毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2022年8月編です。2014〜2021年の8月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
「サンリオ時間」は、未来の笑顔を創る指標。
- ありとあらゆるコンテンツで五感の奪い合いが行われている現代において、「夢中時間」と「寄り添い時間」の考え方はすっごくしっくりくるし、おもしろいな……!
- というかもう、この言葉選びからして素敵でいいな……。むちゅうじかん……よりそいじかん……。
止まらない血、中学3年生の余命宣告…『涼宮ハルヒ』『ひだまりスケッチ』『コードギアス』声優・後藤邑子と“人気絶頂で姿を消した背景”
- 全3本のロングインタビュー。想像以上に壮絶すぎて、最後まで一気読みしちゃった。
- お寿司屋さんのエピソードからして運命的だし、それ以上に、ご本人の行動力があまりにもすさまじくてドキドキさせられた。アニサマの3人の写真で軽く泣きそうになった。
- 人間関係や数字に対してたびたび見聞きする指摘だけど、人生経験ゆえの重みがすごい……。
キッザニアとはいったいなんなのか?子ども労働施設の実態を暴け!
- キッザニア……なんて恐ろしそうで楽しそうな社会空間なんだ……(子供がいたら連れて行きたい)(だがそんな予定はない)
【ドドンッ!】有名YouTuberが使ってる『効果音ラボ』の実態に迫る
- 銃声を録るために海外へ、鳥の声のために奄美大島へ、ブレーキ音のためにサーキット通いなどなど、めちゃくちゃ手間とお金がかかっていてヒェッってなった。お世話になってますマジでありがとうございます。
“仕事猫”グッズが現場に次々進出中 導入のきっかけや現場での評判を中災防に聞いてみた
- めちゃくちゃ現場に貢献している……!
- コメント欄にもあったけれど、もともとはコラ画像として盛り上がりミーム化していたものが、回り回ってちゃんと作者さんの仕事に結びついている……って考えると、そういう意味でも素敵な展開だ……。
生活
ふるさと納税でオリジナル音頭を頼んだら、予想を超える音頭が届いた
- すっっっげーーーー!!!
- テンプレートを使って作る選択肢もあったのに、それじゃあもったいないとオリジナルを一から作成。お互いに熱意があったからこそ完成した「作品」であり、しかもそれが「ふるさと納税」きっかけというのが素敵すぎる。
ラーメン二郎の店長に素人の作った家二郎を食べてもらう会
- すさまじい企画だ……! 店長さんの懐の深さと、こだわりと自由さもある二郎マインド、そしてラーメン作りの難しさと楽しさが伝わってきた。お店で食べるときは、ありがたく味わっていただこう……!
「写ルンです」のレンズを再利用した「Utulens」がエモ楽しい
- まず商品の発想からしてすっげえ!!
- そして切り取られた石神井公園の風景が、なぜか自分の少年時代の夏の情景に重なる不思議……いとエモし……。
アラフォー同人女が20年ぶりにコミケにサークル参加したらほぼ異世界転生だった件
- めちゃくちゃ異世界転生でおもしろかった……。そしてなにゆえ!?!?
同人を辞めてネットゲームにも飽きていろいろあって、なんとなくセキュリティが趣味になりました(急展開)
考え方
漫画家・よしながふみが語る「自身の作品」と「社会の変化」——拡がる漫画表現
- 「具体的な表現である限り、絶対誰かを傷つける」の一言が目に入るやいなや、背筋を伸ばしてあれこれと考え出してしまった。創作・表現・価値観にまつわるバランス感覚が見て取れる、折に触れて読み返したいインタビュー。
- マンガをはじめとする「作品」を通して多様な価値観が描かれるようになったことで、変に“常識”を押し付けてくる人は減った気もする。それでも、「恋愛をしないのはおかしい」と話す人もまだ多いのよね……。
相手に動いてもらえないのは、一言目で“地雷”を踏んでいるから 仕事でも私生活でも役に立つ、人を動かす「伝え方」の極意
- 「普通は」「常識的には」でわからせようとする場面、めちゃくちゃ見聞きするやつだ……!
- 仕事でも生活でも当てはまる、「コミュニケーション」の大切な観点を再確認できる対談。
幸村誠×諫山創が初対談!互いをリスペクトし合う2人が「ヴィンランド・サガ」を語り合う
- すんげえ対談じゃないですかやったーーー!!
- 作品づくりの話もだけど、自ら生み出した「キャラクター」に対して、お二人がどういう気持ちを持っているのかが垣間見えて興味深く読めた。
インターネット
思索、瞑想、チルアウト……海外VRChatアーティストたちが表現した夢の世界を訪ねて
- おそらくは文面でのやり取り? ということもあって個々の回答は比較的シンプルなのに、全体を通して読むとクリエイティブ精神が渦巻いているように感じられてゾクゾクした。
- 「自然は究極の巨匠です」に深い含蓄を感じる……。
メタバースもうダメじゃね?
- 個々の指摘は納得のいく内容である一方で、記事に対するコメントで挙げられている「ゲーム」分野のメタバースは、たしかに流行っているし定着している印象もあるよね。
- 特にVR方面のメタバースに関しては、まずデバイスが普及しないことには人が集まらないし、人が集まらなければお金も集まらないだろうから……。かと言って、胡散臭い切り口でお金のにおいを漂わせるのはノーサンキューなので、難しいところでありそう。
- どちらかと言えば、「世間的にはメタバースであるとは思われていないが、メタバースの特徴を兼ね備えたプラットフォーム」が先に広まって、将来的にVR/AR系のデバイスが普及した際に、すべてを掻っ攫っていく。そんな世界線もありそう。
AIに思い通りの絵を描かせられるのは誰だ! 「Midjourney」指示力選手権
- AI活用において「指示」が重要な要素になったら、人間側に必要なのは総合的な「国語力」と「知識」になるのかな。語彙力だけでは不十分で、適切な言語化能力が不可欠。その「言語化」に際しても、多分野の知識が大前提になってくる。
- それってつまり、「教養」……ってコト!?
- と脳内でツッコミが入ったのだけれど、テクノロジー分野であるAI活用の場面において、人間側に求められるのが人文知やリベラルアーツの領域になる……と考えると、なんかめっちゃおもしろいな……。
フォローフォロワー時代の終焉
- 実際にアルゴリズムが変化しているのかどうかは抜きにしても、「これからの時代のインフルエンサーに求められるものは、『広さ』より『深さ』である」という指摘はまず間違いないんじゃないかしら。以前からずっと言われていた気もするし!
他の年の「8月」を振り返る
- 2024年:好きと嫌いの活かし方、予測不能な広辞苑、フェイクドキュメンタリーの現在
- 2023年:メタゲーミング、言葉の意味の変化、自分語りが読まれない理由
- 2021年:陰謀論と洗脳、言語化する能力、リングフィットRTA
- 2020年:いのちの輝きくん、10年残る故人ブログ、感想文の書き方
- 2019年:初音ミク誕生12年、都市のVR化、無意味の意味
- 2018年:カメ止め現象、写真の在り方、VRとAIが作る世界
- 2017年:叶姉妹とコミケ、非会社員の稼ぎ方、インスタ映え
- 2016年:PCデポ問題、安倍マリオ、ゴルスタ炎上
- 2015年:言葉と文章、ネットにおける「表現」の話
- 2014年:内定辞退、餃子の王将、無報酬問題