ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

お肉たっぷりロージャーモー!秋葉原『MOOGA』のモーガ&リャンピーセット

秋葉原『MOOGA』店名

 秋葉原に、『MOOGA』というお店があります。

 2018年春にオープンした比較的新しいお店で、一見するとおしゃれなカフェのような佇まい。なんとなく女性向きのお店に見えなくもなく、最近流行りのタピオカミルクティーを売っていてもおかしくない──と思ってたら、最近売り始めたようです。つよい。

 ところがどっこい。僕はそんなMOOGAさんのことを、つい最近まで「MOGRA」と勘違いしていたのです。それは、秋葉原の地下にあるDJバーの名前。アニソンのクラブイベントも頻繁に開催されており、過去に何度か行った経験も。一文字違いかつ同じ秋葉原という立地から、完全に混同していたんですよね……。

 で、そんなことを呟いたら……お店の人に補足されました。

 爆音で流れる「ハム太郎とっとこうた」に合わせて観衆がぐるぐる回っていてもおかしくないクラブであるMOGRAさんと、シャレオツな店構えながら、何やら耳慣れない食べ物を取り扱っているらしいMOOGAさん。

 「前者は知っていて、後者を知らずにいるのも失礼な話だ……!(?)」という我ながらよくわからない使命感に駆られ、先日おじゃましてまいりました。

 より正確に言えば、たまたまその日一緒に飲んでいた友人の鶴の一声によるものではあったのだけれど……いやほら、お店の方とのTwitterでのやり取りもあって、もともと行くつもりでしたし! うん!

 

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ロージャーモー(肉挟馍)ってなんぞ?

 末広町駅近くにお店を構える『MOOGA』さんは、ロージャーモー(肉挟馍)の専門店。

 「聞いたことのない響きの料理だ……」と思って調べてみると、中国・西安の名物料理らしい。白い蒸しパンに豚肉や羊肉を挟んだもので、メディアでは「中華ハンバーガー」と紹介されることもあるそうな*1。……ほほー、たしかにハンバーガーっぽい。

 MOOGAさんでは、このロージャーモーを「モーガ」という名前で提供。同じく中国で食べられている「リャンピー」と一緒に食べられるセットをおすすめしているそうです。同じくリャンピーも初耳だったのでググってみると、こちらは「ピリ辛の冷麺」のような食べ物だという話*2。冷やし中華……とはまた違うのかしら?

秋葉原『MOOGA』外観

 何はともあれ食べてみっぺと、友人と2人でいざ入店。入り口付近のレジでメニューとにらめっこしつつ注文する、先払いのシステムとなっております。

 無難にセットを頼もうとすると、「パンはどちらにしますか?」と店員さん。聞けばモーガのパン生地は、「ふわふわモーガ」と「白吉餅モーガ」の2種類から選べるのだそう。うーん……と一瞬悩んで、後者を選択。ふわふわのほうが “映え” そうだけど、カリカリ感を味わいたい気分だったので。

 同じくリャンピーも「小麦粉」と「米粉」の2種類から選ぶ形ですが、この日は小麦粉が品切れ。必然的に米粉を選択する格好になりました。小麦粉は小麦粉でまた違った食感&味わいが楽しめるらしい(刀削麺みたいな感じっぽい)ので、次はそちらも試してみたいな。

 お会計を済ませたら、カウンター席に着席。
 運ばれてくるのを待ちます。わくわく。

 

お肉たっぷりモーガと、ピリ辛酸っぱいリャンピー

秋葉原『MOOGA』のモーガ&リャンピーのセット

モーガ(肉夹馍)&リャンピー(涼皮)のセット(850円)

 「ここが噂の……」「実質、聖地巡礼だ……」などと友人と2人で話していると*3、あっという間に料理が到着。モーガとリャンピーのセット(850円)です。

 ビジュアルだけ見ると、どことなく肉まんっぽい雰囲気を感じられなくもないモーガ。「中華ハンバーガー」と称されるからには、いろいろな具材が挟まれている──のかと思いきや、そんなことはなかった。パンから溢れんばかりにはみ出す肉肉肉。そこにあるのは、紛れもない「肉バーガー」でござる。やべえ。

秋葉原『MOOGA』のモーガ

 大口を開けてかぶりつくと、途端に口の中で広がる肉&肉。肉の旨味が、スパイスの刺激が、したたる肉汁が、炎天下で乾ききっていた口内でどったんばったん大騒ぎ。一瞬で身体が「食う」モードへと切り替わり、もっとだもっと食わせろと脳が語りかけてくる。オレ、ニク、クウ。

 しかし一方では、「肉ばかりだと飽きるんじゃないか……」という懸念もありました。と言うのも、お肉大好きマンでありながら、「焼き肉には白飯派」「野菜も一緒に食べる党」に属している自分。さすがに肉オンリーでは途中で飽きが来るんじゃないかと、そう思っていたのです。

秋葉原『MOOGA』のモーガ(アップ)

 けれど、そんな不安は杞憂でございました。だってそこには、大量の豚肉を優しく包み込む白吉餅があるのだから……! カリッとした食感が魅力の白吉餅! ステキ! 助かる! 読めないけど!

 程よく焼き色が付いた白吉餅。その表面はカリカリで中身はやわらかい、いわゆる「カリカリモフモフ」の系譜に連なる生地。噛めば噛むほどに甘みを感じられるパン生地が、お肉の刺激をうまく緩和してくれていました。特に、やわらかい生地に肉汁が染み込んだ部分はヤバい。アレです。肉まん。うまうま。

 それに何と言っても、そこにはリャンピーがあるじゃないか!

秋葉原『MOOGA』のリャンピー

 細かく刻まれたキュウリやニンジンが乗った麺は、見るからに冷やし中華のよう。お椀の底のタレに麺をよ~く絡めて一口啜る……と、辛味と酸味がじんわりと舌に広がっていく。──うん! おいしい! どちらかと言えば濃い味のモーガに対して、清涼感のある麺料理でございます。

 米粉の麺は驚くほどにツルツルで、喉越しも良く、啜るのが楽しい。そこにピリッと辛いタレを絡めれば、啜れば啜るほどにもっと味わいたくなってくる。これは癖になりそう。辛さと酸っぱさによってモーガとは違った方向から食欲を刺激する、これからの季節にぴったりの麺と言えるかも。

秋葉原『MOOGA』ロゴ

 おなかいっぱい、だいまんぞく。

 モーガはテイクアウトもできると聞いて、「サイクリングの途中に立ち寄ってみたいかも……」とも思いました。外でも手に持って頬張れるお肉たっぷりのモーガは、チャリを漕いで疲れた身体にカロリーと元気を与えてくれそうな。モーガ……というかロージャーモー、近所に売ってるお店ないかな……。

 そんなこんなで、ごちそうさまでした! モーガもリャンピーも想像以上においしくて自分好みの味だったので、これは再訪不可避でございましょう。次は少し早い時間に行って、ふわふわモーガと小麦粉麺を選ぼうかなー!

 

店舗情報

MOOGA
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-7-8 インタスビル1F

※参考:食べログぐるなび

その他「秋葉原」のおすすめランチはこちら

*1:参考:肉夾モー - Wikipedia

*2:参考:小麦粉の澱粉から『凉皮』を手作りしたい :: デイリーポータルZ

*3:だいたい九条茘枝(@lychee_9jo)様の影響。素敵なお店と出会うきっかけをありがとうございます!