どもどもー。強風吹きすさぶ夜にこんばんは。
「新しいパソコンを買う」という明確な目標(と“その後”の諸々)ができたことで、珍しくいろいろとやる気になっている僕です。お仕事ください。
「よっしゃー! お金貯めるぞー!」と意気込み、かなり節約して過ごした(つもり)の今月。この調子で来月もがんばる……と思いきや、月末のこのタイミングでKindleストアで大規模なセールが始まり、なんだかんだとポチってしまう悲しみ……。いつもよりは控えめだけど。
──という話はさておき、毎月末恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。記事末尾に2014〜2017年の「9月」のまとめ記事へのリンクも貼っているので、よかったら一緒にどうぞー。
社会・時事
すっごくきれい……!
TLにもちらほらと星空の写真が流れていたけれど、それ以外にもこれだけ呟かれているあたり、きっともっと多くの人が星空を眺めていたのだろうなーと。
いつもお世話になってます
記事中にもある「シネマシティのせいで、映画館に通う体にされてしまった」勢です。それまでは料金で足踏みしてたのが、「シネマシティでやってるなら見に行こう」と躊躇しなくなった。
VRは時事
あまりにも濃密すぎて時間の感覚を忘れたし、短時間でもチケット代以上の価値と体験があったと感じられた(ライビュ勢だけど)。次があるならVRで参加したい。そしてこの日を境に何かを決意した人も少なくなさそう。
生活
すっごい超大作!
23区内は適当にぶらぶらしていても「おっ」と足を止めたくなるシャッターアートがあったりして、歩くのが楽しい。関西版も見てみたい。
もうぶっちゃけ立川に住みたい
「マンガが読める銭湯」として聞き覚えがあったけど、これは知らなかった!しかも無料サウナもあるとか、あまりに理想的……!
むっちゃ走ってみたい
“尋常じゃない様子”の渓谷コース、気になる。
考え方
“私はパソコンのおかげで翼をもらったんです”
話が抜群におもしろくて、夢中になって読んでしまった……!実際に会場で聴いたらもっとおもしろく感じられたんだろうなー。
マッサージ、なるほど……!
「別世界への逃避」という点で共感していたら、続けて出てきた“脳みそがマッサージされている感覚”という表現がおもしろい。
呪いの言葉
子供に向けられる「真面目」は純粋な褒め言葉であることも多いけど、それも度を過ぎると呪いになるのかな……と思った。不真面目でも許され、それでいて生き生きしている人を見て理不尽に感じてしまうように。
やるせない気持ちになるけれど、独特の読後感があって好き
「本人は軽く使っているが、容易に人を傷つける言葉」って少なくなくて、だからこそ言葉には無頓着でありたくないな、と思う。
インターネット
極論に振り回されるのに疲れた人も多そう
発信者としては手軽に注目を集めることができ、受け手としては刺激的に感じられるから、SNSでは「強い表現」に引っ張られがち。でも長く続けるならそれが最適とは限らないし、やっぱりマイルドなほうが自分は好き。
つらい
「ネットを特別視すること自体がオッサン・オバサンの表れ」の指摘を読んで身悶える平成生まれです、はい。初めてオフ会に参加した時は「リアルと繋がった!」なんて感動したけど、今や境界線も何もないものね……。
わかる(わかる)
“「いや、おすすめしてるお前だれやねん」「その”おすすめランキング”の根拠はなんやねん」”
ほんまこれ(これ)
“自分の体験からくる物語をいかにリアルに伝えられるかで、面白さと熱量が感じられる魂のこもった記事になる”
「インフルエンサー」という言葉が指す「影響」の意味が変わってきたのかも
もともと「親近感」を高めるツールとして評価されていたSNSが、一周まわって戻ってきたような。/“かっこいい側として個人で活躍したければ、インフルエンサーよりも、クリエイターになったほうがいい”
本
恋の病に薬はないが、「虫のいい話」が人を癒やすこともある
タイトルの「寄生虫」は喩えかと思っていたら、比喩でも何でもなかった。互いの体に巣食う〈虫〉を介して絆を深める、歳の離れた男女の物語。
社会不適合者でもある2人が織りなす関係性は、読んでいて共感できる人、救われたような気持ちになる人も、決して少なくないのではないかと思う。都合の良い話かもしれないけれど、「虫のいい話」が人を癒やすこともある──そのことを強く実感した。
荒唐無稽なようでいて、そうとは感じられないほどに詳細な「寄生虫」の説明も魅力的。著者さんの作品は本作が初めてだったので、他の作品も読んでいきたい。
『恋する寄生虫』を読んで、人間の愛おしい「バグ」に思いを馳せる
本当の自信とは「普通」であること?
プロゲーマー・ウメハラが語る勝負論──かと思いきや、勝ち負けに留まらない「生き方」を紐解いた1冊。仕事にも生活にも無関係ではない、日々を前向きに過ごしていくための考え方をまとめている。
1冊を通して徹底的に論じられているのは、「自分との向き合い方」。他者との関係も必要だが、それ以上に大切なのは自身の内的な成長を自覚すること。そのための方法として、「1日にひとつだけ、その日の成長をメモする」ことを提案している。
後ろ向きになりがちな自分ですら感化される部分が多く、前に進むためのモチベーションを得ることができた。
本当の自信とは“普通”であること?『1日ひとつだけ、強くなる。』感想
30年以上のロングセラーには理由がある!作文の基礎を学べる1冊
「これだけは読んでおけ!」と並みいるライターから勧められていた本。
仕事の企画書だろうが趣味のブログだろうが本格的な小説執筆だろうが関係なく、ありとあらゆる「文章」を書くにあたって抑えておきたい基礎がまとめられた必読書。
ひとまとまりの「読み物」の書き方を紐解いた『理科系の作文技術』に対して、本書はひとつひとつの「文」をいかに「わかりやすい文章」にするかという、ミクロな視点で教えてくれる。
自分の作文力に不安がある人はもちろん、改めて基礎を確認したいという人にもおすすめの1冊です。
『日本語の作文技術』を読んで「文章力を鍛える本」の最適解を考える
エンタメ
デスパーさん、ほんま好き
40代からの再挑戦、マーケティングで得た学び、バズった後の編集者さんの助言、モチベーションの保ち方。いろいろな部分から勇気をもらえるインタビュー。本編の続きも楽しみ。
“マンガ家って楽しい仕事なんですよ”
商業と同人、紙と電子など、いろいろな話が読めておもしろかった!最後の一文がまたすてき。
アツい
“「田中ヒメ」を生み出した人達は、実は関東・関西・九州と全国に散らばっている”/“田中工務店Japan、田中工務店Chinaあわせて総勢30人近くの「工務員」が二人のVTuberを支えている”
他の年の「9月」を振り返る
- 2024年:調べ物の技術、ブラジリアンミク、アメリカの日本ブーム
- 2023年:阪神の“アレ”の写真、霞が関のポンチ絵、中国の川端ブーム
- 2022年:AIイラストの時代、タイニーハウス、スパゲティアイス
- 2021年:編集者とは何か、VTuberの「年齢」考察、2021年のイグノーベル賞
- 2020年:アイマス15周年、池袋の中華フードコート、無思想の怖さ
- 2019年:VRがもたらす革命、Twitterとの距離、なんたらPAY
- 2017年:痴漢冤罪、中国のゲーム事情、シングルCDの思い出
- 2016年:レールを逸れてフリー素材を描く君の名は。
- 2015年:五輪エンブレム問題とネットコミュニケーション
- 2014年:アニメに救われた人、ラジオの意義、著作権問題