2018年3月の話題〜選択的夫婦別姓、VRの美少女おじさん、読解力の重要性


 やっはろー! 桜の写真を撮るべくえんやこら、ここ数日はお花見スポットをぶらぶらしていた僕です。いやー、ようやっと存分に街歩きを堪能できる季節になりましたねー。花粉症は『バーフバリ』を観て治った。

 とまあ前置きはさておき、毎月末恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。過去4年間の「3月」の話題をまとめた記事は末尾にまとめてありますので、暇な方はよかったらそちらもあわせてどぞー。

 

社会・時事

「反対する人たちにとってどんな不利益があるのか」

ほんまこれ。学生時代にディベートした記憶があるけど、反論が無理筋なのよね。/“反対する人たちにとってどんな不利益があるのか、それを知りたくて議論を仕掛けてみても、感情的な理由しか出てこないんですよね”

「干されに不思議の干されなし」

すごい。ほんまもんのプロ意識と実行力だ……!納得のいく話ばかりで、むちゃくちゃおもしろく読めた。「そうくるかー!」と思わせる記事構成も魅力。

「黄信号は、赤信号予備軍である」 

「黄信号は、赤信号予備軍である」という感覚、すっごく大切だと感じた。「赤」と比べて目立ちにくい違和感ではあるけれど、すでに紛れもなく現れ始めている変化に敏感になること。

「知らんぷりゲーム」こそが諸悪の根源なのでは……?

複数の問題に言及していて興味深く読めた。社会に蔓延る知らんぷり、完全にいじめの構図だ……。/“「知らんぷりゲーム」している人たちの特徴は、誰か一人がゲームをやめたら、寄ってたかってボコボコにすること”

生活

奥付だいじ、超だいじ

脳内で山崎まさよしが歌い始めたと思ったら、途中でRADWIMPSに変わってた。そして不覚にも軽く涙ぐんだ。これは花粉症だから……泣いてないから……。

ヘッドホンをいい加減に新調しようか考え中 

他人のブログ環境・使っているツールの話題はいつ読んでもおもしろい!ヘッドホン、いいな……。

運動しなくちゃ……筋トレしなくちゃ……

割と散歩してるおじさんだけど、こういうの見るたびに「筋トレもしたほうがいいのかしらん……」と思わされる単純おじさん。ジム通いするお金はない。

何かに夢中になっている人って、年齢を問わずかっこいい

前にジモコロでも記事を読んだ覚えがあるけど、こちらは「コーヒー」について深掘りしていておもしろく読めた。

考え方

これも同じく「読解力」の話

納得のいく指摘、ハッとさせられる提言が多かった。すっげえおもろい。/“文章が下手な人って、なんで下手なんだと思います? 自分で自分の文章が「読めない」からなんですよ。「書けない」のではなくて”

得てして結果論になりがちな「体育会系」のセカイ

「理不尽」から学べることは少なからずあるし、たしかに全否定するべきではないとも思う。それが必要な経験だったという人もいるだろうから。けれどそれは結果論にすぎないし、説明せず他人にも強いるのは許せない。

「バリア」の扱いは難しい

同じく、人の話を聴くのが好きです。「自分が話すよりも他の人の話を聴いたほうが有意義だべ」と考えてバリアを張るのも同じく。解除方法ではないけれど、自分の考えを文章にまとめるのはおすすめ。ブログはいいぞ。

インターネット

ちくしょおおおお!ワシも美少女おじさんになりたいいいいいい!!

“「考えてみてください。こんな場所(仮想空間)まで来て、むさ苦しい男の格好、していたいと思います?」”

気になるサービス

オンラインサロンなどの「月額費」が必要になるコミュニティって、金銭的に余裕がないと参加のハードルが高かったから、こうした仕組みを待ち望んでいた人もいるんじゃないかしら。

スマートスピーカーの活用は、いずれできるようになってほしい

勉強の方法……というか「学習」に対する考え方の視点が、明らかに「できる」タイプの娘さんだ……!

この記事によって「Vtuberからサインをもらう」という新たな目標ができた

「どうしよう、ちょっとまだクリオネ食べた時用の表情とか用意されてないんですよ」 よし、実装しよう(雑な提案)

本選びの最高の指針となりそうなまとめだ……!

とりあえず、気になった本は片っ端からほしいものリストに突っ込もう……。充実しすぎていてしゅごい。

サウナブームとフィンランドと『サ道』

サウナの入門書といえば、やっぱりこれ。2011年に刊行されて以降、現在まで続くサウナブームのきっかけのひとつとなった1冊。本書を読んで、「サウナの魅力と楽しみ方を知った」という人も多いのではないかしら。

また、サウナといえば「ととのったー!」の叫びもおなじみ。あまりサウナに入ったことがない人にはピンとこないかもしれませんが、実際に体験するとこれほどしっくりくる表現もない気がする。単なる快感や解放感だけでなく、同時に何かがシャキッとキマったような感覚。それを「ととのう」と称した、筆者さんの言語感覚にあっぱれ。

「物理学」への忌避感がワクワクへと変わった入門書

基礎物理すら履修していない、根っからの文系人間が「物理」に触れようと思い立ち、手に取った1冊。

帯の文句にもあるように、一切の数式と図表を使わずに物理学の基礎を解説。想像以上にわかりやすかっただけでなく、それまで抱いていた物理学への忌避感が、ワクワクに変わってしまうほどにおもしろく読めました。

それまでは単語しか知らなかった複数の理論についての解説を読み──完全に理解したとは言い難いものの──少なからずイメージは掴めたように思う。文系人間にもおすすめできる、魅力的な物理入門書です。

人工知能があぶり出す「人間らしさ」の在り処

観戦記者である筆者さんが11人の棋士にロングインタビューを敢行し、プロの将棋指したちの実像に迫った1冊。

棋士たちが語るのは、各々に異なる「将棋ソフト」との向き合い方。一言では言い表せない複雑な感情も汲み取ることができ、同時に、十人十色──もとい“十一人十一色”の将棋哲学を知ることができる、読みごたえのあるインタビュー集となっています。

「将棋」と「ソフト」の現状を紐解いた1冊でありながら、「人間」と「コンピューター」の関係性にも直結した内容となっており、決して他人事ではいられない。まっこと刺激的な本でした。

“買う人にとっては、その物自体にその価格の価値があった”

学生時代は芸術にほぼ関心がなく、今もまったく知識はないけれど、美術館に行けば少なからず「なんか好き!」なものと出会えるから楽しい。そんな感じ。

「距離感」がしっかりと描かれている作品=名作の法則

キャラクター同士の絶妙な距離感、この手の作品ではしばらく見てなかった気もするので、本当に見ていて気持ちがいい。東山さんのしまりん、モノローグだと息遣いが何となく違うように感じられて、すんごい好き。

学生時代にやってたけど、ひさしぶりに作りたくなってきた

「自分の書いた・描いた・撮ったものが形になる」だけですんごい興奮と感動があるし、印刷が個人で手軽にできるようになった現代ならではの「大人の趣味」っぽい。

知らない作品もあったので参考に

『海咲ライラック』いいよね……赤面たまらんよね……。

 

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