今年の新語、画像生成AI、コスパを意識しない人間関係〜今月気になった話題(2022/12)


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毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2022年12月編です。2014〜2021年の12月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!

 

社会・時事

「今年の新語2022」ベスト10|三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」

  • 輪をかけてしっくりこなくなりつつある流行語大賞に対して、「今年の新語」のホッとする選出がしみますわ〜〜〜!!

三笘薫“奇跡の1ミリ”、あの“証拠写真”を撮影した外国人カメラマンに直撃取材「なぜ撮れた?」「地上50mからニッポンのゴールを待っていた」

  • この数日間で何度も何度も目に入っていたあの写真、頭上から人の手によって撮られた1枚だったんか……!
  • 限られた4社しか入れない、高さ50m近く、幅1.5mほどの不安定な足場。しかも約12kgの機材を身につけた状態で約2時間、「日本側のゴールが撮れれば」と待ち構え続けた結果の1枚。すごい。

うつ病の自分が『DEATH STRANDING』を遊んで、“実感”を取り戻した話ーーコロナ禍を経て改めて感じられた小島監督が伝えたかったことを考えてみる

  • 淡々とした筆致で紡がれる言葉の数々に、未プレイながら自分ごとのように読み耽ってしまった。「実感する」ことの大切さ、仰るとおりだよなあ……。実感することが、自己肯定感と生きる活力につながる。

「桜井政博のゲーム作るには」は非常に低い確率が何層も重ならないと実現できないチャンネルだった

  • さいっっっこうに濃厚で貴重なお話が盛りだくさんのインタビュー!
  • お金と手間暇をかけてあんなにも良質なコンテンツを発信してくださっていることが、本当にもうすごすぎる……。
  • こここここ高評価率99.6%〜〜〜〜〜!?!?(海外だとさらに高いとの話) そんなの、ジャンルを問わず実現可能な数字なんです……!?

コミケ参加翌月に逝った兄「意地が勝ったね」闘病支えた妹が語る敬意

  • 年始に読めて良かったと心底から感じる、素敵な取材記事。「本が墓標になる」の一言が刺さった。

生活

名建築ホテルを実測スケッチで味わう。「アマン東京」「LANDABOUT TOKYO」「hotel hisoca」など 一級建築士 遠藤慧さん

  • わ! こういうの好き〜〜〜!!
  • VRChatで過ごすようになって以来、「建築」とか「インテリア」とか「意匠」とかを意識的に見るようになったのだけれど、そもそもデザインの知識がないので「なんか好き〜〜〜!!」くらいの感想しか持つことができていない自分がいる。

群馬の自宅につくった“防音しすぎないスタジオ”で、最高の音を。音楽家・mabanuaさん【作家と家】

  • うわ〜〜〜!! 何から何まで素敵!!!
  • 「多くの仕事をすることがステータスになる時代ではない」「量よりも内容を重視したほうが、相手にとっても自分にとってもプラスになる」という指摘が刺さった。
  • 「音」は繊細、という話はしばしば耳にするけれど、自宅で音響を重視した空間づくりをするとここまでこだわる必要があるのか……! コンクリートは防音性が高すぎる、木も質感によって変わるから硬すぎず柔らかすぎず、さらに木の張り方も意識しないと音が濁ってしまう――と。

熱海でしか見れない、ユニークな町並みがある

  • ウオオオオオオオオおもしろかった!! 並ぶビル群の窓ガラスが階段のようになっている、坂道の写真がすごく良い。写真を撮りに行きたくなる。

渋谷「シェアラウンジ」5時間食べ飲み放題のビュッフェが熱い!超進化した渋谷の楽園で至福の一人飲み

  • お値段を見ると躊躇するものの、5時間使える作業スペースとして利用できて、漫画や雑誌も読み放題、さらにこれだけ豊富なバリエーションで飲み食いもできると考えると、かなり惹かれるものがある……!

考え方

最近、他人との間に“壁”を感じるあなたへ。社会学者に聞く「コスパを意識しない人間関係」のあり方

  • 「なんとなく感じてしまっている隔たりを取っ払うために、“壁”の定義を変えてしまうのもありなんじゃね?」という提案のようにも読めますねこれ!
  • 「友達」と考えると一気にハードルが上がって、それが“壁”になっちゃうから、「知り合い」と捉えて自分の中でハードルを下げてみる。

プロゲーマーのウメハラさん『格ゲーが流行った当時のゲーセンは井の中の蛙でみんなが“オレが世界一”だと思っていた、今はそんな錯覚をする場もない』

  • ネット対戦もランク分けされてはいるし、技量に関係なく大勢が参加しているから勝てることもある。でもそれはそれとして、「最初から世界が相手」であることは間違いないものね……。もちろん、それで燃え上がる人も相当数いるとは思うけれど。
  • ゆうきまさみさんが「ぬるま湯」を「孵化するのにちょうどいい温度のゆりかご」と表現しているのがすごくしっくりくる。

個人開発で食べられるようになるまでに、しなかった事

  • 開発者さんのお話だけど、コンテンツにも当てはまりそうだと感じられた。
  • 「市場や競合の調査はしなかった」というお話になるほどなーと。本当に自分が欲しくて作りたいものなら、自分の頭の中から勝手にアイデアと改善策が浮かんでくる。市場の動向に左右されず、速度感をもって開発に打ち込める。

【なるべく意識を低く保て】 書けないと悩む人のための、原稿の書き方

  • 「無料で公開しちゃっていいんですか!?」レベルの方法論では……!
  • 自分の執筆スタイルもこちらに近いけれど、ここまで明確にステップを踏めてはいないので参考になる……助かる……🙏

インターネット

調べて、整理して、発信するのが好き。「とほほのWWW入門」管理人が26年間も更新を止めない理由 

  • Webサイト運営26年! これほどまでにネット上での活動における「継続」の大切さを実感させられるお話はそうそうないのでは……! その原動力が「好き」の感覚というのもすてき。

画像生成AIの激変は序の口に過ぎない

  • たった数ヶ月でこれだけの展開があったわけだから、「来年の今頃はどうなっちゃってるの〜〜〜!?」と思わずにはいられない分野。
  • もちろん、記事中でも言及されているように問題も多いので、そのあたりも考慮しつつ新しい「技術」として定着・発展していけばいいなあと。

【報告】ねとらぼを退職しました(&この10年でやってきたこと振り返り)

  • お疲れさまでした!! まさに「ねとらぼの人」というイメージで拝読しておりました。「長年読んでいるメディアの運営裏話」としても興味深く読めたし、「ネコとジャーナリズム」の話がめっちゃおもしろかった。

米津玄師が「KICK BACK」の歌詞について述べていた発言を聞いて「米津、もうやめてくれ…」と辛くなった話

  • 米津さんの発言よりも、まとめられているツイ主さんの考察が刺さった。幸不幸の「量」は比較できないはず。だけれど比べて、自ら絶望してしまう。
  • ままならない苦悩や不幸や絶望を、自分の言葉に置き換えつつ、それでいて他人からも共感される「表現」に落とし込める人。最近読んだ本にも「クリエイターは希望ではなく絶望の中から生まれる」という一文があったけれど、その「絶望」を、解像度の高いまま「作品」にできる人は本当にすごい。

この本がスゴい!2022

  • 1冊目で「オッ」となり「『ぱらのま』いいよね〜!」となったものの、そういえば途中までしか読めていなかったので読みます! そして『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をすでにポチっていたことを思い出したので年末年始で読みます!!

エンタメ

【工作】コタツから出れないので『強制的に人を追い出すコタツ』を作ってみた

  • おそらく人類は、この「コタツ記事」をあと20年は超えることができないと思う。
  • いつもながら記事中に挿入されるダイナミックgifがズルいんだけど、それ以上に「空高く打ち上げられたコタツ」の写真が美しすぎるな……。

【アップデート】現役小学生にインタビューして、令和の小学校あるあるを完成させよう

  • えっ!? 給食に!? パフェが!? ちょっと小学生に戻っていいですか!?
  • 「あるあるあるある!!」の音声が楽しそうでニコニコしちゃった☺
  • 💩を茶化す人がいない小学校……マジでやさしい世界すぎて最高だな……世界は日に日に良くなっている……。

新海誠、エンターテインメントを語る。未公開インタビュー

  • モノづくりや何かを発信するにあたっては避けられない暴力性を認めつつ、それでも「エンタメだからこそできることがある」との言葉。
  • 葛藤を抱えながら、狭間で揺れながらも物語に向き合う姿勢が、新海さんらしくもあるように感じられて、だから自分も映画を観るたびに感情を揺さぶられるのかなと思った。

佐久間宣行(テレビプロデューサー)×林士平(『少年ジャンプ+』編集者)【仕事術からエンタメの未来まで】炎の20,000字対談!

  • うおおおおすっげえ対談!!
  • プロデューサー・編集者目線の「ヒット」や「コンテンツ」のお話もだけど、純粋に好きな作品についてあれこれ語っている部分もめっちゃ楽しい。

結束バンドの神アルバムはこうして生まれた!TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』長谷川育美×三井律郎×岡村 弦スペシャル座談会(後編)

  • Spotifyで聞いていて、「あ、これラストの曲っぽい」と感じていたフラッシュバッカー。めちゃ好き。
  • それにしても制作2年かあ……! そりゃあ最高のアルバムになるし、同時に“2枚目”も期待したくなっちゃうよね……!

 

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