2016年7月の話題〜ポケモンGO、ゆとり教育の意味、青春18きっぷ発売


 やっはろー! 梅雨も明けた7月最終日。外に出る機会も増え、この1週間で50kmも歩いちゃいましたよー! HAHAHA! ポケモンGO、むっちゃ楽っすィィィイイィィィ!!

 ――というわけで、毎月末恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。1年前と2年前のまとめ記事も文末にリンクを貼っておりますので、よかったら一緒にどぞー。

 

社会・時事

「ことば」を雑に使って、痛い目を見るのは自分

“アニメを差別、蔑視する意図はまったくなく”との話だけど、「言葉」のプロがその扱いを雑にした結果ゆえの物議だと言えなくもないので、ちょっと残念。素人のブログやSNSならいざ知らず。

世代間対立を煽る言説は、基本的に害にしかならない

ほんまこれ。ゆとりゆとりとボロクソに叩かれて育った身からすれば、「どうせゆとりですよ〜だ!」と開き直る動きが出てくるのも自然な流れかと。/“「ゆとりだからなぁ~」っていう発言に何の意味があるんだ”

ポケモンGO効果が早速、こんなところにも

“2016年6月4日(土曜日)の販売台数を100とした場合、7月24日(日曜日)の販売指数は198.8と約2倍となり、過去2カ月で最も販売台数が多くなった”

生活

自由気ままな根無し草……とはいかないようだけど、うらやまし

楽しそう。短期間のキャンピングカー生活に憧れがあるので、実際に生活してみての感想は読んでいておもしろかった。ただ、思ったよりもアウトドアっぽさはない……?続報も楽しみにしております。

インドだもんね、しかたないね

“落ち込んでたらインド人に「どうしたの大丈夫?踊ろうか?」て言われたことある”

考え方

「私は貴方を知らない」の基本原則

すっかりリアルとの境界がなくなったと思ったウェブも、いまだあちこちで異文化衝突を起こしている今日この頃。それでも「ネット」を楽しもうと書き連ねられた文章は、自然と読んでいて惹き込まれてしまう。好き。

インターネット

白魔術を介してつながるインターネット

闇のインターネットも嫌いじゃないけれど、いとも簡単に他者を巻き込み肥大化し得るし、ポジティブな結果には結びつきつらいのよね……。自作サイトを作っていた頃から、「好き」の気持ちこそが最強だと思ってます。

相手が伝えたいことも読み取れず、読者に“伝わる”記事が書けるの?

こういう場合、本来なら“クローズドなコミュニティ”内で問題を指摘してくれる人が出てくるのが理想なんだろうけど、中途半端にネットで絡んでいるせいか、そうもならないみたい。

コミュニティの「立ち位置」を意識できる人は強い

「わかりやすい正義」を振りかざすのは主に有象無象のコメント群、言わば「ツッコミ」側が多かったように思うけれど、いつからかコンテンツを発信する「ボケ」側の大多数もそれに乗っかるようになった気がする。

さようなら、僕たちの黒歴史

自分にとっては、「ネットコミュニティ」を初めて実感した空間だった気がする。今や残っているかもわからない、中学時代の黒歴史におさらば……お疲れさまでした。 

当然、ブログにも当てはまるやつ

納得・共感のできる指摘ばかりでおもしろく読めた。折にふれて読み返したい。

読みたい本がいっぱい

あまり小説を読めていないので参考に!

買わなきゃ……読まなきゃ……

同著者のコミュニケーション論評『伝わっているか?』がすごく良かったので、これはぜひ読んでみたい。

2周目でわかる、恋と罪と家族の物語

 いじめに立ち向かう少年少女の青春小説であり、独特の構造を持ったミステリーであり、そしてなによりも、喪失すらも温かく受け入れる「家族」の物語。最初に読み終えたときは腑に落ちなかったが、改めて冒頭を読み、再び終盤を追いかけてみたら――とんでもない爽快感が待ち受けていた。

 ひとつの構造が明らかになって、目の前の景色が急に開けて広がるように、物語全体の構造とテーマが一挙に腑に落ちる感じ。そして本当に最後の瞬間、明らかになった主題を知って、確かに帯のとおり、ちょっとだけ涙ぐんだ。残酷ながらも温かく、素敵な物語でした。【感想記事

とある議員の活動記録

 一口に言えば、「議員・山田太郎の表現規制反対運動の経過と実績」を記した一冊。全6章構成の本文に書かれているのは、児童ポルノ禁止法、TPPと著作権非親告罪化、国連特別報告書、有害図書指定といった「表現規制」に関わる諸問題に対応し、表現の自由を守るべく取り組んできた運動の記録。

 守るべき対象を無視して進める規制などあってはならないし、自分が気に入らないものを否定するために問題を矮小化してはいけない。ただ大声で「規制反対!」を叫ぶでなく、付随する問題をも考慮しつつ活動する筆者の方針は、とても納得のいくものでした。【感想記事

至高の家呑みを!!

 セブン-イレブンで購入できる酒の肴とアルコール飲料を紹介した同人誌。その商品数、なんと40種類以上。それぞれの価格・カロリー・内容量・調理方法・原材料に加えて、「ご飯が欲しい度」「肴度」「量」「価格」「手軽さ」といった独自のレーダーチャートも含めたレビュー本となっております。

 味や量といった基本的なポイントにとどまらず、「合いそうなお酒」「こんな人におすすめ」といった切り口の感想も記されており、逆に「○○が苦手な人は注意」といった指摘まである点もありがたい。

エンタメ

そろそろ、答え合わせができそう

ネタ潰しマンだ……!“ふしぎなアメ”はちょっと考えてた。

“やっぱり「ただのいい人」って、ゲームでも現実でもモテないんですよ”

全く知らない世界の話だけど、おもしろかった。/“30〜40代の女性が多いですね。よく「オタク向け」だと思われているのですが、ごく「ふつうの人」があそんでいるんですよ”

ライブ、最高だった……!岸田教団はいいぞ

“たしかにASIAN KUNG-FU GENERATIONに憧れたけど、僕の中ではASIAN KUNG-FU GENERATIONとKeyの麻枝准は同じものだったから。というか、どちらかというと麻枝准のほうが自分にとってのカリスマ度は高かった”

 

他の年の「7月」を振り返る