毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2023年3月編です。2014〜2022年の3月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
クリエイターの時代
- ChatGPTとAIに関しては、とにかく展開が目まぐるしくて2023年末時点でどうなっているか想像がつかないから、「あれこれ言われてたけど、結局どうなったん?」を年末のタイミングで振り返ってみたいよね……。
ChatGPT、美少女になる 立体AIキャラと魔合体でスムーズにおしゃべり Gateboxのデモ動画が話題
- もしかすると、「一億総アバター社会」の前に、「一億総アシスタントAI社会」が実現する可能性が……?
- 一家に一体、あるいは一端末に一体の、キャラクターAiを搭載している時代……!
- ユーザーの使い方に応じて学習するアシスタントAIがスマホアプリとしてリリースされたらいいなと思いつつ、VR空間でいつでも呼び出せる、ミニサイズのキャラクターAIも実現したらいいな……それこそ、SAOのユイみたいな……。
第一回AIアートグランプリを受賞したので自分の作品解説とファイナリスト作品への感想。そしてその先
- グランプリを淡々と振り返る記事なのだけれど、最後の一言がアツい。創作意欲に駆られて突っ走っている人はすでにたくさんいて、これからどんなものが出てくるんだろうとワクワクさせられる。授賞おめでとうございます!
ワークマンが2年近くテレビCMをしていない理由 コストのかかるCMをやめて検証していること
- 「予熱」の指摘がおもしろかった。
- マーケティングにおいては「体験」と「熱量」が大切であり、熱量は人からしか生まれない。ただ、それも最大瞬間風速的に熱する方法以外に、「余韻」でじわじわと温め続けるアプローチもある。
生活
世界一周をした祖父の話
- リード文と旅行記のタイトルからして良すぎる……! 本編もあとで読む!!
ご飯の好みだけを書く「食のプロフィール帳」を作る
- ウワ~~~~!!! めっちゃ楽しそう!!
- これを書いたものを持ち寄って飲み会をやったら、それだけでしばらく盛り上がれるのでは〜〜〜!?
地元の出版社が出している本がディープで面白い
- どれもこれもおもしろそう……!
- 埼玉に行ったとき、いつも足を運ぶ本屋さんにも地元の本のコーナーがあるんだけど、都内の大型書店でも見られないような本が並んでいてワクワクさせられる。
考え方
かなり前に大学の先生が講義してくれた「分からないこと」に対するスタンスが生活の中でとても効いてきている
- 「わかりやすさ」には良し悪しがある、というのは以前からずっとそうだったけれど、そのデメリットが目立ち始めているのが近年のSNS……という印象。
- 判断を保留しつつも、複眼的に意見を述べられる人を尊敬しています。
- 忙しすぎて考える時間がなかったり、メンタルが弱ったりしていると、どうしても「わかりやすい」ほうへと流れていってしまうから、立ち止まって保留にする判断も大切。
- 「なんもわからん」と判断する勇気。易きに流れず、グレーゾーンに身を置き続けられる人、そこで考え続けられる人はつよい。
一流のジャズミュージシャンの確定申告事情を聞いてみたら、フリーランスで成功するための極意が隠れていた【納浩一さん(ベーシスト)】
- 「お金」との向き合い方を再考させられる良記事!
- プロミュージシャンを目指す人へ向けた2つの助言、フリーランス全般に必要な意識なんじゃなかろうか……!
不安は消えないから、ほどよく目をそらす。助産師から脚本家となった『silent』生方美久さん
- 今の時代は……というか、以前からもうずっと「不安」と隣り合わせで生きていくしかないと思っているので、将来に対して漠然と「不安だなあ」と思いつつ、「まあでもどうしようもないしなー」と、ある程度は開き直っちゃったほうが楽に生きられそう。
インターネット
ノア・スミス「やっぱりもしかしてスマホがわるいのかも」(2023年3月2日)
- SNSを使わなければ使わないで「孤立」しかねない現状が(特に若者は)あるから大変だ……。
- 良くも悪くもテクノロジーの発展と展開が早すぎて、それを使う人間側が適応できないことで生まれている不幸は少なからずありそう。
- テクノロジーに限った話じゃなくて、「価値観」や「社会」に置き換えてもいいかもしれない。コテンラジオでも何度か話されていたと思うけれど、やっぱり、わずか数十年そこらで何かが「変わる」ことって、人類史上なかったことなんだろうな……。
ベトナム・ハノイの夜の路上は昔のインターネットみたいだった
- このごった煮カオス空間が毎週末のように見られるとか、最高すぎる……!
- ここでたとえられている「インターネット」の風景は今も見ることができるものの、どうしても「数字」のにおいが強く漂ってしまっている部分もあるので、近しい空間としてはVRChatとかが挙げられるんだろうな……。
Googleドライブの匿名アニマルを愛でる
- 匿名ウォンバットを見るとなぜかテンションが上がって、「今日はがんばれる気がする!」と元気をもらっていました。ありがとう、Googleドライブ。
- 匿名イフリート……なりてえ……。
エンタメ
日本のマンガ、じつはフランスで「高尚な芸術」として受け入れられていることをご存じですか?
- 「本の体裁、形が変わることで、作品や作者、さらにはジャンルの文化的ステータスが変化していく」というバンド・デシネに対する考え方に則って、マンガを普及させていく。
- 「そろそろ子供にマンガを読ませたい」と相談に来る親御さんの話などもおもしろかった。
サトシとレッドの分岐点
- 赤緑の「レッド(主人公)」とアニポケの「サトシ」はどこで分岐し、どういう変遷を辿ってきたのか、26年間を振り返る超力作。
- 金銀のラスボスとしての登場は、自分個人のゲーム体験では5本の指に入る衝撃だった。あと、なにげに重要な立ち位置にある「ギエピー」で笑う。
星野源 アイドルマスター・前川みくの『恋』カバーを語る
- うわーーーー!! なんかもういろいろ良すぎる!!
- 縁でつながった作品や人に、さらには『恋』という楽曲自体の解釈までご本人の口から話されていて、たまらねえ〜〜〜!!!
『おにまい』原作者・ねことうふに聞く、オリジナルコンテンツの広げ方
- pixiv、Twitter、FANBOX、BOOTH、DLsiteと複数のサービスを渡り歩き、それぞれを使いこなすことで作品の認知を広げつつ、商業レベルの同人ドラマCD作成に、アニメ企画持ち込みと、行動力と作品との向き合い方がすごすぎる……!
他の年の「3月」を振り返る
- 2024年:大学生の「推し」事情、絶対悲観主義、好きな惣菜発表ドラゴン
- 2022年:失敗の楽しみ方、タコピー完結、メタバースでの生活と仕事
- 2021年:学びの本質、ハルウララの有馬記念、エヴァが思い出になった日
- 2020年:令和の“蘇”ブーム、集中力の使い方、特化型VTuberのコンテンツ論
- 2019年:“オンリーワン”の地獄、ソロキャンの楽しさ、Vケット2
- 2018年:選択的夫婦別姓、VRの美少女おじさん、読解力の重要性
- 2017年:マナー広告の是非、炎上経験者インタビュー、けもフレ最終回
- 2016年:いらすとやフィーバー、批判と主張、信頼の積み上げ方
- 2015年:不寛容になる会社員、数字から解放されたブログ飯
- 2014年:黒子のバスケ脅迫事件、悪口との付き合い方