毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2021年10月編です。2014〜2020年の10月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
我が家では「コロナがおさまったらやりたいことリスト」を作るようになった。
“一年も「やれない」という状況が続いてくると、その内「やりたい」と真剣に思えなくなってくる。この状況が続くと、そもそも「やりたい」という思い自体が段々持てなくなってくるんじゃないか、と”
弟が大金を稼いだので、なにに使うかと思ったら
沁みた。お金とは何かを考えさせられる。/“愛する人に、喜んでもらいたい。役に立ちたい。お腹いっぱいになってる姿を見たい。安心して笑っていてもらいたい。そのために、われわれは働いていたのではなかったか”
源氏物語が好きすぎてAIくずし字認識に挑戦でグーグル入社 タイ出身女性が語る「前人未到の人生」
このアプリ、気になってたんだけど、タイ出身の方が開発されたのか……!日本の古典文学に魅了され、日本人ですら数千人しか読めない、くずし字の認識アプリを開発してリリース。「好き」の思いがすべてを凌駕する。
教科書をブッタ切ったらみんなが早く帰れるようになった話
生徒だけじゃなくて、先生側にもメリットが多いのかー! 電子化によるコストと作業量の削減、そして授業内容の充実に結びつくことも考えられる、ナイスな活用術なのでは……!
生活
ダビデ像はどれくらいマッチョなのかジムトレーナーに聞いてみる
“プロの指導を受ければ、男性なら誰でも1年でダビデになれる” マジすかちょっとゴリアテ倒してくる。/「腹筋が強いということは、ミロのヴィーナスは腹筋が好きだったんだと思います。筋肉がそう語ってます」
【漫画】今日は蕎麦屋でラーメンを|いつか中華屋でチャーハンを
単なる「蕎麦屋さんのラーメン巡り」ではなく、その中で見えてきた「共通点」に端を発する話がすごい……! 文化史だ……!
その蒸留家は言った。「この薬草園の植物を好きに使って、飲み物を作ってください」
この記事のタイトルもだし、「薬草園の花をつかって、飲める花束をつくる」というコンセプトからして、何もわからん自分でもワクワクさせられる。飲んでみたい……!
伊豆シャボテン動物公園を知っていただきたい
いつか行ってみたい、伊豆シャボテン動物公園。「駐車場に向かう道の途中で、放し飼いにされているクジャクが出迎えてくれた」という体験からしてもうすごい。パない。どゆこと。
家のトイレを居酒屋のトイレにする
ででで出た~~~!! 居酒屋のウェイトイレ~~~!!!(悪い意味でなく) もう完全に発想の勝利だし、このご時世でご無沙汰だから懐かしい気持ちになった。これもひとつの“文化”だよね……。
考え方
みんなと同じようにがんばらなきゃ、なんてない。
自分を肯定するための考え方。/“自分をちゃんと見て、自分を知ることに尽きるんじゃないかな。自分が『これは苦手』『これは今はまだできない』ということを、ちゃんと受け入れるのが必要なんだと思う”
くまモンが黒いのにもワケがある。凄腕クリエイティブディレクターのアウトプット術
大切なのは、「自分の居場所を見失わないこと」。研究と発表の積み重ねである仕事の中で、相手と衝突しそうになったときに、自分の仕事や立場を客観視して冷静になれるかどうか。「世界観」の話もおもしろかった。
「驚く」ことが体験ネットワークを構築する
よく言われる「遊び」の大切さが、まさにこの話とつながるのかな。新たな知識と出会ったときに、過去の体験と結びつけて「そういうことだったのか!」と気づける視点があるかどうか。
単語にしようとは思わなかった概念が外国語には存在することが分かる『翻訳できない世界のことば』が面白そう
「木漏れ日」とか、たしかに表現対象としてはピンポイントすぎる……! 国や文化によって「ピンポイントで着目するもの」に違いがあって、日本の場合は特に天候の表現が多い、という話を聞いたような記憶が。
インターネット
会話で華麗な引用をキメろ!引用選手権 | オモコロ
1人が引用を持ち出すと、それに対抗したり乗っかったりするように引用合戦が始まるの楽しい。ニーチェが『天』に食われるの、アツい(?)な……!そしてラストのカービィで泣いた。攻略本こそが人生の真理を突く。
即売会で隣だった人がかつて同じ雑誌で描いていたことが判明する、嘘のような本当の話
同じ紙面から、時を経て、同じイベントのお隣さんとして再会。20年越しの「はじめまして」が夢のようですてき。お二人それぞれの視点でこのエピソードを読めるのがまたいいな……!
品川駅の広告炎上騒動で考える、ネットのバナー的な広告メッセージが抱えるリスク
「広告」って素人目には簡単に作れそうだけど、あれこそ技術が不可欠……。/「広告はそもそも構造的に嫌われ者なんだから、それを嫌われないようにするためにクリエイティブがあるのに、それを最近はさぼっている」
ネット回線が弱い、ならば引っ越しだ。推しをきっかけに100万円以上使ってソシャゲで“英雄”になった話
グラブルガチ勢の、想像以上の“ガチ”っぷりに震えてる……。しかもきっかけがVTuberっていうのがいい。この一言ですべて納得できる。/“一緒になって馬鹿やっている戦友がいると、奇妙な連帯感が心地良いものです”
エンタメ
「週刊少年マガジン」連載作品の半分がラブコメになったのはなぜ?編集長に聞く時代背景と戦略
海外展開のしやすさ、なるほどなー!/それはそれとして、しばらくラブコメ成分を摂取できていない気がする! 青少年のめくるめくキャッキャウフフ&イチャイチャ&ドロドロ多角関係を体内に取り込まないと!
ブルマのファッションは令和でもかわいい。「絶妙な隙」をスタイリストが本気で再現してみた
目の付け所がおもしろーーー!! そしてこの企画がドラゴンボールオフィシャルサイトで公開されているのもいい! 「ファッション」に着目して各時代のマンガを読むだけでも、いろいろ分析できて楽しそう。
『プロセカ』ネタバレ全開シナリオチームインタビュー! 苦しくなる展開もあるけれど、不安になりすぎずに見守ってほしい
わがる!!!/“ボカロの楽曲って歌詞が繊細ですよね。(中略)多分普段は抱え込んでいる、言葉にならない想いをボーカロイドたちが代弁してくれるといった形で愛着を持っている方は多いのではないかと思います”
なぜニコニコで10代のボカロ動画投稿者が急増しているのか?米津玄師からYOASOBI、Adoへと続く「ボカロ」と「J-POP」が直結した今とこれから
プロセカの人気も含めて、世代を問わず楽しめるカルチャーになってるのが素敵。/“もはやこのボーカロイド文化が一時の盛り上がりが去ったらあっという間に終わってしまうような薄っぺらいものではなくなってきた”
渋すぎるがあまりに濃いダンジョン探索RPG「DUNGEON ENCOUNTERS」は,コマンド選択型バトルの魅力とスリルが詰まっている
アナログゲームっぽいシステムと手触りが記事から伝わってきて、ドキドキさせられた。/“本作は「数字のやり取りの面白さ」「最小限の描写からゲーム世界を想像する楽しさ」など,RPGらしい面白さに満ち満ちている”
他の年の「10月」を振り返る
- 2022年:画像生成AIの価値、“正直”と“誠実”の違い、「知らんけど」の謎
- 2020年:編集の極意、在宅勤務の才能、凡人が天才に勝つ方法
- 2019年:即位礼正殿の儀、やる夫スレ、リングフィットアドベンチャー
- 2018年:平成のネット振り返り、VTuberの多様性、自己の客観視の大切さ
- 2017年:女性問題の未来、手書きインスタ、5ch爆誕
- 2016年:PSVR、情報の正確性、“常識”の在処
- 2015年:マイナンバー、“孤独”の在り方、ネットを再考する季節
- 2014年:悪質バイラルメディア、これからのコンテンツ消費