少し前に、Twitterでナイチンゲールの逸話が話題になりました。その内容は一般的に語られている「白衣の天使」のイメージからはかけ離れており、驚いた人も少なからずいるのではないかしら*1。
ナイチンゲール「薬が足りないのでこの箱の中にある備蓄を出してください」
— クリフ (@bottikurihu) 2017年1月2日
医療長官「委員会の許可が無いと開けれないよ。次の委員会三週間後だけどね(ざまぁ)」
ナイチンゲール「(無言で斧を振るって箱を叩き割る)」
医療長官「(絶句)」
ナイチンゲール「開きましたので持って行きます」
こちらのツイートに対する反応*2のみならず、Wikipediaの項目を斜め読みしてみても、とにかく「やべえ」「ぱねえ」ことが伝わってくるナイチンゲール女史の生涯。……気になる。子供向けの歴史マンガでも良いから、その不撓不屈の精神を垣間見れる作品はないんすか!
そこで目に留まったのが、『うしおととら』でおなじみの藤田和日郎先生によるマンガ『黒博物館 ゴーストアンドレディ』。先ほどのツイートに対するコメント群のなかでも複数人から名前が挙がっており、「ゴーストアンドレディはいいぞ」の大合唱。
そんなん、読むしかないじゃん! ──ということで、さくっと読んでみた。上巻だけ買っておいてゆっくり読み進めるつもりが、あっという間に下巻までポチって読了。むちゃくちゃおもしろかった。婦長さん、目がマジやばい。だけど、マジかわいい。
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*1:そういえば以前から、『Fate/Grand Order』がきっかけで話題になっていましたね……(参考:「殺してでも治療する」白衣の天使、ナイチンゲールの壮絶な逸話集 - Togetterまとめ)
*2:ナイチンゲールの「薬を貰うために薬箱を斧で叩き割った」という逸話(※史実)に驚愕する人々 - Togetterまとめ