ふと気になり、手に取ったマンガ『甘えたい日はそばにいて。』。
『まんがタイムきらら』で連載中の4コママンガであり、作者は『幸腹グラフィティ』の川井マコト(@kwimkt05)先生──という前情報しか知らなかったので、完全に油断していた。
だって『きらら』と言えば、「ゆるふわ日常もの」の作風を持つマンガを多く掲載するコミック誌*1。しかも、おいしいごはんとあたたかな交流を描いた『幸腹グラフィティ』の作者さんの新作とくれば、同様の日常ものを想像してしまっても不思議じゃないように思う。
ところがどっこい。
いざ読みはじめてみると、思いのほかシリアス要素マシマシだったので驚いた。
たしかに序盤は日常もの、ほんわか系お姉さんアンドロイドと無表情系男子高校生の生活を描く、ラブコメマンガではある……のだけれど。物語が進むにつれて高まる不安感は、想像すらしていなかったもの。「4コマでもこんな物語が描けるのか!」とドキドキさせられ、すっかり惹きこまれていたのでした。
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*1:『まんがタイムきららフォワード』掲載の一部作品などを除く。