毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2023年5月編です。2014〜2022年の5月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!
社会・時事
「テレビにもラジオにも出ないアナウンサー」というアナウンサーがいまして、最近こんなことを考えている、という話。
- たまたま目に入って、思わず最後まで見入っちゃうくらいには印象に残る番組だった……!
- 記事中にはないけれど、高瀬アナのコメント「声なき声を聞こうとし、言葉にしようともがき続ける存在」がよかった。
米紙の疑問「なぜ日本には架空の世界の生き物がこれほど存在するのか?」 | 新たな「妖怪」が生まれる小豆島
- 「自分たちの近くにいてもおかしくない、不気味だけれど意味ありげな存在」を、まとめて「妖怪」として扱ってきたそのわかりやすさも一因にありそう。そこに水木先生や柳田国男の功績があるのはもちろんとして。
成功は運か努力か才能か?についての考察
- 話題になったタイミングで読みそびれていたのだけれど、めっっっちゃ腹落ちする内容だった!
- 個人的にも感じていたいくつかの要素を線で結んでもらいつつ、「そこに繋がるのか!」という気づきもあって楽しい。
- 「うまくいっている人の大多数は試行回数が圧倒的に多い」から、自分で試行錯誤を繰り返すのが一番の近道……のはずなのだけれど。
- 短期的な成果を求めてネット上に蔓延る“それっぽいノウハウ”ばかりを参考にした結果、自ら試行回数を減らして遠回りしてしまう人が後を絶たない問題、あると思います!
「世界史」の世界史
- 10年前の講義だけど、無料で見られちゃうのすごいな〜〜〜!?
- 世界史は年齢を重ねれば重ねるほど勉強するのがおもしろくなると思ってる。
生活
【初心者必見】大学生が「メンズメイク」で超イメチェン!就活にも使える!?プロに教わるメイク術
- 目元の印象がめっちゃ変わるな〜〜〜!!
- 自分も同じく無印の化粧水を使っているのだけれど、「まずは濡れた状態で塗る」のは初耳。そーなのかー!
まだ本気を出せるうちにわんこそばを食べに行く
- 恐山氏の一言「死ぬまでウェーブが続くタイプのゲームみたいですね」が的確すぎる。FGOなら「残り99体」とか表示されてるやつだ。
- 一度は挑戦してみたいけど……とか言ってるうちに挑戦しておかないと、あっという間にキツい年齢になりそう。
サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな
- こんな晴れやかな大学時代は自分にはなかったけれど、文中で描写されている鬱屈した感情には心当たりがあって、一気に最後まで読んじゃった。
- 自分とは無縁の世界の人の経験談でも、それが至極個人的な話で、内面を掘り下げているからこそ、自然と共感できる。なんとなく背中を押してもらえたような気持ちになる、素敵な読み物でした。
考え方
肉体言語で考えてごらんよ。安宅和人×糸井重里
- 「夢は小さいほうがいい」の話が印象に残った。
- やれることが増えれば、夢も自然と大きくなっていく。たしかにそうかも。
周りのすごい人と比較してしまう時などに良かった思考の整理法を紹介します
- 最近やってないけど、ダルかった時期に似たことをして楽になっていたので効果ありそう。
- 「悩む」=「考えるフリ」は耳が痛いけれど、実際に「考える」ための作業に取り組もうとする意識は大切。
ある校閲が「軽率に参加したい」というオタクワードを「気軽に」という意味で紹介→モヤついた方々の言語化能力が高い
- 用途が広がった結果、特に「周囲へ行動を促す」ような場面では「気軽に」のニュアンスも含まれるようになった、という印象。
- 自虐の意味合いを含む自発的なオタク方言としては、コメントにもある「後先考えずに」「軽はずみで」が近そう🧐
修学旅行を否定する声もあるが、東京や大阪を「自分にも行ける場所」と実感できない子たちもいる
- 「聞いたことはあるけれど、実際には行ったことのない土地に行く」という体験から得られる刺激はすごい。
- 海外旅行がまさにそれだけど、「普段は行かない地方に行く」だけでもちょっとした異世界体験になると思ってる。
- 広島からしまなみ海道をチャリで走って、初めて四国に上陸したときは軽く感動したし、香川でうどんを食って「うどん」の概念が書き換えられた瞬間はすごかった。
- なので最近、たとえそれが国内の身近な県であったとしても、旅行は「お手軽異世界転生」だと思ってます。
インターネット
令和の子どもってYouTubeで何観てるの?座談会
- 真っ先に出てくるのが「ゲーム実況」で、しかも「Roblox」のタイトルが挙がるのを見て、マジで子供たちに人気なことを再確認するやつ〜〜〜!
- 記事中にある「【ASMR】アンパンマンのおもちゃをタイヤで踏んでみた!!」の発想と内容とサムネイルのインパクトがすごすぎて、「YouTubeで活動する人はこれと戦わなきゃいけないのか……」と“強者”の存在に打ち震えている。
沙花叉クロヱ×戦慄かなの、経験したからこそ言えるTikTokブレイクの真理 戦慄「そもそも“売れる”と“バズる”はやっぱり違う」
- めっっっちゃくちゃ為になる対談だーーー!?!?
- 「バズりたい」と考えている人は必読。読んでほしい人が4人は思い浮かんだ。
【科学ホラーミステリー】変なAI
- 引き込まれて一気に読んじゃった!
- ホラー的な恐怖感は少なかったけれど、読みながら「ウワーッ!!」ってなる部分がちょこちょこあっておもしろかった。
1日スマホとパソコンを本気で断つ
- 逆にスマホはまだなんとかなりそうだけど、パソコンを絶たれるほうがキツいかもしれない……!
- スマホ電源OFFでぶらり途中下車の旅とかやってみようかしら。
本
10代の頃、私を作った3冊の本
- なんてショウペンハウエルを読み返したくなる読み物なんだ……! と思ったけれど、そもそも『読書について』以外の著作を積んでいたんだった。読まねば。
エンタメ
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」シンプルな枠組みに詰め込まれたキャラクターの“アイコン”
- 本作を楽しめた人も、ちょっと引っかかった人も、どちらも納得しながら読めそうなバランスの上で書かれたレビューだと感じた。すごい。
- この映画の本質を「マリオというキャラクターの『ライブ』」と指摘している点がおもしろ〜〜〜!!
- 批判的なレビューでは「問題」として捉えられていた本作の構造や物語展開について、「マリオというキャラクターを『映画』という媒体で描くにあたって現れた『特徴』」として捉えつつまとめているので、純粋に楽しんだ人でもすんなり読み進められる感じ。
「アイドルマスター SideM」は防災の未来に大きな光をもたらした――ナゴヤ防災サミットが振り返るFRAMEとの「お仕事コラボ」の1年間
- すんごいボリュームのインタビューだけど、アツいお話がてんこ盛りで一気に読んでしまった!
- 「アイマスのユーザーは“ファン”ではなく“P”だからこそ、アイドルのために能動的に動いている」というお話になるほどなと。
連載20年で刊行100巻。『解体屋ゲン』はなぜこんなにも長く読まれ続けるのか?【前編】
- 「SNSでたびたび話題になる漫画」のひとつ、という印象が強かったけれど、もう20年も続いてたんだ……!
- 「最新巻を含む1〜100巻を全部買っても990円」と聞いて、さすがにポチった。
【VR Live】kinu 5th live "はじまりのおわり”
- 1月のサンリオVfesで披露された、キヌさんのライブのアーカイブ公開!
- 久しぶりに見返したけれど、映像で見るとまた違った良さがある。いや、それも当然、カメラワークやカット割りを考慮しながら映像を作ったクリエイターさんたちの技術があってのことだとは思うけれど。
- カメラワークで思い出したけれど、フェス当日2日目のサンリオ公式配信のカメラワークも良かったよねえ……。ギターのパートを真上からぐるぐるまわして映すのはすごかった。
他の年の「5月」を振り返る
- 2024年:攻めの休養、虹色のきもの、中高生にSFを読んでもらうには
- 2022年:“正しい日本語”という幻想、“わかりやすさ”の呪い、リアルとバーチャルの境界
- 2021年:ポストクロッシング、ハルウララとの出会い、うざい広告
- 2020年:メタバース、冷凍矢ガモ姫、連ちゃんパパ
- 2019年:令和ちゃん、映画料金値上げ、バーチャルとファッション
- 2018年:生産性と幸福度、“○○離れ”の元祖、リアルとバーチャルの狭間
- 2017年:経産省の文書、学問と倫理観、おじさんウケするサービス
- 2016年:コンテンツの楽しみ方、オバマ氏と折り鶴、ガルパンBD発売
- 2015年:ネットとメディアと著作権
- 2014年:“新入社員のタイプ”の無意味さ、ラノベの変化