2016年9月の話題〜レールを逸れてフリー素材を描く君の名は。

やっはろー! いい加減に『ポケモンGO』の流行も落ち着くかと思ったらそんなこともなく、他方では『君の名は。』が大ヒットとなって話題に事欠かなかった9月も終わり。いよいよもって涼しくなってきた今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。僕は風邪ひいた。

ってなわけで早速ですが、毎月恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。いつもなら月末にまとめるところだったのですが、昨日は急遽、Kindle本半額セールのまとめ記事を作っておりましたゆえ……1日遅れのまとめとなります。今月もよろしこー。

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渋谷からレインボーブリッジ遊歩道を経由して、お台場まで10km歩いてきた

 ひさしぶりによく晴れた昨日。「ポケモン探しにあちこちの公園に行きまくるぞオラァ!」などと都内をアクティブに動きまわっていた夏も終わり参考記事、若干の運動不足を感じ始めていた矢先の晴天である。──とくりゃあ、どっか遠出せざるを得ないでしょう。

 本当は大洗くんだりまでドライブにでも行こうと考えていたのだけれど、レンタカー屋さんに電話してみると、残念ながら満車という話。電車で行くのもなんだかなぁ……と思ったので、行き先を変更。お台場までラプラスを探しに行くことにしたのでした。パンツァーフォー!

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 とはいえ、ただ普段どおりにお台場へ電車で行くというのも芸がない(ついでに電車代も馬鹿にならない)──そうだ! それなら、歩けばいいじゃない! と思い立つのに、時間はかからなかった。

 そう、東京23区って広いように見えて、意外にそうでもないんですよね。さすがに池袋から海を目指す気にはならなかったものの、調べてみると渋谷からであれば、お台場海浜公園までは10km弱。普通に歩ける範疇だったので、渋谷からお台場まで徒歩で向かうことにしたのでした。

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ついでに『ポケモンGO』アプリ上でも歩行距離を計測するべく、相棒ポケモンを変更。アメを稼ぐよ!

 

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『君の名は。』を特集した『Febri』Vol.37を読んだ

 

 『君の名は。』を特集した『Febri』を読みました。

 夜空を翔ける彗星を背景に佇む三葉ちゃんの表紙を見た時点で買わざるを得なかったわけだけど、あくまで “巻頭特集” ながら、思いのほか内容が濃かった。主要スタッフのインタビューはもちろんのこと、ライター陣による過去作品の振り返りも楽しく読めました。 

 

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充実した1日の最後は、体力をゼロにしてから家に帰りたい

 昨日はブロガーズフェスティバルに行ってきました。さすがに3回目ともなると慣れたもの──なんてことはまったくなく、懇親会ではいつもどおり隅っこのほうで小さくなっておりましたが。

 違った点を挙げるとすれば、食べそびれた昼食の分も空腹を満たすべく、例年以上にメシをかっこんでいたことくらい。数時間も集中して話を聞いたあとのメシのうまさよ……おっほー!

 今年も多くのブロガーさんのセッションを聞き、初めて会う人とお話することもできて、大大大満足の1日でございました。具体的な内容に関しては別の機会にまとめるとして、「とにかく、最高に良い1日だった!」と声を大にして言いたい所存。ありがとうございました。

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 で、そんな「良い1日」を過ごした日はなんとなくいつも、まっすぐ家に帰る気が起こらないんですよね。楽しかった1日を、そのまますぐ終わりにしてしまうのがどこかもったいなく感じて、ふらふらっと寄り道したくなる。

 僕だけかもしれないけれど。そんな話を、ちょろっと。

 

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新海誠特集「『ほしのこえ』から『君の名は。』へ」を読んだ(『ユリイカ』9月号)

 新海誠監督を特集した『ユリイカ』9月号を読んだ。最新作『君の名は。』のヒットに伴って多数の雑誌で特集が組まれるなか、映画公開直後に発売となった一冊。製作陣へのインタビューに始まり、20名近くにも及ぶ専門家による評論文はボリューム満点でございました。

 また、多くの雑誌があくまで『君の名は。』をメインに取り上げているなか、本書は「新海誠特集」を謳っている点にも注目したい。少し前に読んだ『新海誠Walker』も似た構成になっていたけれど、『ユリイカ』は雑誌の特性上、やはり論客による“批評”に重きを置いています。

 監督や俳優のコメントにとどまらない、外部視点による評論が読める本としては、現時点で最も示唆に富んだ一冊と言えるでしょう。しかも、その“視点”も作家論や作品論のみならず、文化面や映像技術面といった多彩な切り口から取り上げられているのも魅力的。

 映画を観るだけでは物足りず、自分で感想を書いてもなお熱が冷めず、他の人の「新海誠評」を読みたいと感じている人にぴったりの本書。もちろん、新海監督や神木隆之介さんへのインタビューも読みごたえがあり、ファンにおすすめできる一冊でございました。だいまんぞく。

 

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