
毎月恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2025年10月編です。他の年の10月の振り返りも末尾に掲載しているので、お時間のある方はどうぞ!
今月のベストワン
35歳の大人が初めて「ごんぎつね」を読んだらどうなるのか?
- 新作だ!! やったぁ!!! うなぎのシーンを読むのにめちゃくちゃ時間がかかってて笑っちゃった。
- 最後に主観が転換するところ、たしか国語の問題でも使われていたような記憶があるようなないような気がするんだけど、どうだったかな……。
社会・時事
日本から消えた「コーリン鉛筆」がタイで復活…年1億本売れる国民的ブランドに育てた"破天荒な元社員"の執念 借金70億円で倒産…国産鉛筆が22年後に"里帰り"を果たすまで
- 序盤のド破天荒エピソードが、その後成し遂げたことの説得力になぜか繋がっているようにも感じられておもしろかった!
- 世代的には使ったことなさそうなんだけど、このロゴ、じっちゃんばっちゃんちで見たことがあるかも……?🤔
世界がチープカシオを“再発見” 欧米でヒットの理由と魅力
- 小学一年生の時、親から買ってもらって初めて身につけた「腕時計」がこれだった! 「人類のインフラ」とはすんごい評価ですね!?
- そして今この瞬間まですっかり忘れていた、「右下のボタンを3秒間長押しすると画面に『CASIO』の文字が表示される機能」。当時「なんかえいごがでてくるよー?」と不思議に思っていた感覚が急に蘇ってきて、長年の謎が解けた気分だ……!
主人公は「ギャル」と「雛人形師」なのに海外で大絶賛…王道ジャンプ作品に匹敵する人気を集めたコスプレアニメ 海外で日本のアニメがウケる理由がわかった
- 海外(not 日本)ならではの受容のされ方があり、それは決して海外に向けて作られたものではない。文化的な差異はあれど、「等身大の人間関係」が国や地域を問わず刺さるのは納得だし、小説や映画ではなく「日本アニメ」がそのように受容されているのが、なんだか嬉しいな。
楽園か地獄か─「独りの食事」に慣れすぎた私たちを待ち受けるもの
- ここで指摘されているような問題提起も必要だと思うけれど、もともと、「1人で食事をしている人は変(可哀想)」という価値観を息苦しく感じていた人もいたわけで……。
- 「楽園か地獄か」という二項対立ではなく、シンプルに「“食事”のスタイルの選択肢が増えた」とのが現状だと捉えれば、別に悪いことではないんじゃないかなーと思ってる。
生活・学び
一生にいちどレベルのほめを連続して浴びる~ほめられ屋敷開催
- あまりにも最高の企画でニコニコしちゃった。VRChatにも欲しい。ギミックというギミックを詰め込んだ、「褒め」のワールドが。だれかつくって!!(丸投げ)
めんつゆと白だしの違いを理解して使い分けたい
- おもしろかったーーー!!「白だし」と言われて味をパッと再生できないくらいには馴染みがないので、ちょっといろいろ試してみたくなった。
- メーカーさんへの取材を記事の最後に持ってきて、「答え合わせ」ができる構成になっているのもいいなー。
恐竜になって走る「ティラノサウルスレース」 参加してみた
- たまにニュースで見るティラノレース、「盛り上がってるなー」とは思っていたけれど、「年間約1,000レース」は盛り上がり過ぎでは!?
- え、ちょっとなりたいかも。ティラノ🦖
予選が終わってもイベントは続きます。ティラノのままで踊るダンスやだるまさんが転んだなどのレクリエーションが用意されており、体力が続く限り恐竜でいる時間を楽しめました。
ヤギの目をじっと見る
- 「ヤギの目は瞳孔が常に地面と平行になるように調整できる」という話だけでもおもしろいのに、予期せぬ「例外」にまで話が及んでおもしろ〜〜〜!! 何より記事のレイアウトが読みやすいし、写真のヤギさんがかわいい。
30代女、ぬいぐるみと暮らす
- ぬい、いいよね、ぬい。沼の入り口っぽい気もしているのでまだ買ってはいないけれど、ポケモンセンターでデカいぬいを見ると「欲しい……」の気持ちになることは稀によくある👀
考え方
数学のセミナーで発表者が『これをフエンすると…』と板書していたので『フエンって何ですか?』→『漢字が書けないので…』→調べたらその読めなさに驚いた
- 「敷衍」が「フエン」であること、なんとなく「広げる」系のニュアンスがあることは知ってたけど、「わかりやすく説明する」という意味のほうは初耳でふぇ〜!(感嘆)
知らない町で知らない喫茶店を見つけ、中身を知らない日替わりランチを注文してドキドキしながら待っている
- これこれこれ〜〜〜!!!こういう体験、こういう刺激をたまにしておくと、なんというか人生に“ハリ”が出てくるような感覚がある。旅したい。
インターネット
最強の「20周年パーティーお菓子」チョイス王は誰だ!?第16回菓子盆選手権
- 菓子盆選手権、オモコロの企画の中でも印象に残ってるシリーズのはずなのに、「もうそんなに回数やってたんです!?」の顔になってる。個性が出て楽しいよねー。
堀江晶太が語る、周囲からの信頼に驕らないための「メンテナンス」 『VRChat』のいち住人として得られた“得がたい経験”とは
- 首がもげるほどに頷きまくっちゃうインタビューだった……! 一度諦めてしまったことをまた始められる場所であり、「好き」を極めて世界を広げられる場所でもあり、別の人格・姿で生き直せる場所でもあり、ただただおしゃべりを楽しめる場所でもある。
まるでオートクチュール VR服デザイナーが語るメタバースファッションデザインの世界
- この前の「メタバースファッション」を網羅的に解説した記事に続いておもしろかった!!これまでのVRファッショントレンドを年別にまとめるだけでも、一定の傾向が見て取れそう🤔
エンタメ
囍 - 下川林
- すごい読み切りマンガだった……。
- 作品全体を漂う雰囲気と、精緻な絵柄も好きなのだけれど、何より見開きページに圧倒される。ほとんど動きがないのに印象に残る、最後の3ページもすごい。
朝顔 | ビッコミ
- 「に、にんげん〜〜〜!!」という、得も言われぬ読後感がすごく好き。
- 前の読み切りもだけど、普通に生活する中で日頃抱えているモヤモヤの描き方が読んでいてしっくりくるし、「それでもなんとかやっていくしかないんだなあ」という気持ちになれていい。
『ニーハオ、おいしい東京日和。/ZON』-4.深夜の新小岩と担々麺-
- 異国で暮らす人たちの姿が垣間見える情報量もりもりの見開きページと、真っ白な背景にスンッ...と置かれた担々麺(?)のページのギャップが印象に残った。
- 「戻りたくなったら来ればいい」「いつでも帰っていい」というやり取りも素敵だなー。
utopia - 夕暮宇宙船
- 記号として、モチーフとしての「夏」に脳を焼かれているタイプのオタクとして、令和ならではの空気感の漂う「夏」をテーマにした作品に触れて、なんかもうたまらん嬉しくなってる。好き。
テイルズオブデスティニー2に負けたくない
- デスティニー2の戦闘は最初こそ「なんぞこれぇ!?」になるんだけど、テイルズの中ではサクサク操作できてテンポが良く、慣れてくると奥の深さも感じられ、何より秘奥義がハチャメチャにカッコいいので好き。
- 授業中に「魔神煉獄殺」落書き奴〜〜〜!!オレオレオレ〜〜〜!!!
企業から出演を断られ続けた『魔改造の夜』はなぜ出演希望が殺到する番組になったか
- 一見するとシュールな絵面なのに、技術者のみなさんの本気が伝わってくるからアツいのよね……!会社に内緒で参加したトヨタの社員さんが、放送後に社長から直々に激励と表彰状を送られた、というお話もすてき。
他の年の「10月」を振り返る
- 2024年:読書は人生に必要か、育児と3Dプリンター、インプラント体験記
- 2023年:70代でゲーム実況、水彩画おじいちゃん、スティーブ・ジョブズ1.0
- 2022年:画像生成AIの価値、“正直”と“誠実”の違い、「知らんけど」の謎
- 2021年:引用選手権、品川駅の広告炎上騒動、コロナ後のやりたいことリスト
- 2020年:編集の極意、在宅勤務の才能、凡人が天才に勝つ方法
- 2019年:即位礼正殿の儀、やる夫スレ、リングフィットアドベンチャー
- 2018年:平成のネット振り返り、VTuberの多様性、自己の客観視の大切さ
- 2017年:女性問題の未来、手書きインスタ、5ch爆誕
- 2016年:PSVR、情報の正確性、“常識”の在処
- 2015年:マイナンバー、“孤独”の在り方、ネットを再考する季節
- 2014年:悪質バイラルメディア、これからのコンテンツ消費