500円でからあげ食べ放題!秋葉原『からあげ酒場 あげばか』でランチ


秋葉原『からあげ酒場 あげばか』サムネイル

 秋葉原駅前で存在感を発揮する、ヨドバシカメラ。
 その1階に、ちょこんと佇む1軒の飲食店がございます。

 駅からヨドバシAkibaへとつながる入り口付近、おやつにもおみやげにもぴったりのスイーツ点が並ぶ場所──ではなく、その反対側。交差点を渡るとすぐに目に入る、「店」というよりは「屋台」という呼び方がしっくりきそうな空間に、その酒場はありました。

 お店の名前は、『あげばか』

 「からあげ酒場」として揚げ物やお酒を安価で提供している、庶民の味方のようなお店です。「からあげ食いに行こーぜ!」という友人の声に誘われ、「そういや入ったことなかったなー」と思い至り、お昼時に足を運んでまいりました。

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ワンコインでからあげ食べ放題!ちょい呑みもできるよ!

秋葉原『からあげ酒場 あげばか』看板

 お店というよりは、屋台。あるいは掘っ立て小屋のような雰囲気もある『あげばか』さんは、ヨドバシAkibaの1階に軒を連ねるからあげ店。「酒場」を謳っているあたり、どちらかと言えば昨今のちょい飲み需要を狙ったお店なのかもしれない。

 どうやら食べ飲み放題メニューもあるらしく、しかもかなり安価。ただし制限時間が短いため、ゆったり飲み食いするには向きません。というか、お店の佇まいや雰囲気自体が「短期決戦」に最適化されている印象。短時間でお腹いっぱいになりたい人、もしくは酔っぱらいたい人におすすめできそうですね。

 この日は平日のお昼過ぎに訪れたので、さすがにお酒は自重。ってかアキバ近辺で昼飲みするなら、むしろアメ横方面に歩いて行ったほうが楽しめそうな気がする。真っ昼間から宴会でヒャッハーしている、おじちゃん軍団や外国人観光客のグループに出会えるよ! なんとうらやまけしからん!

秋葉原『からあげ酒場 あげばか』ポスター

 さて、普通の定食っぽいランチメニューもあったものの、今回はせっかくなので食べ放題を選択。日曜以外はランチタイムに食べ放題メニューがあり、500円でいくらでもからあげを食べることができるのだ!

 ただし、制限時間は30分
 まさしく短期決戦である。

 入り口で注文と会計を終わらせ、間もなく揚がったからあげ他をトレイにのせてもらったら、イートインスペースへ。「そういえば『何時まで』とか言われなかったよね?」「だいたいの目安でいいんじゃない?」などと2人で話しつつ、いざいざ。からあげ祭りの開幕だ!

秋葉原『からあげ酒場 あげばか』からあげ食べ放題ランチ(500円)

からあげ食べ放題ランチ(500円)

 ──結論から書くと、あまり「祭り」っぽくはなかった。と言うのも、ご覧のとおり最初の時点で結構な量のからあげが盛られており、自分はこれだけで満足してしまったのです。

 特に急がず、普通のペースでからあげを食べて、お皿とお茶碗を空にした時点で、もうお腹いっぱい。食べようと思えば食べられるけれど、充分に満足。「どうする~?」と己のお腹に尋ねてみたら、「もういいんじゃな~い? おいしかったー!」と返事があるような。程よい満腹感。友人はおかわりに行ってたけど。

 肝心のからあげの味については、普段は使うのを避けている「普通においしい」という表現がしっくりくる感じ。

 ──そう、普通においしい。ちゃんとお肉だし、それなりにジューシーだし、ご飯と一緒に食べるとさらにおいしい。その辺の居酒屋がやっている、衣ばかりで中身がスッカスカな「からあげ食べ放題!」とは明らかに違うので、その点はご安心を。思春期の少年が大好きな「からあげ」そのものでございます。

 ただ、自分のように小食な人は、素直にからあげ定食を頼んだほうがいいかもしれない。からあげの量は変わるでしょうが、おそらくは付け合わせの野菜も盛られているはずなので、そちらのほうが「ランチ」感は出るかと。もちろん「俺はからあげをメインに食いたいんじゃ!」という人には、食べ放題がおすすめ。

秋葉原『からあげ酒場 あげばか』からあげ

 あまり食べ放題っぽくはなかったものの、500円ぽっきりのワンコインでからあげを存分に堪能できるのは嬉しい。しかもお腹いっぱいになれるとくれば、昼メシとしてコスパもいいですしね。

 そんなわけで、お腹いっぱいごちそうさまでした。次は必ずしも食べ放題にはこだわらず、夕方くらいにちょい飲み目的で足を運んでもいいかもしれない。そして久々にからあげをたっぷり食べて、立川の『ひなたかなた』さんがちょっとだけ恋しくなった僕なのでした。今度行こーっと。

 

店舗情報

※参考:食べログぐるなび

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