おっすおっす。本日は4月1日、世間的には平成28年度に突入したわけでございますが、みなさま年度末は無事に乗り切れましたでしょうか。仕事納めの忙しい時期としては“年末”のイメージが強いのだけれど、実際は“年度末”のほうがテンテコマイなのよね。ノルマ爆ぜろ(※元営業マンの感想)。
そんな社会人諸氏の事情はともかくとして、4月1日っすよ。俗に言う「4月馬鹿」でござる。ネットを見れば、どこもかしこも夢と笑いの嘘八百で大盛り上がり。窓の外を見れば、「えいぷりるふーる!えいぷりるふーる!」と叫びながら半裸で走りまわる少年の姿。……いやぁ、春ですねぇ。
とまあ、名実ともに「春」の到来を告げる「4月」に入る前に、月初恒例・2016年3月のブログ振り返り記事……のつもりで書き始めたのですが、そろそろ振り返りもいらないかなー? とも思いまして。
もはや数字報告はnoteのほうに丸投げしてしまったこともあり、いつまでも「報告」の文字が踊っているのにも違和感。そんなこんなで、今月から暫定的に「月初雑話」という文句に言い換えてみました。前月を振り返りつつ、考えたことをつらつら、ゆるふわっと書いていきますよー。
ブログ論を書きたいけれど書けなかった、3月
3月の更新日数は、24/31日。頻度はどんどん下がりつつある一方なのだけれど……別に忙しいわけじゃないんです。書きたいことは多くあれど、ひとつの記事にまとめようとすると、ある程度は「読める」内容にしたくなる――そんな見栄を張ってしまうんですよねー。
というのも、特に最近は「ブログの在り方」とか、「批判への向き合い方」といったものが、俄に活気立っているじゃないですか。自分としても思うところのある、少なからず一家言を持っている話題なので、きっちりとわかりやすい形で伝えたいなーと思っているのです。
そこで、普段のブログのスタンスどおり、“好き勝手”に記事を書くのは簡単。そもそも過去、何度もブログ上で言及してきたトピックだし、自分の意見はほぼ固まってはいるのだけれど……いかんせん、伝えたい「相手」の存在を意識してしまうと、翻訳するのが難しいな、と。
――と、この話題を掘り下げると、それだけで2、3記事くらい書けそうなので、とりあえずはこのくらいで。そういったモヤモヤを可視化する意味でもnoteを始めたのに、そっちもなかなか手を出せない現状にあるのはどうにかしたい。これは、今月の課題っすね。
ひとつだけ言えるのは、ブログなんて自由でいいと思っているし、求められる文章力云々だって、各々の目的や思想によって異なってくるもの。だけどそういった、ひとつに「断定」できないツールであるにも関わらず、最近はちょっと「決め付け」が目立ってきているように見える。
もともとは決められた形のない、粘土のように自由にこねくり回して遊べる空間。そこに不完全な設計書が出回ることで、一部で機能不全を起こしているようにも見受けられるんですよね。それすらも「自由」のひとつであるのは間違いないけれど、他方では懐疑的な視点も持っておきたい。
3月に読んだ本と、その感想記事
さてさて、自分の読書メーターの記録を見てみると、先日のKindleセールでまた大量買いしたにも関わらず、それに伴う読書量が追いついていない模様。よっし、それなら来月は、読書量を増やすぞー! ……って、これも毎月のように書いては、できていないやつですね、はい。
それら「積ん読」を眺めていてふと思ったのが、ここでいわゆる「テーマ読書」的な方法を採用すれば、うまく機能してくれるんじゃないかと。同じテーマやジャンルを取り扱っている本を連続して読むことで、インプットの質を高めんとする試み。
つまりは原点回帰、学生時代に複数の参考書を併用していたような、「学習」の手法でござる。しばらくはずっと、興味の赴くままに本を買っていたけれど、その一覧からは“共通点”が見出だせなくもない。その“つながり”に従って読むことで、読書の量も質も増やせるのではないかしら。
ここ半年以内に購入した本で言うと、キーワードは「文章」「デザイン」「ファッション」って感じかにゃー。どれもこれもろくに学んだことのない、門外漢のジャンルなので、たまには意識を高く、勉強していく所存でございます。……たぶん。
ブログの外での、“閉鎖的でない”、集まりと試み
お仕事面でのご報告は後ほどするとして、せっかくの新年度ですし、何か新しくやってみたいっすよねー……と考えて思い当たるのは、1月の自分のツイート。
(´-`).。oO(「互助会」と揶揄されない形でのブロガーコミュニティ、しかも収益化に注視するんじゃなく、よりおもしろいコンテンツをお互いに提案・試行錯誤できるようなサロンがあればいいんだけどにゃー)
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2016年1月6日
自分はどこぞのサロンに入ってるわけでもなし、知ったような口を聞ける立場にはないのですが……おそらく実際にやろうとすると、これって、「サロン」という形態は不向きなんですよね。最近、そう思うようになった。
というのも、「外」からそういった「サロン」の運営や参加者の様子を見ているかぎり、どうも“内輪っぽさ”が拭えず、場合によっては変な方向に画一化が進んでいるようにも感じてならないので……。各々の個性を伸ばすでなく、表面的で再現性のない「方法論」に終始しているような。
先ほども書いたように、「ブログ」に関する目的も、運営方法も、スタンスも、それこそ十人十色。そんななかにあっては、余程わかりやすく自明な共通の目標でもないかぎり、全員にメリットがあるような形で閉鎖的なコミュニティを運営するのは、至難の業だと思うのです。
なればこそ、それを実践するべく、外部からガチの“専門家”たる講師を招いたり、グループ内で常に人の流れの循環を作ったりしているようなサロンは、すごいなーとも思うわけですが……って書いていると、今度はまた“サロン論”みたいな話になりそうなので――閑話休題。
ともかく、サロンはサロンでメリットがある一方、常に同じメンバーかつ、参加者側が「教えを請う」立場であるがゆえの、不自由さもあるんじゃないかと。 ブログ関係のイベントでもそうだけど、「はじめて」の人には敷居が高く、参加者もいつもの面々で落ち着きがちなんですよね。
そういった諸々を取っ払ったうえで、「ブログ」について語ったり、情報交換したりする場はできないものかなー? ……と考えて出てきたのが、大学の「サークル」的なコミュニティと、「勉強会」形式の集まりでした。
サークルはサークルでも、インターカレッジのほうが近いかしら。利用しているブログサービスに関係なく、また各々の目的や方針もバラバラであることを前提として、「ブログ」のみを拠り所に集まれる集団、あるいは空間。――うん、インカレっぽい。たぶん。
「共通点もないのに、集まって得られるものがあるの? おもしろいの?」と思わなくもないけれど。そこは逆に、参加者各々が見ている景色が違うことによる、情報交換や議論の場となる……かもしれない。毎回、テーマだけ決めて、興味のある人だけ来ればいいのです。だから、“勉強会”。
そういった思惑も込めて、昨年は秋口にかけてこんなことをしてみたり、最近はnoteのほうで「質問ばっちこーい!」と、あれこれやっていた感じ。でも結局は、そもそも人望がないのか、はたまた目立たないように告知していたせいか、まったく人が集まらなかった。わぁい。
今はツイキャスで配信することだってできるし、その日に話したことを電子書籍として再利用してもいいし、「やってみたら、案外いろいろできた」みたいなこともあると思うんですよねー。やるとしたら、集まるのにお金を使うのも貰うのもアレなんで、会議室を借りるか、公園でブルーシート広げてダベる形でもいいんじゃないかしら。
――とまあ、風呂敷を広げるだけ広げて、今のところ実際にやる気はないので、「おもしろそう!」と感じる奇特な方がいらっしゃいましたら、よかったら勝手に開催しちゃってくださいなー。ぶっちゃけ、イベント管理・募集サービスでよく目にする「勉強会」の、派生系でしかありませんが。
4月は活動範囲を広げたい
そんなこんなで今回は、最近の考えていることやら何やらを、取り留めもなく垂れ流す日記スタイルでお送りしました。……やっぱりアレだ。変に見栄を張るよりは、結論も意義も気にせずぐだぐだと書くほうが、自分の性に合っているのでしょう。
「個人の日記」として書いているブログの強みは、それが常に「未完成」であることだと思っております。そのときどきの、その瞬間に感じたことや意見、出来事を記録しているに過ぎず、アップデートすることが可能な点。質や量は求めず、「今」を書き綴る。それでいいじゃないか、と。
けれど、いつもいつでも「未完成」でいるのも癪なので、たまには気合を入れた文章を書いてみる。そういった記事が注目され、コメントをもらい、ひいては仕事や出会いに結びついたら、万々歳。そんなプラスアルファを見つけるため、日々、ことばをこねくり回すのです。
ということで、新年度というこの時期。何かを始めるには最高のタイミングであり、年明けに“始め損ねた”人にとっても、挽回のチャンス。ネットで何かを書くにせよ、リアルでどこかに行くにせよ、もうちょっと活動範囲を広めるべく、意識的に動いていこうと思った次第でありました。
ではでは今月も、がんばっていきまっしょい!