもそれ以上に、「鳴かぬ!!!!!!!!!!!!!!」にはすべてを押しつぶして優勝しかねない圧がある……!

エンタメ

『鬼滅の刃』担当編集が語る

全体を通しての「物語」は言うに及ばず、登場人物それぞれに背景があり、生きた「物語」が垣間見えるのが、この作品の魅力でもあるのかなと。/“宿命を背負ったキャラクターは、物語を動かす推進力になる”

大手声優事務所のトップが語る、音声合成技術

合成音声技術が発達するにしたがって、「声」のあり方や用途もまた変わってくるかもしれない、という話。ここで松来さんの名前を見るとは思わなかったけれど、そういう可能性もあるのよね……。

FGOのガチャ売上額に戦慄するマスターたちの反応

そもそもユーザー数が多いし、気づけば今年で5周年だし……という部分を考慮しても、「ゲーム1作品で4000億円」と考えるとインパクトのある数字だ……。でも、他のソシャゲと比べればピックアップ出やすい印象。

 

他の年の「2月」を振り返る