どもどもー。昨日のブロガーズフェスティバル後、見事に体調を崩した僕です。
いやー、むちゃくちゃ楽しかったし勉強になったんだけど、あまりに充実していて気疲れしたのかしら……。今は微熱でほげーっとしている状態です。まあちょうどKindleストアのセールでポチった本もあるし、そちらを読みつつ大人しくしていよう……。
そんなわけで、昨日はまとめそびれた毎月末の恒例記事、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。末尾に2014〜2016年の「9月」の記事へのリンクも貼っているので、よかったら一緒にどうぞ。
社会・時事
「満員電車を使う」こと自体がハイリスクな現代
“無罪を主張することはリスクが高すぎると考え”るのが当たり前って、そもそもシステムが破綻しているんじゃ……。満員電車に乗って通勤・通学することのリスクすら高まっている印象。
ゲームとカルチャー、ビジネスによって変化する、最新の中国事情
ゲームの話かと思って読みはじめたら、文化や国民性、政治やビジネスにまで話が及ぶ、むっちゃ興味深く示唆的な内容だった。
生活
その地域の情報を発信する代わりに格安で住まわせてくれる街、ないかしら……
楽しそう。こういう生活には憧れるし、実験的にやってみたいなーとは思う……のだけれど、コミュ力と初期費用が……。
“「この格好で行くんですけど大丈夫ですか?」とたずねたら、「死ぬ」と言われた”
「グアナコをどてらで撮影!」の写真、見事なポーズでカメラを構えているどてら姿の地主さんに対して、完全防寒で自撮り棒を片手にガン見しているお姉さん?にじわじわくる。
「場酔い」できる人こそが最強説
店内がむっちゃ混雑してるときとか、ウーロン茶がウーロンハイで出てくるなんて普通にあるよね……。自分は一応飲める人間だけど、“みんなの様子をみつつ、アクセル踏んで”いく感じはすっごいわかる。
細長い&小さい「シングルCD」の懐かしさ
だいたいTSUTAYAで借りてMDに録音、当日返却していた平成生まれです。
これはつらい……
身近なペットはかわいいから大人でも感覚が麻痺してきそうだけど、ペットである以前に「動物」だし「生き物」なのよね……。
考え方
すっごい大切なことが書かれている気がする……!
“だからこそ僕らは、徹底的に生産背景や生産工程にこだわるべきなんです。どんな人前に出しても、臆することなく自信を持って提案できるように”
すべての「わからない」を「嫌い」に変換してしまうのは怖い
子供の「よくわからないものへの好奇心」が「よくわからないものへの恐怖心」に変わるのは、いつ頃なのかなーなんてふと思った。知らない文化への不理解を恐怖・嫌悪に置き換えているケースは、少なからずありそう。
インターネット
SNSごとの特性を意識せず、気軽につながることの怖さ
これは怖い……。SNSごとに特有の性質や文化があるから、それをおさえたうえで使うようにしたい。/“むやみやたらに相互フォローでフォロワーを増やしたところで本当に伝えたい人や伝えるべき内容は届かない”
“炎上しそうなニオイを感じたら、そこには加担しないという選択もできるはず”
「よく知らない分野の話題にはすぐ乗っからない」ようにするだけで、ちょっとした諍いは避けられるはず。静観の姿勢も大切だと思う。
インターネット住民は草タイプ説
考えれば考えるほどおもしろくなってくるやつだ。単なる短縮形に見えて、既存の文法に倣っていたり共通性が見出せたりして興味深い。
本
むちゃくちゃおもしろそう
つよい。/“うしろ足だけで立って歩くのは、劇場の特等席が用意されているのにテレビの画面で森をみているようなものだった”
そもそも一般文芸とラノベの境界線も薄くなりつつあるような
自分の場合は「文章を基準に」して好きなラノベもあるので、極端にどちらかを持ち上げたり貶めたりする必要はないんじゃないかな、と。
フェイクニュースの問題と、ネットメディアの最新事情を概説
世界を騒がせるフェイクニュースの問題と、日本国内のネットメディアの最新事情を紐解いた1冊。
「偽ニュースがいかにして生まれたか」を、これまでのメディアの変遷と共に知ることができるため、門外漢でも興味深く読めるはず。取り上げられているサービスについては、どれも綿密な取材を経てまとめられているので、説得力も抜群。
誰もが「発信者」であり、偽ニュースの拡散に加担しかねない今、ブログでもTwitterでも、日頃から何らかの情報発信をしている人におすすめしたい1冊です。
フェイクニュースの問題と、ネットメディアの最新事情を概説する『ネットメディア覇権戦争』
すべての悩みの原因は“心の反応”?穏やかに生きるための考え方
ブッダの考え方を参照しつつ、日常生活における大小さまざまな「悩み」の解消を目指す内容。「ストレスなく暮らすための考え方」を丁寧に紐解いた1冊として、興味深く読めました。
曰く「悩み」とは「心の反応」であり、嫉妬や執着といった無駄な反応が苦しみを増やしている。なればこそ、変に「反応しない」ことが大切。最終的には「自分に納得できる生き方をする」ことを目指しつつ、原始仏教についても軽く学べる内容となっています。
普段から怒りっぽい人、気分の浮き沈みが激しい人、他人との折り合いの付け方に悩んでいる人などにおすすめ。
すべての悩みの原因は“心の反応”?穏やかに生きるための『反応しない練習』
エンタメ
“アイドルのプロデューサーよりもシンガーソングライターに近い”
複数のボカロPのインタビュー記事を読んだあとだと、“歌わないシンガーソングライター”って、すっごいしっくりくる表現だと感じた。もっといろいろ聞いてみたい。
現場でないと味わえない空気感と、それを言語化する文章力がすごい
わたし男だけどこりゃあ惚れるわ……撃ち抜かれるわ……と頷きながら読んでたら、“「生きてる〜〜〜!!!」”で不覚にも吹いた。でもわかる。
Go Steady Go!「ォオォイェェエッ…ォオン…ォオン」←好き
ほんまかいな……と思って久々にWORLDILLIAを引っ張り出してみたら、思いのほかウォウウォウ&イェエエーーーーィイしてた。/何年ぶりかにこの記事を開きながらMr. ジェロニモを聴いたら吹いた。
趣味と実用を兼ねた語学学習ソフトだ……!
実はちょっとエスペラントに興味があったので、これはプレイしてみたい。Windowsか……。
他の年の「9月」を振り返る
- 2024年:調べ物の技術、ブラジリアンミク、アメリカの日本ブーム
- 2023年:阪神の“アレ”の写真、霞が関のポンチ絵、中国の川端ブーム
- 2022年:AIイラストの時代、タイニーハウス、スパゲティアイス
- 2021年:編集者とは何か、VTuberの「年齢」考察、2021年のイグノーベル賞
- 2020年:アイマス15周年、池袋の中華フードコート、無思想の怖さ
- 2019年:VRがもたらす革命、Twitterとの距離、なんたらPAY
- 2018年:仕事のやりがい、“真面目”という呪い、クッパ姫
- 2016年:レールを逸れてフリー素材を描く君の名は。
- 2015年:五輪エンブレム問題とネットコミュニケーション
- 2014年:アニメに救われた人、ラジオの意義、著作権問題