タイトルにホイホイされるまま、割とノリと勢いで本を買った。
筆者名すら確認せずにポチったため、ダウンロードした電子書籍を開いてようやく「あ、宇野さんの本だったのか」と気づいたくらい。そうやってろくに確認もせずに衝動買いしてしまうほど、ビビッとくるタイトルだったのです。
本の名前は、『遅いインターネット』。
民主主義や拡張現実、コミュニティやコミュニケーションなど、多角的な視点から現代の「インターネット」を紐解き再考する──もとい “再考させられる” 、示唆に富んだ1冊でした。
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