毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2022年11月編です。2014〜2021年の11月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
初音ミク、アイマス、ウマ娘の「モーション」を担う会社ができるまで
- 小倉唯さんのみくみく踊ってみた、Project DIVA、当時は珍しかったCGライブ、アイマス、アイナナ、ウマ娘、プロセカ、そしてホロライブの振付&ダンス指導――と、あれやこれやのコンテンツの「繋がり」を感じられてウワーーーーーッ!!!!ってなった。
- 「今最も熱い職業は『3DCGキャラの中の人』」という見出しのフレーズがすごくしっくりくる……。まったく別の文脈ではあるだろうけれど、VRChatなどで注目を集めているモーションアクターさんも包含しているように感じられるし、実際これからどんどんアツくなっていく分野なのでは……?
アニメに登場する架空の祭りを現実に開催し、今年で10回目 石川・湯涌温泉「湯涌ぼんぼり祭り」が継続できた理由とは
- ネットで伝え聞く以上に素敵なお話だった……!
- 「地元のお祭」として定着していく過程もだし、最初期の頃に訪れたアニメファンのマナーが驚くほどに良かったことが、今に繋がっている一面はありそう。
- ある文化が定着したり、あるコンテンツが人気になったりするまでには、「最初期に下支えしていた名もなき参加者/ファン」の存在が不可欠。彼らが「個人」として話題になることは少ないけれど、彼らの熱量と好ましい立ち振舞があったからこそ今に繋がっているものって、たくさんあるんだろうな……。
イーロン・マスクがTwitterの全体会議で語ったことがまともすぎて隙がなかった
- 「TikTok的なシステム」の話がおもしろいなー! こうして整理されるとたしかにチグハグなことが多いし、方向性によってはまだまだ成長の余地はありそう。
- Twitterくんが無料で他のプラットフォームへトラフィックを渡してくれている一方で、クリエイターはクリエイターで、なぜか自分の活動よりも「Twitterで数字を伸ばす」ことに注力しちゃう人もいるくらいにはTwitterくんが大好きだから、ある意味ではWin-Winなのかもしれない(?)
生活
鎌倉に一泊しないと、見えない景色がある
- うわ〜〜〜〜〜!!! 写真の1枚1枚があまりにも良すぎて「旅情〜〜〜〜〜!!!」って悲鳴が出そうになった。こんな写真が撮れるなら2泊でもしたい!! 夏にやりたい!!!
「旅行にカメラはいらない」的な本を読んで鵜呑みにしてたけど写真が残ってないとなにも思い出せないと気が付いて旅行中は写真撮りまくるようになった
- わかる〜〜〜〜〜!!!「あえてカメラを使わない」のはそれはそれで新鮮だけど、写真を撮ったほうが記憶には残る!
- 「写真に頼らず、自分の目で見て、五感をフル活用することで記憶に残す」のも発見があるし、楽しい。でも一方で、「ファインダー越しに『どうやって写真を撮ろう?』と試行錯誤することによって、『写真を撮る』という行為も含めて記憶に残す」ほうが、記憶にも記録にも残っておトクっぽい。
出入り自由で好きに遊べる「オタクが集まるハウス」を提案したい!ゲーム部屋、倉庫、ガレージ…夢が膨らむ
- 「オタクに必要なのは『部室』」の一言がしっくりくるなー。
- 「シェアハウス」的なものを考えると途端に難しくなりそうだけれど、適度に集まれる空間としての「部室」なら、程よい距離感で楽しめそう。
考え方
クリエイティブになるには、3種の読書を1000日続けよ | きのう、なに読んだ?
- 大切だと常々感じつつ、でもしばらく実践できていない活動と考え方が並んでいて、背筋がピーーーーン!!!! ってなった。ここ数年、詩を意識的に摂取するようになった一方、論考のたぐいは読めていない気がする……。
私が教わった「相手の話をうまく整理する技術」とは。
- すごく納得のいく話だった! 「悩みごと」にも大小あるけれど、「複数の問題や判断基準が整理されていなくて混乱している」ような場合は、相手の話を聴きながら「整理」するだけでも解消されるケースが結構あるのよね。
- この場合の「話を聴く」という行為には必ずしも「アドバイス」的なものは必要なくて、聞き手は「聴いて、整理する」ことに注力するだけでも相手の力になれる。振り返ってみると、友達とのサシ飲みで「聞き役」に徹するときはいつもそんな感じで聴いてたかも。
わかりやすく話すためには「話しすぎない」というスキルが必要。
- 肝になるのはこの部分かしら。「情報を削ぎ落とす」「話しすぎない」も間違いではないけれど、より正確には「相手のペースで話す」ことが大切。
言い換えれば、知っていることを、すべては話さない。
必要最小限だけ口を開き、相手に話させ、また相手のの理解が追い付くまで、都度待つ。
これが基本的な技術でした。
インターネット
本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日
- 全身全霊で味わう読書実況。あまりにも最高で、示唆にも富んでいて、「読書ってなんだろうな……」って思っちゃったよね……。ティッシュに手を伸ばしながらの一言、「1日もらっていいですか?」が良すぎる。
推しが一次創作なので概念ライブを開催した話
- 「一次創作の推しでライブを……? セルフ受肉VTuber……ってコト……?」と思ったら、まったく別ジャンルだけど文字どおりの内容だったし、とんでもない熱量を浴びて自分まで元気になっちゃった!!
エンタメ
『プロセカ』海外でも人気で200万人が毎日プレイ!1年後には“キャラが進級”することに ― 「人間として成長していく姿を描いていく以上、年を取って学年が進級していくのは当然」
- 「2020年代のコンテンツ」の理想形のひとつのように感じられて、ふんふん頷きながらすんごく興味深く読める記事だった……!
- 既存の「ボカロ文化」とコミュニティを踏まえつつ、世代を問わず「音楽って楽しいよね!」という方向に進んでいて、めっちゃ良い流れが醸成されているように感じる。
ガチでハンターハンター初めて読んだ
- 「25巻 ユピー戦開始前の見開き2ページ」、わかる〜〜〜!! もう読んだのが随分前だから忘れちゃってる部分も結構多いのに、この2ページは目に入った途端「ここ覚えてる!! 好き!!!」ってなったもん!!
いつもの日常とゲームの世界では時間の流れ方が違う?ゲームは”離散時間”で出来ている
- ゲームにおける「時間」の概念を解説しつつ、「衝突判定があるはずの壁を、稀にすり抜けてしまうことがあるのはなぜか」という問題がわかりやすく説明されていておもしろかった!
他の年の「11月」を振り返る
- 2023年:「やばい」の汎用性の高さ、「真逆」の広がり、「なるほど」は失礼?
- 2021年:物事ができるようになる思考法、インディーズ空間、メタバースを面白くするには
- 2020年:同人活動の魅力、VTuberと投げ銭1億円、『鬼滅の刃』担当編集者座談会
- 2019年:4種類のVTuber、演劇の怖さ、一重まぶた論争
- 2018年:誰も傷つけない笑い、バーチャル蠱毒、2018年の鮫島事件
- 2017年:72時間ホンネテレビ、スマホ決済、“普通の人”の定義とは
- 2016年:ネットの問題あれこれ、“コミュ力”の考え方、ポケモン最新作
- 2015年:自爆営業、モバゲーのマキ、「好き」の表現場所としてのブログ
- 2014年:渋谷ハロウィンのゴミ問題、まとめサイトと著作権