毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2020年4月編です。2014〜2019年の4月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
一人暮らしで新型コロナウイルスにかかった話
29歳女性の体験談。ネットに上がってくるのは基本的に「軽症」の方の話だけれど、それでも想像以上に辛くて大変そう……。無事に完治されますように。
オンラインで読書会したら、すごく楽しかった
オンライン読書会、楽しそうでいいなー!各々が持ち寄った本の話を聞くだけでもおもしろそうだし、気になる本と出会えそうだし、読書のモチベーションにもつながりそう。
1ヶ月のテレワークを経て可視化された変化と声「何事もいい面と悪い面がある」
このまとめは「通勤のメリットを再発見した」人の意見が多めだけれど、「テレワーク最高!」と感じている人も相当数いる様子。ってことは、今後テレワークを認めれば、満員電車も解消されてみんなハッピーなのでは?
「ピークを過ぎた芸人」地下鉄ポスターに「笑ってもいいのか迷う」
シンプルに好き。写真もかっこいいし、書かれているコピーの言葉が優しくて。
生活
六本木のスラムで古代コーカサス人のように暮らそうとしたOLの話
あまりにも上質すぎる読み物だったので、「善良な市民のための反社会同好会(仮)……最高じゃん……!」と思ってたら、本格的に活動を始めていて笑った。雑誌読者よりよっぽど“ていねいな暮らし”をしてる気がする。
高齢の母との言い争いをなくしたのは、「パソコンとスマホ」だった
難しいけれど、大切なこと。いつも誰かと関わらざるを得ないのだから、この視点は忘れずにいたい。/“価値観の違う相手とやりとりするには、何か同じものに取り組んだときの「共通な言語」を作っていくしかない”
異国のおじさんは、二度デカい鍋を振るう
いつかの旅先を再訪するって、最高の贅沢だよね……! 調理中の写真がどれも豪快で楽しい。そして最後の1枚「仕事を終えたあとの、美しい一服」が自然体に写っていて本当に好き。
在宅勤務が始まり、いまが人生で1番幸せな春
街中にもネットにも閉塞感が漂う中で、どこかホッとした気持ちになれた素敵な読み物。大変な人も多い中ではたしかに書きにくいのかもだけど、こういう前向きな気づきは記録しておきたいよね。
考え方
他人の自己責任を問わないことから。社会学者に聞く「わがまま入門」
断片的な情報からしか相手のことを知れないSNSこそ、「傾聴」の姿勢は大切だよね、と再確認。/“頭のなかで物語を組み立てる前に、まずは実態を知るところから始める”
見通しはないけど不安はない。京大卒元ニート・phaさんに聞く、老後の話
早くこれになりたい。/“部屋に一人でいて猫をずっと撫でていると、自分と猫の境界線が分からなくなってきますね。猫が自我の延長で、自分の一部のような気がしてきます”
親の呪いを解いて夢を叶えた話
自己肯定感が低い人、あれこれと悩みがちな人ほど、由宇霧さんの文章が刺さるんじゃないかと感じている今日この頃。感想をあえて「紙に書く」ことを勧めているのもいいなー!
インターネット
ブログは死語に!? noteが急成長 コンテンツ課金で作り手を支援
特定のジャンルに限定しない、幅広い分野のクリエイターのあいだで使われるプラットフォームとして定着した印象。ブログサービス以上に気軽に始められる、シンプルなデザインも好き。
カゴメが築く「ファンを夢中にさせる」戦略 わずか2.5%のユーザーに注目したワケ
2015年に始まった、カゴメの会員制コミュニティの話。KPIを会員数ではなく「アクション率」に設定しているのがひとつの肝なのかな。
VR飲みアンケート!結果報告書② VR飲みによるリアルへの影響
哺乳瓶勢、意外に少なかった……!VR飲みをするようになってからの「変化」の回答もおもしろい。基本的にはオンライン飲み会と変わらないのかもだけど、VRならではの特性も垣間見える感じ。
エンタメ
この10年でゲームシナリオ業界に起こった5つの変化──それは『チェンクロ』『グラブル』『FGO』から始まった
FGOは1章後半以降、本当に夢中になったし、終局特異点の盛り上がりはすごかったよね……。個人からチームへ、シナリオ制作会社とライター事情の話はまったく知らなかったので、そちらも興味深く読めた。
前作を4300時間プレイした「どうぶつの森おばあちゃん」、ついに『あつまれ どうぶつの森』を始める。
おばあちゃんかわいい……!僕もこんなおじいちゃんになりたいな。/“「パスポート写真を撮る」とたぬきちに言われ恥ずかしがるが、孫から「ゲーム内でだよ」と即座のツッコミ”
「あつ森」の博物館はどうすごい? 一級建築士に聞いてみた
むちゃくちゃおもしろかった! あれ、グレーチングっていうのか……! この記事のおかげで「グレーチング」と「上げ床」を覚えた。細部の造りに感心しっぱなしの流れで「これは完全に違法ですね」は笑う。
執筆経験なしアラサーが半年間で二作完成させて電撃小説大賞に投稿するまで
最後まで書ききるだけでもすごいのに、初挑戦でここまで体系的に考えながら試行錯誤できるの、ある種の才能なのでは……!受賞してもしなくても、創作活動は続けてほしいな。
他の年の「4月」を振り返る
- 2024年:“祈り”としての創作、インプット座談会、テキスト操り力
- 2023年:生成系AI、KOTY休止、13,000円の防音室
- 2022年:偽文書研究、継続のコツ、観察力の鍛え方
- 2021年:僕がスカートをはく理由、優秀さについて、ドリキャスがつないだ縁
- 2019年:令和元年、着物を着る理由、魔法のiらんどの今
- 2018年:イラク日報文学、サブカルムカデ委員長、前向きなネガティブ
- 2017年:マストドン普及、けものフレンズとコンテンツ論、ネガコメの行方
- 2016年:理不尽な研修、“ゆとり世代”の疑問
- 2015年:挫けそうな社会人へ贈る言葉、お寿司はおやつ
- 2014年:退職した新入社員への説得、ネット上に数多ある“おすすめ”