僕が新卒入社した企業で「よくねえ!」と感じた点


 

 昨日、投稿した記事のおまけになります。そちらでは、入社してから辞めるまでの僕自身の体験を書きましたが、本記事では、その経験の中で「よくねえ!」と感じた点についてまとめています。大企業に勤めて感じた、6つの疑問点。

 在籍期間は僅か1年半、比較対象もなしのお粗末な内容ですが、「こんなことを考えました」という経験談として。

 

 

  「いいね!」に関しては、こちら。

 

 上の「いいね!」に関しては、同規模の他の企業にも当てはまることだと思うけれど、「よくねえ!」は別。企業の組織形態、風習、構成員などによって変わってくる内容だと考えられるので、下に挙げる欠点=大企業の欠点ではありません。

 欠点という言葉もおかしいかな。僕が個人的に「なんだかなー」と考えていたことなので、「疑問点」の方が正しいかも。そんな話。

 

どうして休日まで拘束されなきゃいけないの?

 よく耳にする、「週末に社員みんなでイベントやるから、参加しろよっ(はぁと」というもの。「週末、時間、ある?」じゃなくて、「参加しろよ」。本来なら自由参加のはずなのに、ほぼ全員が確実に参加させられる。

 「参加しろよっ(はぁと」→「え?予定ある?なになに?(怪訝声」→「そんなの別の日でもいいじゃん(不機嫌声」→「来いよ(ドス声」

 

 わけがわからないよ。

 

どうしてダブルスタンダードなの?

  • 「報告連絡相談はしっかりとな」→「そんなこといちいち確認すんな!」
  • 「自分で考えて行動するように」→「上からの指示にだけ従え!」
  • 「自分のやり方を見つけるのが大事」→「マニュアル通りに動け!」
  • 「この案件に集中しろ、他は後でいい」→「どうして後回しにしたんだ!」
  • 「顧客の要望には確実に答えるように」→「前例がないから無理」

 

 どうすりゃいいんですか(白目

 

 一部の文句に関しては、なんとなくしょうがない気もするけれど。上と下の板挟みになる、中間管理職ではよくあること、なんですよね?

 でも、それを「しょうがないから」で済ませちゃっていいものなのかどうか。

 

どうして自腹を切らなきゃいけないの?

 月末、拠点のノルマが達成できなそうな場合。各社員が自分の財布からお金を出して、商品を買うことで、売上を達成させるところもあるらしい。万単位で。

 数年前までは、当たり前にどこの拠点でも行われていたらしいが、今はかなり減ったそうな。とは言っても、同期の話によれば今も普通にやっているところも。そこまでするんかい。

 

どうしてプライベートを教えなきゃいけないの?

 同期の拠点での決まり事を聞いて、本気で気持ち悪いと思った話。

 

 聞くところによれば、休日を申請する際に、その日の予定を事細かに書いた上で提出しなければならないとか。具体的には、何時に誰とどこへ行って、移動手段は何で、そこで何をするか。それを一日分、詳細に。恋人を束縛するヤンデレさんですか。

 僕の所属する支店は、その辺の線引きをしっかりとする上司だったので良かったが、一部拠点では当たり前に行われていることらしい。怖いわ。

 

どうして上司に媚を売らなきゃいけないの?

 これは知ってる。そうしないと、出世できないからです。

 

 偉い立場の人が来る飲み会の席では、必ずお酌に行かなければならない。役員に好かれて、「やる気のある社員」をアピールして、仕事で結果を出さなければ、出世できない。結果は一番最後。しかもその結果ですら、上司の判断で調整できるというどうしようもなさ。

 

 実力主義とは、なんだったのか。
 お客様は神様?いいえ、神様は上司です。

 

どうして横の繋がりがないの?

 業務上の関係性は、基本的に縦のものしか存在しない。縦割り組織。個人的に連絡でも取らない限りは他拠点、他部門との関わりなど一切なく、それぞれの拠点で完結してしまっている感じ。どれも独立したひとつの「会社」と言っても間違いではない。

 縦割り組織が悪いとは言わないが、それにしても横の意思疎通・情報共有がなさすぎる。効率的な営業・宣伝方法などがどこかで発見されても、なかなか全社に情報が行き渡らない。非効率的。

 

 ※この物語はフィクションです。

 まとめると、「大きすぎるのも考えもの」ってことだろうか。コミュニティがでかすぎるために、非効率で、理不尽で、どうしようもない状態。

 こうして見ると、既に出来上がっている「企業」という概念に、人間の側が操られているだけのように思えてきた。昔から企業に残る伝統や習慣。役員も社員も、その大きな同調圧力によって動かされているに過ぎない。なんだかなあ。

 

 うだうだと悪口のようなものを書き連ねてきたけれど、退職したとはいえ、割と愛着のある企業であることは確かなので。僕の勤務先の支店に関しては、上司は尊敬できる人だったし、先輩も良い人たちばかりで、人間関係に不満は全くなかった。

 ただ、企業の風習やシステムに触れ続けて、「なんかこれは違うような」と考えてしまい、出世も望めず、それがどうしようもないものだと気づいてしまったので。

 

 おそらく、ここに書いたような疑問は、どの組織にもあったり、なかったりするものなんだと思う。「大企業」や「中小企業」というカテゴライズごとに特徴はあるのかもしれないが、結局はその組織の成り立ちや構成員、社風、業種などの様々な要素によって左右されるもので、「あの組織は何もかも最悪だ!」なんてことにはならないはず。

 「ブラック企業」と呼ばれる企業群も、そんなものなんじゃないかと。全国に支店・拠点があり、それぞれが独立としたコミュニティになってしまっているため、評判の良い拠点も、悪い拠点もある。それがたまたま、悪評のあるいくつかの拠点で問題が起こってしまい、取り上げられ、そこだけが注目されてしまっているケースも否定できない。

 

 結局のところ、そんな企業の場合は、配属されるまでブラックかどうかなんて分からないわけだから、色眼鏡で見てしまうのはよくないと思う。ブラック企業を見分けようとするならば、その企業全体でなく、内部組織を個別に確認するしかない。

 

 そういう意味で、本記事は「こんな企業の、こんな支店もあったよ!」という一例に過ぎません。「ああ、そういうのもあるのか」程度で、本気にしないでくださいね。うふふふふ。

 

 

関連記事