2015年4月の話題〜挫けそうな社会人へ贈る言葉、お寿司はおやつ


やっはろー!世間的にはゴールデンウィークらしいけど、そんなの関係ないよ!飲み会の予定しかねえ!ちくしょう!うれしい!!襲い来る5月病にも負けず、来月も更新がんばるぞい。

というわけで毎月末恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。

 

生活

週末の銭湯はヘブン。

あ、3年前の僕がいる。/周りを見ていても新入社員1年目で「入浴」に目覚める人って一定数いるような気がするんだけど、潜在的なものなのかなー。

( ゚д゚ )<ハラショー

(´-`).。oO(ドヤ顔のヴェールヌイが脳裏に……)

回る寿司は、おやつ。

聞いたことはあるけど入ったことはなかった……。行ってみたひ。

考え方

「真面目系クズ」は「真面目」の範疇なのか問題

営業時代、相手と仲良くなって会話を重ね、約束さえ守り続けていれば、必要なときには相手が勝手に買ってくれることを学んだ。ちょっと方向性は違うかもしれませんが。

クラウドソーシングは、闇。

“ちょっとマッチョな発想ですけど、まずはバズるまで書いてみるのもいいんじゃないかな”

客観的視点の作り方、のひとつ

意図せずブログでやってる人もちらほらいそう。

選択ができる人もいれば、できない人もいる

このように「変化しない贅沢」がある一方で、「変化できる贅沢」もあるように思う。

インターネット

ウェブ上の「アンソロジー」のようで素敵

1年前にブログメンバー機能がリリースされたとき、真っ先に「やりたい!」「出てこい!」と思った企画。ただ、複数人体制だと先細りするんだろうなーと考えていたので、期間を設けたのはうまいなー。応援。

「mixi」って通じるのかな……。

「リア友用」「ネッ友用」「趣味垢」くらいまでは思い浮かぶけど、それ以上とは……。親しさのレベルによってランク分けしてるのかしら。

ネタ

あながちネタじゃなく、ガチでやっている人もいそう

素晴らしい……。/“表情筋が死んで何考えてるかわからない、やばい感じの奴にしかできないやり方”、勉強になる(真顔)

自分の見えている世界と、他人の見ている世界は、違う

化け物に見える周りの人間も、彼らから見ればまた自分も異形なのではないかという被害妄想へ。/“自分の頭で考えて私と同じ考えになるべきだ”

早くもくじけそうな新社会人へ向けたメッセージ

本書の主人公は、“その辺にいそうな最近の若者”として描写されているように見える。ちょっとヒネたところがあり、上司に対して独り言で毒づきはするものの、根は真面目。プライドは高く外部からの揺さぶりに弱いが、やる時はやる。

そんな“普通の若者”が追い込まれるどうしようもない過程を描きつつ、「救い」として赤の他人である“ヤマモト”という存在を持ってきているのがおもしろい。一箇所に自分の思考や思想、存在そのものを縛られることの怖さとその対策を教えてくれる、優しい物語です。

多読を避け、良書たる古典を読むべし

むちゃくちゃ時間をかけて読んだ。「思索」「著作と文体」「読書について」の3篇が収録されており、それぞれ要点として、

  • 読書に重大な価値はなく、健全な精神は「思索」から生まれる
  • 思索なき著作に価値はなく、「文体」は主張の所有から生まれる
  • 新刊の多読に価値はなく、「古典」が我々を育て啓発する

と説いている。世間的にも評価の高いレビュアー、読書家の多くが「古典」を勧めていることも、著者の主張の証左と言えるだろうか。広く「本」を考えるにあたって必読の書。

ネットリテラシーのお勉強にも

ネットジャンキーである著者が、中毒から脱するために実践した「節ネット」の方法論。中毒者としての体験談に始まり、無用な情報の断捨離を勧めつつ、最終的に「通信費を見直そう!」という結論に落ち着いている。

ただ、情報の選別にせよ、通信環境の見直しにせよ、「自発的に動かないと流され続けるだけ」という一点では主張が共通しており、またそれに尽きるのではないかとも思える読後感でした。「ネット利用」を見直したい人には、参考になる部分もあるのではないかと。

すべての「コミュ障」におすすめの会話本

世の中に会話術の本は多々あれど、「コミュ障」の視点から「コミュニケーションとは何ぞや」を語った本は聞いたことがない。その点、本書はコミュニケーションが苦手だと感じている多くの人に寄り添う形でその考え方、方法論を提示しており、非常に気づきの多い内容でした。

筆者が最後に書いているように、「コミュ障」な自分を許せないと考えている人、そんな自分をどうにかしたいと考えている人に対して、全力でおすすめしたい良書です。

暖かく、優しい、人生の「途中」を描く

何者にもなれない学生時代、その人生の「途中」を写真の如く切り取った青春小説。恋愛モノでもなく、家族モノでもなく、あくまで純粋な「人間関係」に焦点を当てているような描写は思いのほか新鮮で、読んでいて何より心地の良いものだった。

当たり前に日常を過ごしていると忘れてしまいがちな、一瞬一瞬を大切にする「途中」という時間軸の描き方が素敵。登場人物の誰もが魅力的な、暖かく優しい作品です。

皇国の守護者1 - 反逆の戦場

小説の形で架空戦記を読んだのは初めてだったかな?

一口に言えば、最高。こんなに胸躍る内容だとは思わなかった。

詳細な設定と世界観、政治や経済にまで至る緻密な解説部分を読むのは心地よく、第一線で猛り狂う主人公もまた魅力的。続刊も慌てずゆっくりと読み進めるとして、評価の高いコミック版もいずれまとめ買いしたい。

 

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