れいちゃんズをすこれ!ZERO Project 第3回魂オーディションが楽しい


ZERO Project 第3回魂オーディション

 VTuber・VR系メディアとしておなじみの『v-tuber zero』さんが展開する、バーチャルタレントプロジェクト「ZERO Project」。その第3回オーディションが開催されるということで、少し前から積極的に追いかけておりました、僕です。

 ──ええ、そうです。「また」です。4ヶ月ぶり2回目。このVTuber好き好きマンは、また性懲りもなくVのオーディションにズブズブと浸かっているのです。十人十色の魅力的な候補者さんがいっぱい……みんな素敵な個性を持ってる……ちくしょうやったぜ推さなきゃ!

 もしよかったら、あなたも一緒に “推し事” しませんか?

〜蘇る年末の記憶〜

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「ZERO Project 第3回魂オーディション」とは

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ZERO Project 第3回魂オーディションより

 すでに「ZERO Project」の一員として活動中の2人、

に続く3人目のバーチャルタレントとして、「れいちゃん(仮)」の魂を決める今回のオーディション。一次審査を通過した候補者さん各々にSHOWROOMチャンネルが割り振られ、22日から本戦が開始。配信中のポイントを競う形で、ランキング1~4位+審査員特別賞に選ばれた人が最終選考に進出します。

バーチャルタレント魂オーディション

【ZERO Project】"夢見る"バーチャルタレント魂オーディション<新規配信B枠> - SHOWROOMより

 その候補者の数──なんと、73人

 4月11日〜15日にかけて開催されていたスタートダッシュイベント期間中に辞退した人も含めれば、実に100人近くの “れいちゃん” 候補がいた模様。そして22日からは、この73人がそれぞれ配信を行い、4月30日までに獲得したポイントを競うわけです。

 「いくらなんでも多すぎるのでは……?」と思わなくもないものの、そもそも「オーディション」ってそういうものですしね……。

 (方針の変更がないかぎりは)1人のれいちゃんに、1つの魂。最後は面接で決まる形ですが、最終審査に進むにはリスナーの応援が不可欠。VTuber好きやSHOWROOM民、そして件の「オーディション極」を追っていたリスナーが集まり、スタートダッシュイベントとその後の準備期間を盛り上げていました。

十人十色の魅力と、なかよしな「れいちゃんズ」

 実際にどんな候補者さんがいるのか、本来であれば個々に紹介するのが筋──なのでしょうが、さすがに73人全員についてまとめるのは非現実的。まだ配信していない人もいるようですし、これだけ人数が多いと、全員を把握しているのは運営さんくらいなのでは……?

 そこで、これから追う人の指針となるのが、v-tuber zeroさんが公開しているこちらの記事

 このページでは、前述のスタートダッシュイベントで条件を満たした候補者、40人のコメントを掲載しています。特技や意気込みを思い思いに語っているので、気になるれいちゃん候補を見つける参考になるはず。

 また、有志によって作られた非公式Wikiも見逃せない。「大勢が参加するバーチャルタレントオーディションの非公式Wiki」が作られるのは、昨年末の「オーディション極」でも見られた展開ですね。

 非公式ではあるものの、興味がある人や途中から追い始める人にとっては貴重な情報源。ただ、いかんせん候補者の数が多いので編集が追いついていない印象も。僕も10人くらいは情報をまとめて体裁を整えることができたものの、これ以上はさすがに無理っす……。編集というより、配信を見る時間がないのじゃ……。

 このようにリスナー側で応援する流れが生まれている一方で、候補者さんたち── “れいちゃんズ” 側でも独特の動きがあるのが、このオーディションのおもしろいところであり魅力のひとつ。と言うのも「候補者同士のコラボレーション」が公式に認められていたのです。

 このアナウンスがあったことで、候補者さんたちの集まるDiscordが開設。「#れいちゃんズ総会」と題して、雑談にコラボの相談に各々の推し語りなどなど、夜な夜な楽しく話しているようです。

 その盛り上がりっぷりは、Twitterで呟かれている断片を見るだけでも伝わってくるほど。同じオーディションの参加者同士がDiscordでつながり、情報交換をしつつも楽しく通話し、さらにはSHOWROOMの配信上でもコラボする──って、かなり珍しい流れなのではないかしら。てぇてぇ……。

 そうやってれいちゃんたちが仲良くしている様子を見ていると……なんかこう、アレっすよ。尊みの気持ちが高まってくるんすよ。最終的には1人に決まるから、 “れいちゃんズ” でいられるのは今だけ。そんな彼ら彼女らがわちゃわちゃ楽しそうにしている光景……てぇてぇ……。

こんな「れいちゃん」がいるよ!

 というわけで、そんな「れいちゃんズ」の中から、7人を簡単にご紹介(番号順)

【No.11】mix師れいちゃん

 「mix師」を名乗る技術系れいちゃん。スタートダッシュイベント開始当日、候補者一覧の中で明らかに異彩を放つ「mix師」の文字が気になって覗きに行ったら、見事にハマりました。

 ダウナーかわいい声は雑談で耳に心地よく、歌声には並々ならぬ中毒性あり。さらに隙あらば朗唱する『外郎売り』を聞けば、普段とのギャップにきっと衝撃を受けるはずです。

 そしてmixのみならず、作曲、イラスト、Webデザイン、プログラムなど、何でもござれのつよつよ技術勢。Twitterで精力的に投稿している音声作品からは、その技術力の一端が垣間見えます。たまにバイノーラル配信もしているので、好きな人はぜひ覗いてみてくださいな。

【No.21】脳死宇宙人れいちゃん

 自称「ちょっとだけぽわーっとした宇宙人の女の子」とのことですが、ぽわーっとしているのはかわいらしいお声くらい。その正体は、砂を食べ、マッチョをこよなく愛し、インド人を便利ツールとして用い、火星人をコンセントにぶっ刺そうとする、マシンガントーク宇宙人である。

 素のかわいらしい声に反して、ぶっ飛んだトークがむちゃくちゃおもしろい、宇宙人れいちゃん。歯に衣着せぬ物言いと即興で超展開を生み出す大喜利は、ラジオ番組のような軽妙さでいつも楽しい。小動物のようなコロコロした笑い声に癒やされ、元気をもらえます。

 かと思えば、配信内容はいつも事前に時間をかけて考えているという、企画力あふれる努力家さんでもあります。初見さんにも優しい(ただし内容はぶっ飛びがち)構成の配信になっていると思うので、ぜひ足を運んでみてくだされ。

【No.38】もこ

 秀でた歌唱力を持ちながら、それ以上に楽しんで歌っていることが伝わってくる歌声が魅力的な、もこちゃん。親しげなお姉さんのような声色が聞き取りやすく、聴いていて「友達になりたい」と感じるような魅力の持ち主。時折漏れる素の声もかわいい。

 他方で、男声曲もかっこよく歌い上げるイケボに惚れ惚れさせられたかと思えば、かわいらしいショタ声にキュンとさせられる。いい意味で自然体で話しているように感じられ、またオーディション自体も心底から楽しもうという気持ちが伝わってくるので、初見さんにもぜひおすすめしたい!

【No.56】さらば。

 ゆるだうーんな、愛らしい声にホイホイされて配信を覗いたら、驚くほどの歌唱力に撃ち抜かれた。表現力と抑揚のある、感情に訴えかけてくるような歌声が魅力の、さらばくん。れいちゃんズはみんな歌がうまくてビビるけれど、その中でも自分が「歌声を聴いて泣きそうになった」のは彼女だけ。

 カッコいい曲が似合う一方、かわいい曲も歌えて、トーク時はゆるだうーんだったりハキハキしたりと、コロコロ変わる声色が愛おしい。ただ、本人は「かわいい」と褒められるのに慣れないらしく、いつも全力で照れながらはにかんでいます。それがまた、とてつもなくかわいらしい。さらばくんかわいい超かわいい

【No.73】ろみお

 第一印象は誰よりも「れいちゃん」のキャラクターにぴったりに感じられた、ボーイッシュかわいい声色が特徴の、ろみおくん。まず何よりもゆるゆるまったりなトークに癒やされますが、実は演技派で七色の声の持ち主。そのギャップにキュンとくる。

 演技ガチ勢であり、創作・文学の素養もある様子。本戦期間中はボイスドラマ企画を予定しているということで、物語好きの人はきっと楽しめるのではないかしら。そのほかにもゲーム実況やモノマネ、あてずっぽうクイズなど、多才な企画でリスナーをまったく飽きさせません。──ジュリエットに、なってみない?

【No.88】べいじゅ

 「天真爛漫」という言葉がよく似合う、いつも元気いっぱいな、べいじゅちゃん。

 レパートリーが幅広く何でも歌いこなす歌唱力、自ら描いたれいちゃんをアイコンにするだけでなく風景画やデッサンにも対応できる画力、そしてグラフィックやロゴのみならず空間や建築デザインも可能というデザイン力──という、多才ぶりが光ります。

 芸術系VTuberとしての技量と、バーチャルエンターテイナーとしての場を盛り上げる力を持った、誰の目から見てもつよつよな配信者。根っからの表現者として、まったく彼女のことを知らない初見さんだろうと全力で楽しませてくれるはず。明るく楽しいひとときを過ごしたい人に、おすすめです。

【No.93】ぽえみ

 清楚。たぶん清楚。きっと清楚。おそらく清楚。なんたって「児童書が好き」って書いているくらいだから。「銭湯好き」というのにも親近感がありますしおすし。

 そういった好きなものの話をしながら、雑談からの自然な流れでカラオケを始めていた配信が印象的。あまりにも自然すぎて思わず感嘆の声が漏れたくらいだったし、振れ幅の広いパフォーマーとして印象付けられました。選曲ジャンルの幅広さは、れいちゃんズの中でも指折りなんじゃないかしら。

 ゲーム実況や雑談もしつつ、「大人の自分に向けて書いた、小学生時代の手紙を朗読する」などの、変化球どころか暴投のようなネタをぶちかましてくるのも好き。話の引き出しの多さや語彙力の高さも特徴で、いつも勉強させてもらっております。「蟻の戸渡り」という言葉をぽえみさんの配信で初めて知りました!


 

 他にも、

  • 日本刀ガチ勢のきつねこ@Katananecoさん
  • 全力コール芸人のみんと@Uxmintoちゃん
  • 軽快なトークが楽しいさゆ@sayu_dayoちゃん
  • 癖になるかわいい笑い声でうんこを叫ぶいろは@rei_no16ちゃん
  • 優しい声色から繰り出されるのじゃボイスに癒やされるこみ@ZEROPRO53ママ

などなど、十人十色の個性を持ったれいちゃんズ。

 さらには男性の候補者さんも含め、一度でも配信を見たことがある “れいちゃん” の全員を紹介できないのが悔しくもあるのですが……本当に魅力的な人ばかりなので、ぜひ気になる配信を覗きに行ってみてくださいな!

 

© ZERO Project

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