年始に売りそびれた同人誌/CD/Blu-rayを買い取ってもらう

同人音楽CD

 ――とかくオタクの部屋は物が多くなりがち。

 普段からBlu-rayやグッズを買っているアニメオタクは言うに及ばず、年2回のコミックマーケットに行くタイプのオタクならば尚更。薄い本が積み上がり、CDは棚に詰め込まれ、部屋のスペースは日に日に減っていく一方。

 そうやって部屋が圧迫され、やがて自分の空間がいっぱいの「好き」で満たされていく様子を見て、僕らは満足げな笑みを浮かべるのです。

同人誌の山

 とはいえ、自在に空間を拡張できるVRならばいざ知らず、リアルワールドには物理的な制約がある。

 しかもそこは、ただでさえ世界的にも「狭い」と言われる日本の賃貸。限りある空間に隙間なく積み上げられた「夢」の数々が、もしも地震で崩れ落ちてきたら――。「それで逝くなら本望だ」と語るオタクもいるかもしれませんが、割とシャレにならないのではなかろうか。

 だって僕らは、フィクションの主人公じゃない。
 彼ら彼女らのように、異世界転生できるとは限らないのだから。

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映画『鬼滅の刃 無限列車編』を観てきた原作未読勢(長男)の感想

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 観た。燃えた。笑った。泣いた。
 こちらからは以上です。

 

※以下、直接的なネタバレは避けて書いた感想です※

 

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バズは狙わない!“普通”の人がSNSを活用する方法をまとめた本に共感しきりだった

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 「SNSで人生が変わりました!」

 こんな言葉を、少し前まではたびたび耳にしていたような気がする。Twitterでバズったことで自著を出版できた。Facebookで古い友人と再会して事業を立ち上げた。趣味のSNSきっかけで交流を始めた相手と結婚した──。そんな輝かしい機会と出会いを、SNSはもたらしてくれる。

 しかし一方では、「そのような大きな『成功』を得られるのは、ほんの一部の人に過ぎない」という見方もある。

 もともと能力を持っていた人が、SNSきっかけで注目され、正当に評価されるようになっただけ。注目されるにはバズる必要があり、バズるには才能やスキルが欠かせない。ゆえに僕ら一般人は何をしようと注目されることはないし、「成功」することだってない──。そんな、諦めにも似た見方。

 ……いやいや、その見方はあまりにも極端すぎるのでは!?

 そう、別にバズらなくたっていいんです。淡々と発信し続けるだけでも意味はあるし、ちょっとした出会いやきっかけにつながることだってある。普段は目立つことのない一個人、特別な才能やスキルを持っていない「普通」の人だって、SNSの恩恵にあずかれる。それは間違いない。だって、僕もそうだったから。

 そんな「普通」の人がSNSを活用するための方法をまとめた本が、ついに出ました。

 タイトルもずばり、『「普通」の人のためのSNSの教科書』。ビジネスパーソン──特にSNSについて詳しくない人──向けにSNSの活用法を紐解いた本としては、ぜひ最初の1冊としておすすめしたい “教科書” です。

 

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アイマス15周年、池袋の中華フードコート、無思想の怖さ〜今月気になった話題(2020/9)

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毎月恒例、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2020年9月編です。2014〜2019年の9月の振り返りも末尾に掲載しているので、お暇な方はどーぞ!

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