毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2022年7月編です。2014〜2021年の7月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
部屋に響いた長女の悲鳴──山田ルイ53世、娘に“正体”を明かした一世一代の「ルネッサンス」
- よかった……よかった……最後の授業参観のエピソードで、ちょっとうるっときちゃった。
- ご本人が書かれている記事でたびたび「隠している」ことを読んでいたので、なんだか不思議な感慨がありますね……。
東京の水はどうやって飲めるようになってるのか?
- めちゃくちゃ興味深い内容だった……!
- 何世代も前の先人の努力があり、今も管理してくれる人たちがいることで、水を使う生活ができる。「蛇口をひねればいつでも水が出てくる」ことのありがたみをひしひしと感じた。
「いいえ」は「はい」の対義語として広く認知されてるけど会話ではほとんど使われていない?→調べてみたら本当に使われてなかった
- たしかに! おもしろ〜!
- 基本的には「いや」とか「ううん」とかで、ギリギリ「いえ」はどこかで使うこともあるかもだけど、はっきりと「いいえ」と発音する機会なんて、何かを読むときくらいですわね……。
- そもそも口語の場合は英語で言う「Yes/No」的な答え方じゃなく、問いに使われた言葉に肯定or否定の語を付け加えて返すイメージ……?
欧米で「Katsuブーム」が起きているのに、日本のカツ専門チェーンが進出しないワケ
- 串カツ田中がアメリカで「Katsu Sando」を売出し中。トンカツやカツサンドなどの「Katsu」にブームの兆しがあるものの、日本の「カツ」とは異なる「欧米式カツ」である――との話。食文化がぐるぐるまわっているみたいでおもしろいなー。
メタバースで行われた発表会に参加 Zoomに比べて何がいいの?
- スライド資料オンリーの一方的な講演形式の発表会なら、たしかに必ずしもメタバースでやる必要性はなさそう。
- 一方で参加者目線だと、質疑応答の場面などで「発言」するハードルの低さがメリットとしてある気もする。
- でもそうなってくると、「そもそも講演形式の発表会自体、リアルでやる必要はなくて、全部オンラインでいいんじゃね?」という見方もできてしまうので、つまるところは「発表会の内容や形式による」というところに落ち着くのかなーと。
- 個人的には、「周囲に他の参加者さんがわちゃわちゃしている空間のほうが足を運ぶ気になる」「デフォルメされたアバターの姿のほうが発言しやすい」といった魅力があるので、企業さんも、趣味コミュニティも、個人単位の勉強会や交流会も、みんなメタバースでやってくれたらいいなーと思います!
生活
「鳥貴族テレワーク」という狂気の仕事法にハマってしまった話 #ソロ貴族
- 読み終えた瞬間、「人は、自由だ。」などとキャッチコピーのような感想が浮かんでしまった。
- 「集団ソロ貴族」……なんて心惹かれるワードなんだ……。
猫は「ゴハン」としゃべるのか?→本当にしゃべってるっぽい
- 「めちゃくちゃ身近な動物」「ネコと言えば『にゃー』のイメージ」などの要素も手伝って、「ネコは喋る」と認識されていなかった説……?
鷹の台に『ノルウェイの森』はなかった
- 湿り気と爽やかさを同時に感じる、不思議な読後感。一見すると自虐的に見えて、でも読んでみると爽やかな風が吹き抜けていくように感じられるのは、地主さんのお人柄と文体の力かしら……。
断言しよう、「ぶどう」の沼は楽しいぞ! ぶどう界のすごい3人で怒涛のトークを繰り広げた【天下一ぶどう会】
- 「天下一ぶどう会」のタイトルからして完璧なのに、集いし3人が「研究者」「生産者」「消費者」というバランスの取れた布陣ですごい。
- そして意外と食べた経験のあるラインナップで楽しい!
- 巨峰って、そんなに偉大な存在だったんだ……!
日本最速の盆踊りと思われる福島県の『はねっこ』よりも輪の進み方が速い盆踊りをご存じの方は是非ご一報ください「ガチで速い」「こんなのもある」
- うわ〜〜〜!! いいないいないいないいな!!!
- この輪に全力で突っ込みたくなるのは言わずもがな、和太鼓でも参加したい!!!
- 記事中でまとめられている、昭和9年生まれのレジェンド・近藤さんのお写真の躍動感がすばらしくて、なんかすっごく元気もらっちゃった。
考え方
略すなら「ヘビメタ」よりも「メタル」がいい だけど好きならそれでいい
- 「だって「好き」って最強の感情ではないですか?」
- わ゛が゛る゛!!!!
- ヘヴィメタルが大好きなNHK秋田局のアナウンサーさんによる、熱量のこもったnote。アツい。アツすぎる。
“なんでも屋”になると損をする、なんてない。
- 読んでてめっちゃ元気出た。このスタンスでがんばりたい。
幸せなときは、口に出して言ったほうがいい。カート・ヴォネガットに学ぶこと
- ともすれば「幸せ」の価値観を周囲から押し付けられがちな昨今、最近見聞きしたどの「幸せ」の話よりも素直に受け入れられた。
- おなじみの「幸せなら態度で示そうよ」の歌詞もだけど、自問自答の一言もすごくいい。
彫師でありながら現役藝大院生 アーティスト佐藤はなえが提案する「1mmタトゥー」
- 人の身体を支持体(物質)として捉えることについての話がおもしろかった!
- ファッションあるいは思想など、多様な解釈ができるタトゥーを「アート」として捉える考え方もいいな。
『嫌いとかではないけど、自分の人生に入る引き出しがない』人気ミュージシャンの曲が"刺さらない"人の秀逸な表現
- 音楽にしても本にしても映画にしても、その時々で自分に“刺さる”コンテンツや体験って異なるし、気分やタイミングの要素も大きいんだろうなーと。
- だから「今はハマるタイミングじゃなかった」パターンもありそう。
- これを「価値観」の話に置き換えると、「定期的に引き出しを整理する」のが大切になってきそう……なんて考えられたりもするから、すごくナイスな表現っぽい……!
インターネット
TikTok LIVE「無言配信」の立役者・夏絵ココさんインタビュー、ライブ配信の新たな可能性とは
- めっっっちゃくちゃおもしろかった!
- 表現手法であると同時に、世界観を構築する要素でもある「無言配信」。記事中で取り上げられているその他の要素やコラボも魅力に繋がっていておもしろ〜〜〜!
「もう、変なことは紙でやったらいい」ウェブの〝カオス〟守るには?
- 今のインターネット……と書くと主語がデカいけれど、SNSの大衆目線ではもはや“カオス”が求められていないような印象はあるよね……。
ビームスはメタバース時代の「百貨店」になる? ビームスクリエイティブ代表・池内光氏に聞く
- アバターは「着替える」ものである、という認識はユーザー目線でも強い実感があるし、ピンとくる表現だけれど、「メタバースは一種のワードローブである」という捉え方はすっごく新鮮で、「なるほどな〜〜〜!!」ってなった。
はてブは性格が悪い人向けのサービスであることに気付いた
- はてブに限らず、「インターネット」 全般に当てはまりそうな指摘だ……!
- 「性格が悪い人」を「自分の好きなものより嫌いなものに対する熱量の方が上回っている人」と定義するのもそうだし、「好きなものがある人は嫌いなものを気にしてる暇が無い」という指摘もそう。
エンタメ
VTuberデビューを目指す人へ 現役VTuber5名が語る、これまでの戦略、ここからの生き方
- ウワーーーーーーーッ!!!! めちゃくちゃ読みたかったタイプの記事だーーーーー!!!!
- そして人選のバランスが完璧すぎてすごい(語彙死)
- いち女のお二人の指摘と、瑠璃姉のTwitterの使い方、ハクノさんによる継続のコツの話に、最後の王子の総括と、特にこの見出し部分が自分の中で「ほんまそれ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しそうな勢いなので、目に入ったVTuberさんにぜひ読んでほしい……。
広大なハイラルで「こじらせゲルド族」を探す旅
- 「文化人類学の話で聞いたやつだ!!!」と思ったら、すでに「エスノグラフィー」とのコメントがあったでござる。
- いや、なにこれすっっっご!? 人間関係もだけど、衣装(意匠)の細かさにビビる。
ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。1
- ウワーーーーーッ!!!! こういうのだいすき!! みんな書いて!!
- 『空の境界』の第一印象が自分と近くてニコニコしちゃった。わかる。矛盾螺旋から「おや…? おやおや…!」ってなるよね。
他の年の「7月」を振り返る
- 2024年:集中して作業する技術、福岡の魅力、東京地下街さんぽ
- 2023年:君たちはどう生きるか、還暦からの学び直し、Twitterの終焉
- 2021年:開会式ピクトグラム、日本史の学び直し、日傘デビュー
- 2020年:おけけパワー中島、東急沿線さんぽ、月収100万円のUberEats配達員
- 2019年:『天気の子』公開、恋愛不要論、真摯に“文章”と向き合う
- 2018年:西日本豪雨、LGBTと生産性、VRの未来とおじさん
- 2017年:勉強とは何か、“わかりやすさ”の怖さ、中高年がハマるポケモンGO
- 2016年:ポケモンGO、ゆとり教育の意味、青春18きっぷ発売
- 2015年:訃報と、ブログと、ミニマリスト
- 2014年:野々村県議、妖怪ウォッチ、読書感想文