やっほやっほー。ワシじゃよー。
梅雨をスルーして夏が来たんじゃないかという陽気が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は早くも部屋のゲーミングPCが悲鳴をあげはじめ、今から真夏が心配でなりません。冷房のない部屋にデスクトップPCを置くのは、やっぱり愚の骨頂だったかしら……。
さて、というわけで毎月末恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。過去5年ぶりの5月のまとめ記事も文末にまとめておりますので、興味のある方はそちらもどぞー! 去年の記事を確認してみたら、「バーチャル受肉」したいって書いてた。微妙に叶っちゃってるじゃん……。
社会・時事
はじめてだもんね、しかたないね!
今日も令和ちゃんがあわあわあたふたしてると考えたら、すべてが許せる。
お二人の話をずっと聴いていたい
前回に続き、とてつもない熱量と情報量に満たされた対談だった……。/“「文学なんか何の役に立たない」と言われていますが、文学って「今この場所」から離れる強力な方法ですよ”
バーチャル x ファッションが融合する最前線
「リアルでVTuberのデザインを身にまとう」のも「バーチャルで大好きなVTuberその人の姿になる」のも、刺激的で楽しい体験。ファッションに無関心な自分も、最近はアバターをかわいく着飾るのが楽しくて仕方がない。
いつもシネマシティの会員料金(1,100円)で見てます
100円くらいなら感覚的には大差ないものの、それでも付加価値がなければ割高感はある気もする……。実際、会員料金で安くなる映画館以外で観ることはほとんどなくなったし。
姫路城と大阪城が売上の2位3位というのにびっくり
そういえば子供の頃、夏休みの市民プールに泳ぎに行ったあとは、いつもセブンティーンアイスを買って食べていた思い出。
生活
“元記事ではオチにスシローを使っていたのに、なんて懐の深い寿司屋なんだ”
記事を書いて連絡が来て取材に至るまでの流れが最高にインターネット感あるし、すばらしいネタばらしだ……!(寿司だけに)
「自分を突き動かしてきたもの」っていう切り口がすっごく素敵
アニメやマンガといった個々の作品にも、世間的な評価とは別に人の数だけ思い出があるんだよなあ……と。
これすき
「arigathanks」「chotto a minute」は積極的に使っていきたい。
“人間が頑張るためには希望が必要だ”
旅先でうっかりこんなノリで歩くことがあったけど、「景色に変化がない」のは本当に苦痛だった……。街中って、本当に情報量が多いんだなって。
考え方
徹頭徹尾すべてが共感できて、軽く感動を覚えるほどだった……!
みんなそんなに記号的に他人を見ているのかしら、と。必死に俳優さんの名前を引っ張り出したら全員に「誰?」って顔されるし、どうすりゃいいの……。
ねこかわいい
環境を変えることの大切さはしばしば耳にするけれど、「コミュニケーションのスタンスによって人間関係が変わるかもしれない」というのはあまり考えたことがなかったかもしれない。
いつも相談者さんに寄り添った、本当に素敵なアドバイス
コメントにもあるように、自分も気づかないうちに傲慢になっていないか、上から目線で意見を押し付けていないか、ふとした時に不安になる……。
「読まない・下げない・さぼらない」
プレゼンでは「読まない・下げない・さぼらない」の3つをやってはいけない、との話。どれもこれも納得できる……のだけど、ハードルは下げてなんぼ、とも思ってる。
「いつ趣味とプロが入れ替わるかわからない」
役に立つか立たないか、コスパが良いか悪いか、意味があるかないか。そのような「良し悪し」を問いかけてくる人も減った気はするけれど、ふとした瞬間にそう問うてくる、自分の影もある。騙されないぞ。
インターネット
オタクは基本、ハンドルネームで活動してるイメージ
世代はあまり関係なく、所属クラスタの違いなんじゃないかと考えてたけど……これも、自分の観測範囲の問題かしら。
“朝も夜もブログのことを考え続ける生活も、それ自体が楽しい”
誰もが楽しく取り組めて、書き手も読み手もワクワクさせられる「ブログ」の姿。ビジネスやお金稼ぎの手段にするのも悪くはないけれど、自分はこういうスタンスで書いていたいし、そんなブログを読みたいと思う。
何がネタで何がマジなのかわからなくなる……
就活でよく見かけるタイプの謎の意識高い系胡散臭いアカウント!就活でよく見かけるタイプの謎の意識高い系胡散臭いアカウントじゃないか! 生きていたのか!
本
『読みトレ』吉田裕子
文章力を学ぶ以前に必要となる能力「読解力」の基本を学べる入門書。
- 文章を誤解や曲解なく読みとれる
- 書かれている要素の重要度を判別できる
- 内容を自分でまとめられる
の3つに読解力を分類し、それぞれを身につける方法をまとめています。
本当に基礎中の基礎から「読み方」について紐解いているため、普段は本を読まない人にもおすすめ。それこそ「学生時代は現代文の授業が大嫌いだった」という根っからの文章嫌いにも勧められそうな、平易な内容となっています。
「文章」の学び直しをしたい大人にこそ、ぜひ手に取ってほしい本。
まずは「読む」。社会人に必要な「文章力」を鍛えるトレーニング
『それでいい。』細川貂々、水島広子
ほかのどんな本よりも読みやすい、対人関係の入門書。
「ネガティブ思考クイーン」を自称するマンガ家さんが精神科医を訪ね、「コミュニケーション」について掘り下げて考えいくコミックエッセイです。
対人関係療法を参照しつつ、自己肯定感を育むことを目指していく内容。「それでいい。」をキーワードに、ひとつひとつ順を追って、自身を認めるための考え方を丁寧に紐解いていきます。
この本を読み終える頃には、あなたもきっと「これでいい。」と思えるようになっているはず。自分にも他人にもちょっとだけ優しくなれる、素敵なエッセイです。
『最強の暗記術』本山勝寛
よくある暗記本──かと思いきや、本書が示す「暗記術」は受験や試験の場面のみを想定したものではありません。
ビジネスシーンや私生活でも使えるほど汎用性の高い暗記の技術──「人生を豊かにするための暗記術」を、3つに分けて教えてくれます。短期集中型のインプット作に使える暗記法を基本として、知識や考え方を長期スパンで身につけ血肉とするためのアウトプット暗記術も紹介。
特に忙しくてインプットするばかりになっているビジネスパーソンなどは、本書から多くを学ぶことができるのではないでしょうか。
『複業の教科書』西村創一朗
一時的な副収入を目的とした「副業」ではなく、本業とは別の活動によって人生の可能性を広げようという「複業」の視点。近年よくニュースでも聞かれるようになった、パラレルキャリア的な考え方を解説したのが本書です。
筆者曰く、「本業だけではできない “やりたいこと” へのチャレンジ」こそが、複業の特徴であり魅力なのだそう。「やればやるほど、本業にプラスの影響を与える」というシナジー効果が生まれる点も複業の強みであり、具体的な事例にも触れつつ説明しています。
世代を問わずおすすめできる、これからの「働き方」の教科書です。
エンタメ
“フォロワー数を集めなくても、幸せの価値は密度で最大化できる”
最後の「売上の話をするな」という部分を読んで、めっちゃ気になってきた。/“みんなが自己表現をできて、それを面白いと思う人たちがファンになってハッピーな気持ちになれば、自然にお金も集まってくる”
地域格差ネタは万国共通!
ウケるんかーい!……と思ったけど、ライバル関係にある地域や、田舎と都会の境界線など、地域ネタはどこへ行っても普遍的なものなのかな。
他の年の「5月」を振り返る
- 2022年:“正しい日本語”という幻想、“わかりやすさ”の呪い、リアルとバーチャルの境界
- 2021年:ポストクロッシング、ハルウララとの出会い、うざい広告
- 2020年:メタバース、冷凍矢ガモ姫、連ちゃんパパ
- 2018年:生産性と幸福度、“○○離れ”の元祖、リアルとバーチャルの狭間
- 2017年:経産省の文書、学問と倫理観、おじさんウケするサービス
- 2016年:コンテンツの楽しみ方、オバマ氏と折り鶴、ガルパンBD発売
- 2015年:ネットとメディアと著作権
- 2014年:“新入社員のタイプ”の無意味さ、ラノベの変化