駿河屋の店舗買取の評判は?“あんしん持込”で同人CDを売ってきた


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 我が家に眠っている、400枚の同人音楽CD。
 「そろそろ整理するタイミングなのでは――?」
 そう考えて今回、一部を売りに出すことにしました。

 しかし、数十、数百枚のCDをオークションに出品するのは手間がかかる。かと言って『まんだらけ』や『らしんばん』で買取をお願いしようにも、調べてみたかぎりでは二束三文でしか売れない様子。

 そこで思い浮かんだのが、『駿河屋』さんでした。

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 『駿河屋』さならマイナーなCDにも値段をつけて買い取ってくれるし、あらかじめ買取価格をチェックすることもできる。しかも最近はサービスを拡大し、全国の店舗に持ち込めるようにもなったそう。梱包・発送の作業を面倒に感じる自分には、非常にありがたい……!

 ということで、実際に買取サービスを利用してきました。
 本記事ではその流れをまとめています。

 

 

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ネットで査定して店舗で買取!同人誌も売れる持込サービス

 今回利用したのは、駿河屋のO2O買取サービス「あんしん持込」。自分のように「梱包作業がめんどい!」と感じている人に嬉しい、店舗持ち込み型の買取サービスです。

 駿河屋の「あんしん買取」を使うメリットは、「あらかじめ自分で査定額を調べられる」こと。一部の高価買取商品しか記載されていない場合の多い他社と比べて、「どんなにマイナーな商品だろうと同人作品だろうと、大多数の商品に値段が付く」ことが買取前にわかるのです。ありがたい!

駿河屋あんしん買取

最新作から数十年前の作品まで!なんでも買い取ります!

 特に驚いたのは、そのデータベースの充実っぷり。

 有名無名を問わず、過去にさまざまな同人サークルが頒布してきた作品の大多数を網羅しており、「おまけディスク」「無料配布冊子」といった会場限定モノまで記録されているほど。

 実際に今回、自分が持ち込もうと考えた80枚のCDも、そのすべてがデータベースに記録されていました。安いものは50円から、高いものは1,700円まで。「マイナーだから安い」というわけでもなく、むしろ数百円で買い取ってくれるケースもありました。

 なかには、特に有名なサークルでもないのに、頒布価格の10倍で買い取ってくれるようなCDも普通にあって、ちょっと驚き。

O2O買取サービス「あんしん持込」の流れ

 それでは以下、買取サービス利用の具体的な流れを見ていきましょう。

1. 会員登録

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 まずは【新規アカウント登録】から。必要事項を記入し、利用規約に目を通し、送られてくるメールの登録完了URLをクリックしましょう。

2. あんしん買取検索・申込み手続き

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 続いて【あんしん買取検索】から、買取希望の商品を検索します。希望の商品が見つかったら、買取価格を確認しつつ【売却カート】へ追加。

 商品名や作品名で個別に検索できるほか、作者名・アーティスト名・サークル名などでもヒットします。同じ作者の作品をまとめて売りたい人は「作者名」で検索し、対象商品をまとめてカートに追加するようにすれば、効率的に作業を進めることができます。

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 売りたい商品をすべて追加したら、【売却カート】の画面から【申込み手続き】へ。自動返信メールが返ってきたのを確認して、ひとまず申込みは完了です。

3. 「見積り金額のお知らせ」メールをチェック

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 申込みから2〜4日後、【お見積り金額のお知らせ】のメールが届きます。こちらのメールに記載されている「合計お見積り金額」が買取金額の基準になるので、納得できた場合のみ次に進みましょう。

4. 買取申込書を印刷

 メールが届いたら、マイページから【買取申込書】を印刷します。その際、持ち込む店舗を選択する必要があるので、ついでにお店の場所もメモっておきましょう。

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 また、もしも気が変わって持ち込む商品を減らすのであれば、このとき個別にキャンセルすることができます。自分の場合は誤って同じ商品がダブって入っていたので、片方をキャンセルしました。

5. 店舗へ商品を持ち込み

 買取申込書を印刷したら、いざ店舗へ。【お見積り金額のお知らせ】メールにも書かれていますが、メール到着から7日以内に店舗へ持ち込まないとキャンセル扱いになります。7日を過ぎると再査定しなければならなくなるので要注意。

 持ち込みの際には商品のほか、【買取申込書】と【身分証明書】が必要。ブックカバーやシュリンクなど、買取希望商品の包装は剥がし、申込書に記載されている順番で紙袋などに入れておくと、スムーズに対応してもらえます。追加で持ち込む商品がある場合は分割して、ひと目見てわかるようにしましょう。

6. 買取完了!(後日連絡の場合も)

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 商品の状態をチェックしてもらって、手続きを終えたら、その場で買取完了。商品数が少ない場合はその場で最終査定金額を確認し、現金を受け取ることができます。

 ただし、今回の自分のように持ち込み商品数が多いときは、査定結果の連絡まで日数がかかることも。その場合はお店からの連絡を待って、再来店する形になります。

 特に秋葉原圏内の店舗は持ち込む人が多いため、時期によっては連絡まで7〜10日ほどかかることもあるという話。それ以外の店舗でしたら、早ければ当日中に対応してもらえる場合もあるようです。

結果、80枚の同人CDが24,560円に

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 そんなこんなで、11月中旬に査定に出した80枚の同人音楽が、およそ2週間後には諭吉2人+αになって帰ってきたのでした。

 もともとの査定額が想像以上に高く、「わぁい!」と喜んでいたところ、実際に持ち込んだ結果も減額なし。満額のお支払となりました。わぁい!!!

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 特に高く買い取ってもらったのはこれらのCD。いずれも1,000円以上の査定額となりました。もともとの頒布価格が100〜1,000円くらいだったと思うので、ここだけ見ればプラスになっているという……わぁい!

 こうして見ると、頒布当時は無名だったサークルさんの先行CD-Rなどは、やはり比較的高額で買い取ってもらえる模様。ちょっとした “お宝探し” っぽさもあり、買取価格を調べるのが楽しかったです。過去の自分の目利き……もとい “耳利き”(?)っぷりに感心した。

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 何はともあれ、無事に買取も終わり、部屋のCDも少しだけ減ってすっきり──と言ってもまだ300枚くらいあるんだけど──とりあえずは、一段落。

 駿河屋さんを利用したのは初めてでしたが、どうしても値段がつきづらい「同人音楽CD」についても事前に査定額がわかり、しかも良い金額で買い取ってもらえたので大満足です。むちゃくちゃ忙しそうなところを丁寧にご対応いただき、不満らしい不満もありませんでした。

 さらに今回、CDの査定額を調べているなかで、同人誌・CD以外の「同人グッズ」にも悪くない金額がついていることにも気づいたので、次回はそちらも持ち込もうと考えています。もらうだけもらって放置していたクリアファイルやうちわの特典も、数百円になるとのこと。捨てるよりもぜんぜんいいですね。

 以上、簡単ではありますが、駿河屋の買取サービスを紹介させていただきました。今後ともお世話になります!

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