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とあるアラサーのワクチン接種日記①


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 新型コロナウイルスのワクチン接種に行ってきた。

 てっきり自分はもっと遅くなるものかと思っていたら、まさかの7月上旬。接種券が届くどころかワクチン情報も市報などで見聞きする機会が少なく、「うちの自治体さん……ちゃんとやってる……?」と不安になっていたところに、まさに青天の霹靂でござった。

 「弊社の職域接種、家族もできるってさ~」という妹氏からの電報を6月下旬の週末に受け取り、その場で速効で予約。そして月曜日には爆速接種。──速い。速すぎる。「生きる速度が違う」って、こういうことか。のんべんだらりと秒速5cmで生きる僕のような泡沫フリーランスは、防疫の波にも取り残されるものかと思っていたのに。

 

ワクチン接種の流れ(職域接種/モデルナ)

 月曜日。前日はワクワクして眠れなかった──ワクチンだけに──なんてことはなく、しかしどうやら眠りは浅かったようで、なんとなく寝不足感を覚えつつ起床。いつもどおりにメシを食らい、推しVTuberの朝配信のアーカイブをチラ見しつつ、仕事の連絡が来ていないかを確認。準備ができたら、いざ出発。

 久しぶりに電車で都心へ出て、駅直結のトンデモ高層ビルディングへ。この手のビルにはたまーに仕事の打ち合わせでおじゃますることがあるけれど、そのたびにドキドキする。あまりにも自分が場違いすぎるように感じて。周りを行き交う人たちは、はたして僕の何倍の年収を稼いでいるんだろう……ふぇぇ……。

 「○○社 ワクチン接種会場 △階」というエントランスの案内に従い、エレベーターで某社のオフィスへ。──うっわー! おしゃれオフィス! おしゃれオフィスじゃないか! 妹氏は普段こんなおしゃれ空間で仕事を……と思ったけど、そういえばずっとリモートワークだったんだった。おうふ……世知辛きご時世……。

 でもそれはそれとして、やっぱり素敵オフィスでの打ち合わせはモチベーションが上がるわよね……などと考えつつ。オフィスの受付には向かわず、案内の立て札に導かれるままワクチン接種会場へ。ここからは、職域接種当日の流れを順番に振り返ります。

① 検温

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 あらかじめコピーして記入しておいた「予診票」を、接種会場入り口で提出。運転免許証で本人確認を行い(マイナンバーカード他でもOK)、その場で検温。腕に向けてピピッと瞬時に測れるタイプのやつ。

 表示された体温は……35.6℃

 ……え!? ひっく! などと、思わず声が出そうになるくらいの体温に我ながらビビる。いや、まあ体温なんて発熱したときくらいしか測らないけれど……ワイの平熱、少なくとも36℃は超えてなかったっけ……?

② 受付

 己の低体温っぷりに首を傾げつつも、接種会場へ。受付で予診票に記載漏れがないかを再確認し、改めて身分証を提示して、本人であることを確認。接種時間もチェック。

 問題がないことが確認できたら、会場内の待機列へ。「列」と言っても、ソーシャルディスタンスに配慮して並べられた椅子に座る格好。この椅子の配置……なんとなく、就職活動のグループ面接を思い出して胃がキリキリしてくるわね……。

 受付がスムーズに行われていることもあってか、あっという間に埋まる椅子の列。少しでも座れる人を増やすべく、慌ててオフィスからも椅子を引っ張り出してきているらしい社員さんを眺めながら、しばし待機。マジでお疲れさまです……。助かってます……。

③ 予診

 サクサクと……というか想像以上のびっくりスピードでどんどこ列が進み、あっという間に自分の番に。お医者さんに予診票を渡して、口頭による簡単な診察を行う。

 いくつかチェックポイントがあるらしく、それによって接種の可否と、接種後の経過観察時間が変わるらしい。気になることがあれば、遠慮なくここで質問しちゃおう。

 ちなみに自分は、以下のようなことを伝えました。

  • 「ちょっと寝不足かもですねー」
  • 「食べ物や薬のアレルギーは多分ないっす」
  • 「あ、でも花粉やハウスダストに弱いタイプのポケモンです」
  • 「それと猫アレルギーですね……ねこ……好きなのに……ねこ……」

 そしてどうやらお医者さん的には、「猫アレルギー」がチェックポイントだった様子。これを話したところ、「あ、それじゃあ念のため、接種後の待機時間を30分に伸ばしておきますねー」と伝えられました。(稀ではあるものの)アナフィラキシー反応が出る可能性があるのだとか。

 その他にも、小さな疑問にも丁寧に答えてくださったお医者さん。「アナフィラキシー反応が出るなら30分以内」「もし反応が出たとしても、すぐに対処すれば問題ない」「会場にはそのための看護師が待機している」「経過観察中に少しでも具合が悪くなったら、すぐにお声がけください」などなど。

 実のところ、副反応にちょっと不安もあったので、ここで不安を限りなく薄められたのは本当によかったです。まっこと助かった。ありがたやありがたや。

④ 接種

 接種自体は、本当に一瞬。看護師さんに予診票を渡して、自分の名前を伝え、腕を出して、ブスッ、と。はい、おしまい。

 「筋肉注射は痛い」という話もあった気がするけれど、まったくそんなこともなく。他の予防接種との違いもわからないくらいで、チクッ&チューッで終わってた。……うん。「チクッ」だった。さっきは「ブスッ」って書いたけど。対戦ありがとうございました。

⑤ 接種済証の発行

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 チクッ&チューッが終わったら、その先に用意されているブースで、1回目の接種が済んだことを示すシールををゲット。

 予診票とは別にあらかじめプリントアウトしていった「接種記録書」に、シールをペタッと貼ってもらう。「こちらの用紙は2回目の接種でも使うので、なくさないように取っておいてくださいね」との話。りょ。

⑥ 接種後の状態観察

 ここまで終わったら、あとは経過観察を残すのみ。予診時に決定した15分間or30分間を、会場内のスペースでほげーっと過ごす。

 こちらの接種会場はめちゃ広おしゃれオフィスということもあり、おそらくは普段も休憩スペースとして使っている場所を、まるっと接種後の状態観察の場所にあてていた様子。めちゃくちゃ見覚えのある商品の映像を眺めつつ、ぼーっと30分間を過ごしておりました。Twitterをしながら。

 そんな休憩スペースで目を引いたのが、看護師さんの姿。ちょうど全体を見渡せる場所に看護師さんが座って待機していらっしゃり、いざという時には即座の対応が可能。周囲には「経過観察中にこういう症状が出たら……」という貼り紙もあり、万全の体制が整っているように見受けられました。

~状態観察後~

 何事もなく30分が過ぎたので、そのまま帰路へ。

 13:00過ぎに受付をして、会場を後にしたのは14:00頃。終わってみれば、経過観察の30分を含めても1時間かからないくらいの高速接種でございました。お世話になりました。

 さーって、このまま副反応が出なければ万々歳なんだけどなー! 何もないといいなー! HAHAHA!

こんな副反応が出ました

 ──とまあ、そんな都合良くいくかといえば、そんなことはなく。自分も人並みに副反応でおぅんおぅん言うことになるわけです。

接種当日

 最初の違和感は、接種当日の帰宅後。

 14:00過ぎに接種会場を出て、途中でちょろっと寄り道しつつ、帰宅したのが16:00前。遅い昼メシをもぐもぐしたしばらくあと、普段の「食事後の眠気」とは少し違った、強めの眠気に襲われる。……まあそういう日もあるべと、いつもそうしているように、椅子を倒して20分程度の仮眠を取ることに。

 17:10。仮眠から目覚めると同時に、接種部に痛みを感じる。と言っても「いだいよぉマ゛マ゛ぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛!!」などと、のたうちまわるようなものではなく、肩から腕にかけての部位に小さな鈍い痛みがじんじんと響いているようなイメージ。たしかにこれは、「筋肉痛」という表現がしっくりくる。なるほどなー。

接種翌日

 一夜明けた、接種翌日。

 相変わらず腕の痛みは続いているものの、生活には支障を来さないくらいのレベル。着替えも問題なくできるし、重い物でなければ痛い側の左手でも持ち運べる。ちなみに同じアラサー世代でも、副反応が大きく出る人は着替えも困難なくらいの痛みが続くようなので、自分はマシなほうだったらしい。

 午前中は普段どおりにスタバで作業するも……14:00頃に、ふと違和感。久しく感じていなかった「熱っぽい気だるさ」をうっすらと感じて熱を測ると、36.9℃。これは……「微熱」判定でよろしいかしら? まだギリギリ、「平熱よりもちょっと高い程度」で説明がつきそうだけれど。

 16:00頃に改めて熱を測ると、37.3℃
 ……こりゃあもう疑いようもないっすね。

 18:00前には、37.8℃まで上昇。その後、寝る直前まで何度か計測してみるも、変わらず37.8℃を維持していた。頭痛などの症状はなかったものの、さすがに38℃近くともなるとダルいので、おとなしく過ごすことに。仕事の会議は聞き専モードになってました。

接種翌々日

 朝起きた時点で、「あ、もう大丈夫っぽそう」という実感。案の定、体温も平熱まで下がっていたので、そのまま平常運転に戻すことに。やったぜ。ちなみにその2日語には再発性角膜びらんでダウンするのだけれど、それはまた別の話。

「スポドリはいいぞ」

 そんなこんなで、ワクチン接種の1回目はスムーズに完了。副反応でダウンしていたのも半日ほど、という結果に。とはいえ「若い世代ほど副反応が出やすい」という話もあるし、ある程度は準備をして臨むのがいいのかなー、という感想です。

 副反応の出方も十人十色なので何とも言えないけれど、発熱に備えるのは悪くないように思います。接種翌日は仕事を休んで、あとはスポーツドリンクを準備しておくのもいいかも。解熱剤があれば確実なんだろうけど、どうやら今はどこも品薄っぽいので……。

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 ちなみに「スポドリはいいぞ」とは、うちの妹氏のアドバイス。

 そこそこ重めの副反応が出ていた妹氏は当初、「インディホラーゲームみたいな悪夢が……ムクドリの群れが……」などとうなされていたのだけれど、「ポカリを飲んだら回復した! やべえ!」と元気になっていたので。ただでさえ水分が不足しやすいこの季節、スポドリは準備しておいて損はないんじゃないかしら。あとはゼリーとか。

 2回目の接種は、8月上旬の予定。

 世間的には何やら「でぇじょうぶか……?」とツッコみたくなる報道も目に入ってくるものの、まずは無事に接種できることを祈るのみ。でも接種が終わっても今の引きこもり(=遠出しない)生活は続けるだろうし、急に何かが大きく変わることもないのかな、と。

 これからも外食は避けつつ、飲み歩いたり集まったりする機会もまだしばらくはないのだろうけれど。それでも少しずつでも状況が良くなって、「よっ! ひっさしぶり~!」なんて友達と遠慮なく顔を合わせて話せる、そんないつかの日常と再会できたらいいな。

 

※2回目はこちら↓

参考資料

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