毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2020年5月編です。2014〜2019年の5月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
中国産CGアニメがディズニーやピクサーを駆逐する――市場規模1兆円「中国映画ビジネス」
この連載、めちゃくちゃおもしろかった!映画館に行けるようになったら、いの一番に観に行きたい。
「あつ森」博物館は恐竜の最新学説に則った展示をしている? かはくの研究員に聞いてみた
冒頭でいきなり過労死の心配をされているフータ……。/“フクロウだし、鳥の考える進化の仮説は僕らと違うのかも”っていう指摘がおもしろいし素敵だなー。
ありま猛『連ちゃんパパ』がなぜか突然ネットで流行 「スナック菓子感覚で摂取できる地獄」など悪夢のような感想が集まる
28話のゾッとする読後感と「おかえりなさい!(ニコッ」は、しばらく忘れられそうにない衝撃だった……。
生活
目に映るものの名前をできる限り知りたい
各界の有識者の知見が集まり、その視点をお借りすることで世界の解像度が上がっていく展開。あまりにもアツすぎる…!自分には「ガラスだ」「アンテナだ」としか読み取れないものにも、種類と名前があることを知る。
もうこの世に存在しないものをGoogleストリートビューで探したら、思い出に出会えた
電子の海を漂う、現実のかつての残り香。こうやって過去の街並みをVRでも巡れたら……と思うけれど、データは残っていてもVR化は難しいのかな……。
1週間VR体験実験 168時間VRで過ごす
前回の72時間に続いての挑戦記録!読みごたえあってすごい……!長時間潜っていない自分ですら「鏡を見て自分の顔に違和感を覚える」ことがあったので、1週間も過ごしたらどうなるんだろう…という不安と期待がある。
リングフィットとフィットボクシングどちらを買うか迷っている人へ
フィットボクシング……地味に気になってたので助かる!今のところはリングフィットが楽しいし、有酸素運動はたまにジョギングをしているものの、天気や花粉で外に出れない日もあるし。
考え方
いつも不完全燃焼だった42歳。追いつめられて頑張りに優先順位をつけたら、本気で生きられた
無思考に一心不乱に一生懸命になるのではなく、選択肢を減らすことの大切さ。/“ぼくに必要だったのは、自分のがんばりに優先順位をつけざるをえない、選択肢が極端に少ない状況に追い込まれることだったのだ”
平田オリザ氏炎上にみる、コミュニケーション教育は「他者と相互理解する能力」を害しているという現実
この件にとどまらない「コミュニケーション」の問題の話として、めっちゃ興味深く読めた。ネットでもプレゼン的な“コミュ力”が重宝されているように見える一方で、真に必要なのは「理解する力」なのかなと。
アバターであることのメリットは美少女になる事だけなのか?バ美肉を超えた『こころ』のコミュニケーション
自分が漠然と感じていたことが言語化されているように思えて、ぶんぶん頷きながら読んだ。/“バーチャルにおける性は実質ファッション程度の意味合いしか持たない”
インターネット
令和だしそろそろ姫の封印を解かないか ~胸に矢が刺さってて結晶化してる金髪のヒロインが出てくるアニメ~
最高に「インターネット」って感じで好き。これだけ「あれじゃね?」の声が集まって、いまだ不明だなんて……。
アーリーインターネットのオタクたち、そろそろ人生の半分くらい同じHN名乗ってセカンド本名になってる?
今やHNで仕事している人も珍しくないし、本名で呼ばれると違和感を覚える……なんて人も結構いるんじゃないかと思ってる。
突如現れたバーチャルビデオチャット「spatialchat(スペチャ)」のすごさとは?
参加者のビデオウィンドウを動かして距離を調整することで、会話の声が大きくなったり小さくなったりするバーチャル会議システム。すごい。これ実質、誰でも使える簡易VRChatみたいなものでは……?
SNSでお仕事を受注したい人に読んでほしいnote
“素敵で優秀なのにツイートがちょっとね、ってシチュエーションは今までかなり目にしてきました。そしてそれは本人には伝わることはないです”
エンタメ
「昔のゲームの方が想像力を刺激されて良かった」は本当か
ドット絵ゆえに表現できない(されない)「余白」の部分について、あれこれと想像を膨らませて楽しんでいた一面はあるかも。もちろん今だって余白はあるけれど、限られた情報だからこそできていた解釈もありそう。
テニミュの「空耳」動画 著作権違反もスルーされた理由
すごいな……。途中の「熱」の話も面白い……!/“もちろん著作権法上は違反しているんだけど、ユーザーは面白がってやっているし、直接的な損失はないんです。だから、せっかく楽しんでいるからいいのかな、と”
中国ロリータ・モデルの美しさが圧巻! 業界トップカメラマンが作品で語る魅力
ふつくしい……。ファッションとして着飾ることの楽しさと、アートとしての創意工夫の数々が垣間見えて素敵。
他の年の「5月」を振り返る
- 2024年:攻めの休養、虹色のきもの、中高生にSFを読んでもらうには
- 2023年:TikTokブレイクの真理、思考の整理法、成功は運か努力か才能か?
- 2022年:“正しい日本語”という幻想、“わかりやすさ”の呪い、リアルとバーチャルの境界
- 2021年:ポストクロッシング、ハルウララとの出会い、うざい広告
- 2019年:令和ちゃん、映画料金値上げ、バーチャルとファッション
- 2018年:生産性と幸福度、“○○離れ”の元祖、リアルとバーチャルの狭間
- 2017年:経産省の文書、学問と倫理観、おじさんウケするサービス
- 2016年:コンテンツの楽しみ方、オバマ氏と折り鶴、ガルパンBD発売
- 2015年:ネットとメディアと著作権
- 2014年:“新入社員のタイプ”の無意味さ、ラノベの変化