2015年7月の話題〜訃報と、ブログと、ミニマリスト


 やっはろー! 昨日までひぃひぃ言いながら校正作業をしていたわけですが、電子出版が終わったら終わったで何か物足りない感じ。とりあえず……やるか! スプラトゥーン! アップデートに備えてフレンド増やさ……な……きゃ……。

 はい、毎月末恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。

 

社会・時事

追悼。

自分の少年時代を形作ってくれた企業、そして当時の自分がプレイしていたゲームの作り手として、ただただ衝撃的で残念。どうかゆっくりお休みください……。

もはや「テレビ」云々の問題ではない

捏造以前の問題、というかそれよりも酷いんじゃないかという指摘。わかりやすさと感情の煽りを重視するあまり、言葉が軽く見られている。/“もっともないがしろにされているのは「専門性」だろう”

うーむ

なにこのイケメン。/“デザインが気に食わんとか、何かのパクリだとか知ったことではない。俺は面積が知りたいんだ”

生活

無意識的な「消費」は、自分では認識しづらいのかしらん

しっくりきた。どこかの誰かの受け売りを取り入れようとするのなら、その本質を知るのは必要最低限の前提。/“今、ここにあるのはミニマリズム、ミニマリストではなく「ミニマリスト系」ばかりだと感じる”

そもそも新幹線に乗る機会が皆無なんですけどね!

一声かけられればいいんだけど、もしも相手が難癖をつけてくるようなタイプだった場合、残りの移動時間を気まずく過ごすことに……と考えると、諦めるのが一番安定なのかな。/タコ足先輩を持ち歩こう。

日本酒おいしい、ぐへへ

日本酒好きな人って、聞けば嬉しそうにおすすめを教えてくれるから一緒に飲みに行くのが好き。というわけで、飲みに行きませう。/牛肉コピペ、懐かしい。

考え方

公園でぐだぐだしていたい

こういう取り組みをもっとシェアハウスあたりでできないのかなーと思うけれど、やっぱり実際に企画するといろいろ大変なんだろうなあ……と。

なればこそ、距離と言葉は大切にしたい

どこまで踏み込んでいいかっていうラインも人によって違うから、このバランス感覚って本当に大事。全部抱え込もうとした結果、一緒にぶっ壊れたら元も子もないので。つらい。

判断基準の設け方

ポジティブな内容に関しては「何を」、ネガティブな内容に関しては「誰が」、というフィルターもひとつの考え方としてありそう。/匿名でのやり取りが基本となるネットでは「何を」が評価される印象。

「歌詞」だって「メロディ」ありきなケースもあるでしょうし

「音楽」と一括りにすると幅が広すぎてなんとも……。歌詞、メロディ、曲構成、ジャンル、楽器、歌手、歌謡曲、インスト曲、物語性など多彩な視点があり、複数の要素が組み合わさって「好き」になるんじゃないかと。

インターネット

リアルとネットを行き来して、自分の世界を広げたい

インターネットの空き地作りに貢献してきたアーティストたちが、今はリアルでの「場」作りを楽しんでいる。/“アーティストを見に来るというよりも、「場」自体をみんなで楽しむ雰囲気というのが僕はすごく好き”

意味なき「テンプレ」は……

内容や文体にも左右されるのだろうけれど、本文が数百字程度で「まとめ」や「目次」があるブログは……うーむ。/というか「目次」のほうがよくわからない。「それ、目次必要?」って思う。

「劇薬」というよりは、20代に向けた「中和剤」

 「エッセイ」というジャンルは「自分語り」という自意識の高さが前面に出てくることもあり、文体によっては人を選ぶ印象が強かった。その点、本書は過去語りという側面も手伝って、どこか過去の自分を“別人”として客観視しつつ描き出しているような印象で読みやすい。

 勧めるならば就職活動生、あるいは仕事や働き方に悩んでいる20代若手社員。就活を辞めろと諭すでなく、曖昧模糊な「夢」を追いかけることを勧めるでもなく、「こういう選択肢もあるんだよ?」を示すことで、日々の生活を再考するきっかけとなるのではないかしら。 【感想記事

高校の「世界史」の知識の発展版

 「新・帝国主義」「ナショナリズム」「宗教紛争(イスラム国、EU)」をそれぞれ世界史から読み解き、過去と現在を類比・検討する内容。一口に言えば、「知識欲がある人」「時事問題をニュース以外の視点で捉えたい人」などが対象読者として挙げられそう。

 少なくとも高校の「世界史A」を人並みに勉強していた人であれば「ぜんぜんわからん!」ということもなく、むしろ復習がてら読み進めることができると思う。個人的には、イギリスの教科書の話がおもしろかった。「歴史を考える」ことの大切さ。【感想記事

「ことば」を介して行動をうながすためには

 「大人たばこ養成講座」でおなじみのコピーライター・岡本欣也さんによる、コピーライティング入門本。実際のキャッチコピーを「売り言葉」と「買い言葉」に分類し、その言葉の性質や込められた思いを読み取っていく内容。

 同じ「コピー」であり、同じ「ことば」を使っているにも関わらず、それぞれ性質も効果も真逆になってくるのがおもしろい。短い「コピー」だからこそ奥が深く、「ことば」を考えるにあたっては基本となる視点を説明しているとも言える一冊。【感想記事

 

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