もう何年も前に、「Foursquare」*1にハマっていた時期がありました。
訪れた場所にチェックインして、バッジを集めるのが楽しかった思い出。旅先でもあちこちを訪れるのが楽しくなるんですよねー。「Swarm」に移行されたのをきっかけにやめたけれど。
今も昔も、そのように何かを埋めていく作業は楽しいもの。先週くらいにこちらの記事を発端として、「行きたいところリスト」を作るのが局所的に盛り上がっておりました。めっちゃ楽しそう。
僕自身、学生時代に「47都道府県を踏破してやる!」なんて思いついて白地図を買おうと思ったこともありましたし。結局、面倒になってやらなかったけれど。……というかそんなことしなくても、こんな素敵サービスがあったんですね! よし、やろう!
とりあえず、若いうちに全部埋めたい
こんな感じになりました。「住んだところ&行ったところ&行きたいところリスト」でござる。思っていたよりも白かった……!
もうちょい細かく塗ろうとすれば、中国地方あたりは塗れないこともない。ただ、「青春18きっぷの旅道中で夜遅くに下車して宿泊、翌朝にはすぐに電車でおさらば!」という「通過点」としか呼べないような格好なので、それを “行った” と称するのはどうなのかな、と思いまして。
こうして見ると、自分の人生において「日本海」を目にした時間が、数時間程度しかなかったように思えますね……。埼玉県民だった時期が長いので、海を見れば条件反射的に「あっふぉあー!!!」なんて昂ぶっちゃうけれど、それもだいたい太平洋だった気がする。
そんなこともあり、まずは日本海側の県をぶらぶらしてみたいという思いが今は強いです。特に北陸地方、主に新潟県。幼い頃に訪れたような記憶はあるんですが、ほとんど覚えていないので。大人になった今! 僕は! 美味しい日本酒を! 飲みに行きたい!
あとはやっぱり、九州かしら。大学生の頃、「青春18きっぷで行けるところまで行くぞー!」と勢いで北九州市まで鈍行列車で辿り着き、一泊して軽くお散歩しただけで帰ってきてしまったので。2週間くらいかけてぶらぶらできれば理想でござる。
ここ数年の主な「旅行」と言えば、夜行バスで広島・尾道までワープし、街中を観光したらレンタサイクルでしまなみ海道の70kmの道のりを愛媛まで走り、四国四県で美味いもん食いつつふらふらするのが鉄板ルートになっていたので。違うところにも行ってみたい。
できれば、20代のうちに47都道府県を訪れて、それぞれの地域のおすすめスポットを語れるくらいになっていたらいいな。無理ゲーっぽいけれど。
Googleマップのタイムライン機能で「旅」を振り返る
そんな感じで地図を眺めていて思い出したのが、ちょっと前にGoogleマップに「タイムライン機能」が追加されたという話。これまでもあった「ロケーション履歴」の正統進化版ということでしたが、これがなかなかに便利なので。
どんな機能かと言えば、スマートフォンでGoogleマップのアプリを開き、「タイムライン」を選択すると、過去に訪れたスポットや滞在時間、移動手段などを表示してくれるというもの。例えば、先月の20日を見てみると……。
お昼頃はお台場・パレットタウンのスターバックスで過ごし、お昼ごはんを食べたあとに東京港の埋立地の上で行われた無料の音楽フェスに行っていたのですが、その場所もしっかりと記録されている様子。晩ごはんに食った、もんじゃもバレてる。
途中、行ったはずのない、さいたまスーパーアリーナになぜだかワープしている点は気になるものの、それ以外は詳細にその日の行動が記録されておりました。便利と言えば便利だけど、見方を変えると怖くもありますね……。
昨年10月の四国旅行の道程も、見事に筒抜け。というかこの記録を見て、この日に何をしていたか思い出した。
朝、高知駅で高速バスに乗って愛媛・松山市まで移動し、松山城周辺を散策したあとで喫茶店に入って作業。で、道後温泉に入って宿に向かったのでした。完全に把握されてる。懐かしい。
こちらは、茨城の袋田の滝まで日帰りドライブに行ったとき。
歩きまわっている最中は「徒歩」としてカウントされるためか、この日に訪れた場所として記録されていたのはレンタカー店と、お昼に立ち寄った回転寿司店のみでした。そこはちゃんと記録しているのね……。
過去の記録と、未来の計画
とまあそんなこんなで、何をせずともGoogle先生が何もかもを記録している現状もありますが、自分の手で白地図を埋めるような作業はまた別に楽しいもの。
「どこへ行きたい!」というリストを自分で計画立てていく過程は心躍るものなので、折にふれては作ってみたい。この夏も、一回くらいは遠出したいなー。
でも一方では、「過去の記録」が頼りになるケースもあるのです。そう、例えば──毎年、この時期に有明で開催されているお祭りとか。何時頃に会場へ向かおうかと悩んだら、昨年のデータを確認してみましょう。
──うむ、9:00前到着の10:30入場らしい。案外、列の動きが早かった様子。
ならば、今年もこのくらいの時間で問題ないかな……というかこいつ、西へ東へ動き回りすぎじゃね?
──そう、夏のコミックマーケットの開幕である。いざいざ。
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