ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

『天気の子』公開、恋愛不要論、真摯に“文章”と向き合う〜今月気になった話題(2019/7)

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 やっほいほーい!

 今年は梅雨入り以降も涼しい日が続いていたせいか、季節の流れが早いように感じる今日この頃。感覚的には7月に入ったかどうかくらいのイメージなのに、気づけば明日から8月でございます。こっわ! 急に「真夏ゥ!」が来てビビるわ! みんな、体調は大丈夫?

 そんなこんなで前置きもほどほどに、毎月末恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。記事末尾に2014〜2018年の「7月」のまとめ記事も掲載しておりますので、過去の話題を振り返りたい方はそちらもどぞどぞー!

 あ、それと、こちらも恒例の読書まとめ記事もよかったら参考にしてちょ!

社会・時事

全人類は『天気の子』を観よう

「物語の中で叫ばせたいのはこの言葉である」という話、実際に作品を見ていて突き刺さったし、批判覚悟という展開も個人的には大好きだった。何度も繰り返し見たい。

“いつまでも子どもの心を持って生きていたい”

東洋経済の記事だからか諸々の数字にも言及されていて、「ほほー!」ってなりながら読んだ。前々から企画力がすごいと感じていたけど、「流れに乗る力」みたいなのもすごいなー。

週休3日だったら今も前職で働いてたと思う

職種や業務内容にもよりけりだろうけど、このほうが業務効率化・パフォーマンス向上に結びつくケースも結構あると思う。

なんでもかんでも楽しめる人がさいきょー!

いくつになっても好奇心を抱ける人は強いよね。/“遊びを楽しむには、カネよりもむしろ「遊びを楽しむスキル」の方がキモ”

生活

“別にそんなに生き急ぐ必要はないんだよな”

なんでもない日々の営みの中から、ちょっとした情緒を感じられるphaさんの文章が好き。/「人の金で行けるんだったらどこにでも行きます」 ぼくもこれになりたい……。

発想が天才のそれ

「本人は温厚なのに、人形はメチャクチャ汚い言葉使いをする多重人格のやつ」の説明があまりにも伝わりすぎて、笑うよりも前にめちゃくちゃ頷いてしまった。

“宝石のような体験”

好奇心を持って未知の体験を楽しむ息子さんと、その道筋を整えてサポートする筆者さんと周りの大人、その構図がもう眩しい……。

考え方

“「自分という人間を好きに切り取ってもらえればいいや」”

「正解を求めようとすること自体が怠惰で、思考停止だ」という指摘は、仕事以外の多くの場面にも当てはまりそう。ハウツーを学ぶことで活動を短縮することはできても、それだけが答えとは限らないのよね。

“始めてみないと、「恋愛になるかならないか」は分からない”

本来は曖昧なもののはずなのに、わかりやすく極端な形で認識され消費されている「恋愛」の話。いろいろとぶっちゃけつつも、それをこんなにもうまく言語化できているのが、本当にすごい……!

「自分が恋愛を必要としているかどうかを見定めよう」という指摘に納得

恋人がいること、一対一の関係で他者に認められることで得られる万能感(肯定感)は少なからずあるかもだけど、それがすべてではないよね。

世知辛いのじゃ……

年齢的な「老い」というよりは、生活スタイルや環境の変化が要因になることが多い気がする。時間的・精神的に余裕がなくなると、この傾向が加速する印象。

「勧め方」の視点の話もおもしろかった

『ルドルフとイッパイアッテナ』いいですよねー!/“「人に本を勧める時は、フックの多さと強力さを一番に考慮する」というのがお勧めする際の最重要ポイントである”

インターネット

“本来は、誰かに言葉を放つことは、もっと緊張感のあることでした”

過去記事でしか存じ上げなかったけれど、終盤の「文章」に込められた思いがあまりにも真摯で、誠実で、切実で、軽く泣けてくるほどだった。

仲間内で位置情報を共有できるアプリ

一周まわった感じがあるけれど、人混みで合流しやすくなるのはありがたいよねー。ログボやランキング要素は使う動機づけになるし、“察する”コミュニケーションの話も面白い。

“あなたが壊れた時に一番悲しむのはファンや運営です”

由宇霧姉さんの文章、読者に寄り添った目線で語りつつも、同時にご自身の体験を“自分ごと”として語っているので、すっごく説得力があるし強く共感できる。好き。

実質VTuber

最高に夢のある話じゃないか……!日本にはすでに膨大な数のバ美肉VTuberとVBがいらっしゃるけれど。

『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ライダー・キャロル

 世界中で注目を浴びているノート術、バレットジャーナル。その考案者が著した公式ガイドブックです。

 てっきりクリエイティブな人向けのノート術なのかと思っていたら、その方法は驚くほどシンプル。「箇条書き」を中心に据えたメモを積み重ねることによって日々の「自分」の姿を可視化し、客観視し、生活を改善することを目指す──それがこの、バレットジャーナルなのだそう。

 筆者自身の哲学や具体的な事例も数多く登場するため、説得力も強く、共感しながら読めました。単なるハウツー本にとどまらない、本当に「人生が変わる」かもと思える1冊。

『最高のコーチは、教えない。』吉井理人

 プロ野球の投手コーチである筆者が、コーチングの技術について紐解いた本。

 「スポーツの『コーチング』とビジネスの『指導』は、別物なのでは……?」と思っていたのですが、そのような疑念を抱いたのは最初だけ。本書の「技術」はスポーツのみならず、ビジネスやそれ以外の場面にも当てはまる普遍的なものであるように感じました。

 曰く「コーチの仕事は『教える』ことではなく、『考えさせる』こと」。基本理論の説明から始まり、選手としてもコーチとしても第一線で活躍してきた筆者の体験も交えつつ、「コーチング」の技術の本質に迫る1冊です。

『あたりまえを疑え。』澤円

 筆者曰く、「常識に縛られたら、思考は停止する」。

 本書が取り扱うのは「時間」「ルール」「コミュニケーション」など、主に職場をはじめとするビジネスシーンにはびこる「あたりまえ」の是非。そのうえで、誰も幸せになることのない息苦しいだけの「常識」を蹴っ飛ばし、前向きに生きるための考え方を示しています。

 「あたりまえ」に立ち向かう方法がわからずにモヤモヤを抱え続けている人にとって、本書はきっとひとつの指針となるはず。働き方改革が叫ばれ、ビジネスシーンでも価値観が多様化しつつある今だからこそ、読んでおきたい1冊です。

エンタメ

熱量がすごい……!

“漫画家に限らず、どんな人でも、それぞれ脳内に独自の世界が広がっているはず。その人だけの物語が眠っているはず。そして、それらはすべて絶対に面白い。そんな確信を僕は持っています”

「感情を軸に考える」という話がおもしろかった……!

“自尊心とか悩みとか、何を欲しがっているかとか、心の働きみたいなもの全般ですね。それがキャラクターのバックグラウンドにもつながっている”

“シャニマスの絵、いいですよね”

うん! 良い!!(めちゃデカ大声)……と小並感を呟くことしか自分はできないので、めっちゃおもしろく読めた。メロウビート三峰は一枚絵としてはもちろん、コミュも大好き。

ライブ楽しみー!

運営さんがむちゃくちゃしっかりしているというか、言葉にすることは言葉にして、信念と方向性を示し、花譜ちゃん(と観測者)を大事にしながら活動されていることが伝わってくるので、安心して応援できる感じ。

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