ぐるりみち。

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堺雅人さんの芝居に惚れる!映画『プロメア』でめっちゃニヤけまくった

映画『プロメア』要約レビュー

 映画『プロメア』を観てきました。言いたいこと、書きたいこと、本作を観た人と語り合いたいことは数あれど……何はともあれ、すべてはこの一言に集約される。

堺雅人、マジでしゅごい。

 ──などと書いたら、きっと次のようなツッコミが飛んでくるかもしれない。「『さん』を付けろよデコ助野郎」とか「『マジ』とか語彙力なさすぎかよ」とか「いい歳したおっさんが『しゅごい』とか、自分で書いててキモくないの?」とか。──うん、わかるわ。僕もアホっぽいと思うもの。

 でも、堺雅人さんの “アレ” を、未鑑賞の人に変なイメージを与えず、ネタバレなしで、そのスゴさと興奮を最大限に、端的に一言で伝えようとするなら──やっぱり、僕はこう言いたい。敬称を忘れ、語彙が死に、アホっぽい言葉を思わず口走ってしまうほどに、アレはヤバかった。

 

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映画『プロメア』で燃え上がれ!

 ネット上では公開前から話題になっていた、映画『プロメア』

 制作会社はTRIGGER。『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』を手掛けた今石洋之監督と中島かずきさん、2人のタッグによる完全オリジナル新作アニメーションとして、少し前から本作の広告を見かけていた人も多いのではないかしら。Twitterのプロモーション映像とか。

映画『プロメア』ガロ・ティモス

映画『プロメア』ロングPV - YouTubeより

 『プロメア』についてまず言えるのは、『グレンラガン』や『キルラキル』が好きな人は、ほぼ間違いなく楽しめるんじゃないか、ということ。両作品が好きな人であれば、むしろ何も調べず考えず、「とにかく劇場へ行ってこい!!」という一言で背中を押したい。きっと後悔はしないはず!

 ただ、上で挙げた2作品について、「片方は好きだけど、もう一方は苦手」なんて人がいたら……おすすめできるかどうかは、ちょいと悩むところかもしれない。とは言え、1時間51分であっという間に駆け抜けるタイプの映画作品なので、観ていて苦痛に感じる人はそうそういないと思います。

 本作の魅力は、まず何と言ってもド派手なアクション! 『キルラキル』的なハイスピードアクションと『グレンラガン』的な熱血ガチンコロボバトルが交わり、最強に見える。

 しかもそれが映画館の大スクリーンで繰り広げられるとくりゃ、脳汁ドバドバっすよ。お約束の激アツ展開に、ツッコミどころしかないぶっ飛び武器(でも強い)も登場し、どこを切り取っても燃えたぎる。割と最初からクライマックスでした。YouTubeで冒頭の一部が公開されているので、気になる方はチェックしてみて!

映画『プロメア』冒頭アクションシーン

映画『プロメア』冒頭アクションシーン - YouTubeより

 また、『キルラキル』と同じく劇伴を担当している、澤野弘之さんの楽曲も無視できません。アクションシーンのみならず、ストーリーを盛り上げる劇中歌の存在感。ここぞという場面で流れる楽曲が、「\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーーッ!!!」と感情を高ぶらせてくれる。

 激しい楽曲もいいけれど、ピアノ曲がこれまたたまらんのですよね……。ちらっとサウンドトラックの視聴を確認してみたところ、「RE:0」「PIROMARE」あたりが好き。あと「ASHES」「ASHES 〜RETURNS〜」の2曲は、場面とあわせてしっかりと記憶していました。

 

堺雅人さんの芝居に惚れた

 そして何と言っても、クレイ・フォーサイトを演じる堺雅人さんの存在感っすよ! IGN Japanのレビューで「堺雅人みたいな顔をした意味深なキャラクターが出てきたと思ったら声が堺雅人だった*1と書かれていましたが、第一印象はまさにこれでした。糸目キャラ……権力者……堺雅人さん……あっ。

 穏やかで優しげなあの声色は、思いのほかアニメ調のキャラクターにもぴったり。なんとなく “察せてしまう” 部分はあるにしても、それを忘れさせるほどの自然な演技。作中で描写されるまでもなく「この人はいい人なんだな」と、そう思わせる違和感のなさと自然さが、そこにはありました。

 でも……そうそれゆえに、後半のインパクトに度肝を抜かれたわけですが!

映画『プロメア』クレイ・フォーサイト

映画『プロメア』冒頭アクションシーン - YouTubeより

 「その声、どっから出してるの!?」「やべえよ……マジで人殺してそうだよ……」「何をどうしたらそんな演技ができるんです!?」などと、あまりにも真に迫った芝居にびっくり仰天し、途中からは笑えてくるほどでした。映画館が暗くてよかった。めっちゃニヤニヤしているのが、自分でもわかったから。

 ──そう、今書いていてポロッと出たように、「演技」というよりは「芝居」という表現がしっくりくるんですよね。

 いや、もちろん素人には違いも何もわからんので、偉そうなことは書けないのですが。でも強いて言うなら、『グレンラガン』の放映時、上川隆也さんが演じるアンチ=スパイラルの絶叫に本気で鳥肌が立ち、その理由もわからずに感動したという──あの時に抱いた感覚と似ていたかもしれない。

 アニメで耳にする声優さんの渾身の “叫び” の演技とはどこか違う、俳優さんの “叫び” の芝居。前者が感情に響くものだとしたら、後者はなんとなく、身体を芯から揺さぶってくるようなイメージ……かしら。まあ実際、途中からは本当に揺さぶられていたのだけれど(笑いをこらえるという意味で)。

映画『プロメア』アクション

映画『プロメア』劇中歌メドレーPV - YouTubeより

 これ以上は詳しく書くとネタバレ──というか純粋に「もったいない」気がするので、ぜひとも劇場で確認していただきたいところ! 堺雅人さんが叫ぶんだよ! あれやこれやを!

 ド派手なアクションシーンに魅了され、激アツ展開に燃えたぎり、終盤はいろいろな意味で笑えてくるほどの爽快&痛快さを味わうことのできる、映画『プロメア』。最後までノンストップで駆け抜ける至福の1時間51分を、全力で堪能してきてみてくださいな!

 

© TRIGGER・中島かずき/XFLAG

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