毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2020年9月編です。2014〜2019年の9月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
「100分de名著」100シリーズ記念対談 伊集院光さん×プロデューサーA
ずーーーっと気になっているのに、なかなか見ることができていない番組。もうこの対談の話だけでむちゃくちゃおもしろいんだよな……!NHKオンデマンド契約する……?
「アイドルマスター」15周年 600億円市場を生んだアイデアの種
ニコ動で広く認知されるようになり、二次創作も増えて、盛り上がってきたタイミングでアニメ放送。タイトルごとに特色があって、好きな作品を選んで遊べる、気になるアイドルを探せるという、選択肢の広さも嬉しい。
僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか
ひとまずは「大企業はそういうものだから」と自分を納得させつつ、上の立場になるまで頑張る……しかないのだろうけど、時間がかかるほど熱意も削がれて、やがては「そういうもの」の一部になってしまうのかな、と。
フェイスブックが「Oculus Quest 2」発表、33,800円からで10月13日発売
これは買っちゃうかーーー!現状はVIVEでも事足りているけれど、日本市場に力を入れているらしいことからOculus優先のコンテンツも増えそうだし、何よりも周囲に布教したい。
生活
池袋の中華フードコートがほぼ中国
池袋にこんな素敵スポットが!?入り口で入るのに尻込みして、入ったら入ったでめっちゃビビりそうだけど、最後は最高に満足して出てこれそう。
約30年続いたニチレイのフード自販機が近い将来終了?腹ペコを救い続けたホットな秘話
深夜の高速道路のPAで見かけるとテンションが上がるやつ! 近い将来にはなくならざるを得ないのか……。
自動販売機のホットスナックを食べるためだけにホテルに泊まる
ホットスナック、いつも買おうか悩んでやめちゃうから、自販機があるうちに挑戦したい……!そして意味もなくビジネスホテルに泊まるだけ泊まって帰りたい……。
元気ハツラツすぎる「88歳」大村崑が筋トレにハマりムキムキになっていた!
80代後半に差し掛かって「歩くこと、階段を登ることがあまり苦にならなくない」というだけでもすごいのに、写真や動画から伝わるエネルギッシュさ……!いくつになっても挑戦する人の姿はカッコいいな……!
考え方
無思想はなぜヤバいのか
SNSを使うようになって実感したのは、「自分を『普通』だと思い込んでいて、その『普通』の価値観を押し付けてくる人が一番ヤバい」ということかな…と考えつつ読んでたら、結論で笑った。みんなでヤバくなろう。
24歳の弟は、字が書けない(はずだった、怪文書を読むまでは)
連休明けの平日昼間になんて記事を! あったけえ……あったけえよ……。/Kindle版をポチるつもりだったけど、こんなん読んだら紙で欲しくなっちゃうじゃん……!
オタク、家を買う
かなり長いし「家を買う」なんてほとんど考えたことのない自分には異次元の話だったけれど、興味深くすらすら読めた。本人は当たり前のように書いているけど、「貯金を分散させる」って王道かつ本質なのでは……?
新社会人だけどコミュ力コミュ力言われる理由が分かった気がする
就職活動を始めると「コミュニケーション能力は大切!」と意識させられるようになるけれど、実は幅広い意味での「コミュ力」と就活(企業)での「コミュ力」は別物なのよね……。
インターネット
個人サイトについて
“ブックマークは、付ける側はものすごく手軽。他者が書いたものを貶すのも、褒めることに比べるとよほど簡単。こういうものを指標として文章を書くと、平均的な人達が簡単に賛同しやすいものを書いてしまいがち”
SNSへの写真・動画掲載について、ゴールデンボンバーからのお願い
ここまではっきりとわかりやすく明示してるの、すっごい……!一般的にはグレーと言われそうな部分も含めて、「OK」と「NG」を線引きしているの、この分野では割と画期的なのでは……?
デイリーポータルZのバズるコンテンツ企画術は「高カロリー」「芋」「楽しそう」がキーワード
DPZって、みんな好きで書いてることが伝わってくるからいいよね。/“記事にライターの楽しそうな表情の写真があるとウケる。反対に自虐に走ると失敗するので、ライターには遠慮しないで楽しんでいいと伝えている”
まるで一本の映画を観た様な読後感…!漫画『1時間で25人子供を作った男』が面白い
むちゃくちゃおもしろくて、一気に読んでしまった……!そして作者さんが『高級デリヘル120分ループする』の人だということに、コメントを見るまで気づけなかった。どちらも物語の構造が独特で好き。
本
香西秀信著『論より詭弁~反論理的思考のすすめ~』
世に数多ある「ロジカルシンキング」の本とは一線を画した、「詭弁」を肯定的に捉えた変化球の1冊。論理学と修辞学の視点から「議論」を批判し、一般的には「詭弁」と呼ばれ否定されがちな論法について分析と考察を加えていく。
第1章のタイトルからして「言葉で何かを表現することは詭弁である」と断言する本書は、普通ならば「論理的」だと判断されそうな主張すらもその正当性を疑っており、まっこと興味深く読めました。
「罪なき者のみ石を投げよ」は詭弁? ロジカルシンキングを疑う『論より詭弁』がおもしろい
読書猿 著『独学大全』ダイヤモンド社より9/29刊行します
「ぜったいに読むぞ〜!」と思いつつ、予約できていなかったことを思い出した。買わねば。/“ヒトという生き物は、体温を一定に保つメカニズムは持っていても、意志を保つ機能を持ちません”
エンタメ
キャプテン翼でメチャクチャになってしまった人間の話
アツい。/“とてつもない課金をしたわけでも、徹夜はおろか、寝食をわすれたわけでもないけれど、今じぶんは、明らかにめちゃくちゃの中を生きているという実感があります。ひとりぼっちの熱狂の中にいる”
ぼくが面白くなかった『Fall Guys』、妻が楽しんだ『Fall Guys』。対戦マルチプレイゲームでひとりのコアゲーマーが振り返った「楽しい」の感情
「楽しさ」と「面白さ」の因数分解。戦略を考え自身の上達に喜びを感じる「面白さ」に馴染みきってしまった印象もあったので、買っても負けても楽しい、ほどほどの時間遊んで満足できる対人ゲームって貴重かも。
開発スタッフに聞く『リングフィット アドベンチャー』
「そろそろ辞めませんか?」のメッセージはかなり絶妙で、アレのおかげで継続できているプレイヤーも多そう。スタッフさんたちの試行錯誤の賜物であることが伝わる、素敵なインタビューでした。これからも遊びます!
『あつまれ どうぶつの森』で目指した、想像のスキマを残し、可能性を広げる記号的デザイン
「想像のスキマ」を残すこと、言い換えれば「自然な『余白』を意図的に作り出す」ことの大切さ。すごく難しいことだけれど、どんなコンテンツにも不可欠な考え方なのかなーと。
他の年の「9月」を振り返る
- 2024年:調べ物の技術、ブラジリアンミク、アメリカの日本ブーム
- 2023年:阪神の“アレ”の写真、霞が関のポンチ絵、中国の川端ブーム
- 2022年:AIイラストの時代、タイニーハウス、スパゲティアイス
- 2021年:編集者とは何か、VTuberの「年齢」考察、2021年のイグノーベル賞
- 2019年:VRがもたらす革命、Twitterとの付き合い方、なんたらPAY
- 2018年:仕事のやりがい、“真面目”という呪い、クッパ姫
- 2017年:痴漢冤罪、中国のゲーム事情、シングルCDの思い出
- 2016年:レールを逸れてフリー素材を描く君の名は。
- 2015年:五輪エンブレム問題とネットコミュニケーション
- 2014年:アニメに救われた人、ラジオの意義、著作権問題