毎年の恒例行事。世田谷区たまがわ花火大会に行ってきました。
はなび
連れにスーパーカメラマンがいたので、自分はきれいな写真どうのというよりは、いろいろと設定を適当にいじって遊んでいたような格好です。知識も技術もない人間が花火を撮影すると、こうなる──ということで。
変わらぬ花火と、変わった目線
公式サイトによれば、2015年の来場者数は39万人だったとの話。とんでもない人混みに翻弄されつつも、ひと夏の良い思い出になりもうした。いやー! やっぱり夏は花火ですね! 自分で燃やすほうはしばらくできていないけれど。
子供の頃はおじいちゃんおばあちゃんを手をつなぎ、隅田川花火大会に行くのが習慣だったけれど、ここ数年はこちら。昔と比べれば、身体も精神も環境も何もかも変わってしまったけれど、それでもなお変わらない「花火」は、いつの時代も夏の風物詩として大好きでござる。
とは言え、数十万人も集まれば、混雑やらマナーやらも問題になってくるもので。人混みに慣れている自分としては(コミケ的な意味で)、そこまで不便さ・不快さを感じるほどではないものの、お年寄りや家族連れにとっては悩みの種でもあるんじゃないかとふと思った。
その点は、いわゆる「有料協賛席」を確保することで、一応は棲み分けができている……のかな。お値段を見たところ、思わず「Oh...」なんて呟いちゃったけれど、ライブチケットなんかと比較すれば妥当、むしろ諸経費を考えれば良心的ですらあるのかもしれない。
何はともあれ、花火大会が終われば、8月と夏の終わりも見えてくる。例年通りの季節の催し物を変わらぬ思いで享受しつつ、徐々に変化しつつあるものにも目を向けつつ。この夏の総決算を迎えた先には、実りの秋。そして、年末の足音が聞こえてくる。