同人作品を買い集めるようになって、はや10年。
ここ最近、薄い本や自主制作CDを少しずつ売りに出しています。
というのも、さすがにモノが増えすぎたので……。ちょうど新しくパソコンを買うための資金が欲しかったこともあり、そこそこ高額で買い取ってくれる作品を中心に売却している格好です。
さすがに諭吉レベルのプレミアがついている商品はないものの、数千円単位で買い取ってくれるケースもちらほら。即売会で手にした当時の価格が500〜1,000円くらいなので、単品で見れば得している場合もあるのは嬉しい。
ちなみに、有名な大手サークルの作品ほど高額で買い取ってもえらえるというわけでもなく、むしろ委託販売のない中小サークルのほうが良いお値段がつく模様。あとは「会場限定特典」も買取価格が高くなるようですね。
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駿河屋の「あんしん買取」サービスはいいぞ
利用しているのは、『駿河屋』の「あんしん買取」サービス。
特徴はいくつかありますが、「商品の買取額を事前に検索できる」点は大きな魅力ですね。よっぽど商品の状態が悪くないかぎりは値引きされることもなく、十中八九は査定額どおりに買い取ってもらえる印象。いつもお世話になっております。
商品は梱包して発送する──ことも当然できますが、自分はいつも店舗持ち込み型の「あんしん持込」サービスを利用しています。ネットで事前に査定し、店舗へ商品を持ち込む形。
以前は秋葉原などの一部店舗しか「あんしん持込」に対応していなかったのですが、いつの間にか全国20店舗以上に持ち込むことが可能に。ふらっと外出ついでに買取依頼ができるようになったため、最近は商業誌も駿河屋に持ち込むようになりました。そういや近頃はBOOK OFFに行く回数が減ったな……。
だいたいなんでも見つかる「あんしん買取検索」
ぶっちゃけ、商品によっては『まんだらけ』や『らしんばん』に持ち込んだほうが高額で買い取ってもらえるケースもあります。あるいは、ヤフオクやメルカリに出すとか。自分で価格を設定できるぶん、オークションやフリマアプリのほうが高く売却できるかもしれない。
ただ、その手のサービスでは他人と頻繁にやり取りする必要もあるため、個人的には面倒に感じていたんですよね……。コミュニケーションコストのほか、価格変動も割と激しかったりするし、いろいろと気にかけるポイントが多すぎるというか。ついでに梱包作業もダルい。
それなら、店員さんとの最低限のやり取りだけで済む店頭買取のほうが、気分的にはラクかなーと。
買取価格も先に知っておけるし、サイトで依頼すると2日後くらいに見積もり金額を確定したメールが送られてくるので、あとは紙袋に突っ込んで持ち込むだけ。数十個の商品をまとめて買い取ってもらえることもあり、諸々のコストを考慮すると(個人的には)駿河屋を利用するのが一番ラクなのです。
何よりも嬉しいのが、駿河屋の「あんしん買取検索」のデータベースの充実っぷり。
商業作品はもちろん、かなりマイナーな同人誌にも価格がついており、さらには、雑誌の付録や即売会の会場特典も個別に買い取ってくれる(場合も多い)のです。たとえば「雑誌の付録のポスター」とか、「PS2ソフトの初回特典ディスク」とか、「同人サークルの会場限定特典」とか。
比較対象として妥当かどうかはわかりませんが、同じくオンラインで買取価格が検索できるBOOK OFFと比べてみても、査定額は決して悪くない──というか、むしろ全体的に割高な印象。
上の写真では『大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS』を2,000円で買い取ってもらっていますが、これがBOOK OFFだと1,100円*1。買取価格の比較サイトでも、相場は1,300円程度のことでした*2。ちなみに一般書籍も、商品によっては駿河屋のほうが数百円ほど高く買い取ってもらえる模様。
2016年末からたびたび利用してきて、これまでに買い取ってもらった商品は累計100,000円相当。
とはいえ手元にはまだ多くの作品がありますし、別にオタクをやめたわけでもないので、相変わらず新しいモノが入ってきている今日この頃。増やしすぎず減らしすぎず、また高額買取の対象だとしてもお気に入りの作品は手放さず、今日も今日とてオタ活に励んでいる格好でございます。
※買取の詳細な流れは過去の記事でまとめています。
駿河屋の「あんしん持込」で同人CDをまとめて売ってきた
そんなこんなで、「最近は駿河屋さんを全力活用していろいろ整理中だよ!」という話でした。
プレミア商品なら『まんだらけ』のほうが高額で買い取ってくれるでしょうし、細かなグッズ・ホビー類なら『らしんばん』のほうが良い──という見方もできるかもしれませんが、自分の場合は『駿河屋』に落ち着いた格好です。決め手はやっぱり「事前に買取価格がわかる」点っすね。
駿河屋を利用する際の注意点としては、「『あんしん買取』でないと、二束三文でしか買い取ってもらえない場合がある」こと(ネット上の低評価の多くはこれが原因っぽい)。
事前に査定せずに商品を持ち込むと、ジャンルによっては全部1円で処理されることもあるようなので、確実に値段がつく「あんしん買取」での利用を推奨します。また、状態が悪い商品は減額対象になる点も注意。自分で検索するのが面倒な人は、『まんだらけ』などに持ち込んだほうが良いかもしれません。