ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

おすすめの読書スポット!図書館、喫茶店、読書館、立川まんがぱーく

f:id:ornith:20140713152736j:plain
以下では取り上げていませんが、『森の図書室』もおすすめ。

 「読書の秋」とは言うけれど、夏の暑い時期にこそ「本」のイメージがわき上がってくるのは僕だけかしら。

 ――夏休みの蒸し暑い平日、見慣れた街を走り、駆け込んだ先は本の森。チビッコたちが児童書コーナーでキャッキャしているのを横目に見、高校生のおねーさんが分厚い赤本とにらめっこしている脇を通り過ぎ、ひとり歩くぼくは小学生。

 児童文学コーナーで “それっぽい” 本を見つけたら机に向かって腰を落ち着け、さあ取り掛かろうかという手元には原稿用紙――というのは、「小学校の読書感想文」の思い出ですね。個人的に好きな課題だったこともあり、その印象が強いせいなのかもしれない。

 あれから10余年。当時以上に「図書館」にお世話になる機会が増えたような気もするこの夏の「おすすめ読書スポット」的な話をざっくりと書いてみました。

 

「街の図書館」と「国会図書館」

http://www.flickr.com/photos/46462097@N00/4399866476
photo by Miguel M. Almeida

 だいたいどこにでもある便利施設こと『図書館』。特に夏場は冷房のきいている公共施設として、現在に至るまでクーラーのない部屋で生きてきた自分にとっては、文字どおりの“生命線”ですらありました。猛暑日の避難場所であり、ヘヴン。

 そんな理由もあり、図書館は一種の「ホーム」として夏場はたびたび通う施設なのです。最近は喫茶店に落ち着きつつあるけれど、新聞を読みにふらっと入ることもしばしば。もう数年も紙の新聞は購読していないこともあり、思い出したときに読みに行くような感じ。

 

 「でも、夏休み中の図書館って、チビッコが多くてうるさくね?」というのも仰るとおり。施設によって違いはあれど、徹底的に静かな環境じゃなければ本が読めない――という人には、ああいった公共施設は辛いのかも。

 ただ、ここ数年の間に新築・改装された図書館だと、個室や学習スペースを別に設けているところも増えているような印象があります。場所によっては利用者層も幅広くなり、中にはパソコンの作業環境まで整っている施設も。ありがたすぎる……!

 

 東京都心だと、やっぱり『国会図書館』の利便性は群を抜いているんじゃないかと。2500万点にも上る圧倒的蔵書数に、電源あり、Wi-Fiあり、食堂&喫茶店ありという一大施設。読書はもちろん、仕事環境としても最適最高。一日中過ごせちゃう。

 何をするにせよ、集中したいのならば、国会図書館。僕自身、もうこの一年ほどは電子書籍の執筆でたびたびお世話になっております。開館と同時に入って、飯を食って、暗くなるまで。意外と満席になることはないので、周囲を気にすることなく作業・読書ができますよー。

 

「喫茶店」と「読書館」

 本を読むなら『喫茶店』、という人も少なくないのではないかしら。昔ながらの“町の喫茶店”はもちろんのこと、駅前に密集しているチェーン店なんかも覗いてみると、読書をしているお客さんは数多く目に入りますよね。

 「読書に最適な喫茶店はどこか」と考えると、最終的には個人の好みに帰結しそうなので何とも言えない部分もありますが。ポイントとしては、立地・内装・接客・客層あたりでしょうか。

 珈琲1杯500円以下のチェーン店なら、評価が高いのはやっぱり『スターバックス』なのかな。どこの店舗に行ってもだいたい清潔だし、店員さんも親切。それ以上の価格帯になれば、割とどこに行っても落ち着いた雰囲気は保証されそうなイメージ。味は……好みっすね。

f:id:ornith:20150806213533j:plain

 僕のおすすめ店舗としては『アール座読書館』さん、一択。お店に入る扉に「会話非推奨」という旨の説明書きがあるように、読書や物思いに徹底的に耽り安らぐための内装となっております。聞こえるのは微かなクラシックの音色と、水音のみ。まるで、森の中。

 一度訪れて完全に惚れ込んでしまい、「読書」という一点ではこれ以上の環境・選択肢はないんじゃないかと思えるほど。頻繁に訪れたくもあるけれど、今はたまに足を運んで“異世界感”を楽しむくらいがいいのかもしれない。いずれまた、伺わせていただきます。

 

「立川まんがぱーく」

f:id:ornith:20150806215041j:plain

 立川駅から徒歩13分。立川市子ども未来センター2階にある『立川まんがぱーく』は、一口に言えば「まんが図書館」。さらに付け加えるなら、「マンガ好きにとって最高のレジャー施設」

 蔵書数はおよそ30,000点。ジャンル、年齢層を問わずさまざまな「マンガ」が独自の陳列方法で並べられており、「あ、これおもしろそう」「ずっと読もうと思って忘れていたやつだ!」といった、思わぬ出会いをもたらしてくれる。探しづらいけれど、それが良い。

 

 何より驚きなのが、そのお値段。午前10:00の開館から、8月末までの夏季は平日20:00・休日21:00の閉館時間まで時間無制限で、大人400円・子供200円という価格設定*1。文庫本一冊以下のお値段で一日中、マンガを楽しむことができるというすばらしさ。

 しかもしかも、床はほぼ畳敷きとなっており、開放感あふれる屋内でごろ寝しながらマンガを読むことができるという、圧倒的な“我が家”感。押し入れのように半個室っぽいスペースもあり、自分だけの空間でのんびりと過ごすこともできてしまう。天国か。

 

 さすがに夏休み中は小学生が多く、男の子女の子問わずすんごい格好で寝転んでいるので、思わず「はしたないですよ!」なんてツッコみたく……はならないですね。そんなことよりマンガを読もう、うむ。

 ぶっちゃけ、集中していればほとんど周囲は気にならないし、遊具っぽくも見える小部屋を確保できれば、快適すぎてヤバい。寝れる。いや、寝ないけど。施設内にはカフェコーナーもあるので、そこでお昼ごはんを食べることも可能。至れり尽くせり。

 

 施設の詳細と内装の写真は以下のページでまとめられているので、よかったら参考にどぞー。

 まだしばらくは暑い日が続きますが、「本」と一緒に乗り切りませう。

 

関連ページ

関連記事

*1:通常は平日19:00・土日祝日は20:00まで