2014年6月の話題〜日記を書く意味、パロディとパクリの境界


 やっはろー! 2014年ももう折り返し地点とか、そんなの気のせいですよね!

 ……はい、毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。

 

社会・時事

原因はテレビカメラ説。なるほ。

なんとなく自分と感覚が近そう。思わず共感してしまったので、ブコメを読んだら余計にグサグサきた。/“勉強や研究が好き”と断言できるなら、そこから何か繋げられそうな気はするけれど。「何もない」よりは良い。

生活

続かない人は、力み過ぎて続かない場合が多いんじゃないかと思う。無理にノート1ページとか書くよりも、出来事と感情を箇条書きに書き出す方が、気楽にできていいんじゃないかしら。

1万人以上の大規模データによる、血液型と性格の無関連性を示した論文。/"血液型間の違いは,検討した全ての項目で0.3%以下しかデータの散らばりを説明しておらず,効果量小の基準1%にさえはるかに達していない”

これはいい献血促進記事。今度行ってみようかにゃー。

考え方

“出来る仮面”っていう表現が好きだなあ。自分の持ち味、能力を知る必要はあれど、それを高く見積もり過ぎていませんか、と。何でもかんでも「できない」ことにしてしまうのはやりすぎかもしれないけど、バランス。

思考停止せず、「可能性」を考えることは大事だと思う。なんでもかんでも周囲に同調、同じ方向へ向かい続けるのは怖い。ただ、集団においては、どこで妥協するか、空気を読むかといったポイントも大切なのかな。

インターネット

ブログの魅力って何だろう?と考えてみると、形式にとらわれない自由さだったり、そこで自然発生する緩いコミュニケーションだったり、個人であるがゆえの不完全性とか曖昧なんだと思う。プロや作家とは違うのです。

この問題は個人の受け取り方、考え方によって全く見方が変わってくるのが難しいところだけど、中村さんの書き口は好感が持てる。

オールドメディアは高質で有料。ネットメディアは低質で無料。この現状が徐々に均質化されていくと思うけれど、後者がこの先生きのこるためには、自前で良質のコンテンツをどれだけ作れるかという点に尽きるのかな。

『僕たちのゲーム史』

 「ボタンを押すと反応する」「物語をどのように扱うか」という、2つの軸からゲーム史を解きほぐした内容。

 数十年に及ぶゲームの歴史の中で、何が変化し、何が変わらずに残り続けてきたのか。その変遷を解き明かしつつ、僕らの身近にある「ゲーム」について再考することを促す、良書でありました。【感想記事

21歳男子、過疎の山村に住むことにしました

 彼女にフラれ、自己分析を始めた、当時21歳の著者。「自分がやりたいこと」「できていないこと」に気付かされ、現場での経験を積むべく、「地域おこし協力隊」に応募。その、岡山県美作市での活動を記した本。

 地方というと不便なイメージが強いけれど、ちょっとした課題や関心が見つけやすく、また挑戦しやすい土壌が整っているのが、もしかすると、「田舎」なのではないか。そう思わせてくれる1冊。【感想記事

 

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