──ニンテンドー64のジョイスティックは壊すもの。
子供の頃は放課後になるやいなやダッシュで家に帰り、ランドセルをリビングに叩きつけ、代わりに引っ掴んだ64のコントローラーを自転車のカゴにシュートし、全力の立ち漕ぎで友達の家に向かって、暗くなるまでスマブラやらマリカーで大騒ぎする──そんな小学生時代を送っていました。僕です。
あれからもう20年近くが経つわけですが……新作が出ると聞いたら、そりゃあ買うよね、スマブラ。ゲーム機を持っていなかったら悩むところだけれど、すでにSwitch先生をお迎えしていた我が家。一緒にゲームを遊ぶような友人は身近に少ないものの、そこはオンライン対戦ができるので無問題。迷う理由はなかった。
スマブラをペイペイしたでござる。 pic.twitter.com/NxwzERbIm9
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2018年12月7日
というわけで、最近話題の「PayPay」で『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を買ってきたのが、週末のハイライト。
普段はどちらかと言えば現金払いすることが多いため、この手のアプリを使って買い物をするのはほぼ初めて。支払い方法の設定に少し手間取ったものの、買い物自体はスムーズに完了。しかも20%分の金額が残高に付与される=実質2割引となれば、こりゃあ利用しない手はないでしょう。
ってなわけで、初めてPayPayを使ってみての雑感をざっくりまとめました。
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最近よく聞く「PayPay」って?
キャッシュレス決済サービスの「PayPay」がリリースされたのは10月のこと。
当初からニュースサイトではちらほらと取り上げられていましたが、SNS上で爆発的に話題になったのは12月に入ってから。12月4日に始まったキャンペーンをきっかけに火が付いたようです。
このキャンペーンは端的に言うと、
- PayPayを使うたびに、支払額の20%を還元するよ!(月5万円まで)
- このボーナスは還元額が100億円に達するまで続けるよ!
- さらに抽選で、支払額の全額を還元しちゃうよ!(10万円まで)
という内容。PayPayを利用した買い物が実質2割引になるため、「これを利用しない手はねぇ!」と大勢が殺到している格好。特に「家電量販店で使える」のが大きいのか、購入をためらっていた家電や電子機器を買いに走っている人が結構いるようです。タイムラインを見るかぎりだと、iPad人気がパない。
しかも、しばらくは全員に付与される「20%分のボーナス」だけでなく、抽選で「全額分のボーナス」が当たるという大盤振る舞いっぷり。
Twitterでも「iPadでPayPayチャレンジしたら当たった」「Switchが実質タダになった」という当選者の声が数多く聞かれ、ある種のトレンドになっている模様。確率はさほど高くないものの、当たった人の姿があちこちで見られれば、乗っかりたくなりますよね……。ソシャゲのガチャで一喜一憂する光景とかぶるやつだ……。
クレカを使わず、PayPayアプリに入金するには?
──で、実際にPayPayを使うべくインストールして、設定を始めた自分。
PayPayで具体的にどのように支払うのかは事前に調べておらず、「インターネット通販みたく、クレジットカードを登録すればいいんだべ?(後で引き落とされるんでしょ?)」などと甘く考えていたのですが……そこまで単純な話ではなかった。
PayPayの決済方法は、以下の3つ。
- チャージしたPayPay残高から支払う
- アプリと連携したYahoo!マネー残高から支払う
- 登録したクレジットカードから支払う
これだけならば何も難しいことはないようにも見えますが、3番のクレジットカード払い以外は「Yahoo!のサービスを経由する必要がある」ため、人によっては面倒に感じるかもしれません。
また現在、PayPayアプリに入金する手段は以下の2つ。
- 銀行口座から入金する
- Yahoo! JAPANカードでチャージする
言い換えれば、「Yahoo! JAPANカードを持っていない人は、銀行口座からしかPayPayアプリに入金できない」ということ。それもYahoo!ウォレットと連携しなければならないため、Yahoo!のサービスを利用していない人は少し設定に手間を取られる格好です。
一方、「PayPayに登録したクレジットカードで支払う」形なら、VISAとMastercardのクレカを利用することが可能。あれこれと設定するのが面倒な人は、これで一発です。還元率が高い今のうちにクレカで買い物しておけば、来月以降にPayPayの残高に付与されるボーナス分を使っての買い物ができるかと。
銀行口座から入金してPayPayを使ってみる
今回、PayPayで買い物をするにあたって、Yahoo! Japanカードを持っていない自分がまずやったのが、「銀行口座からPayPayに入金する」ことでした。クレカ払いも考えたのだけれど、業務用のMastercardしかなかったので……。
Yahoo! ウォレットと連携するのがちょっとだけ面倒ではあったものの、口座情報の入力&設定まではあっという間。
普段遣いの口座(ゆうちょ銀行)を登録して、ひとまずは『スマブラSP』の代金分の金額をチャージします。アプリ登録時に500円分のボーナスをもらっていたので、ちょうど商品の税込み価格になるよう、6,876円分チャージ。地味ながら、1円単位で入金できるのはありがたい。
お店での決済方法は2種類。
- QRコードを読み取って金額を入力する
- お店の人にバーコードを提示して読み取ってもらう
今回、自分がヤマダ電機で購入した際には、後者の「バーコードを読み取ってもらう」形でした。ちなみに、先にヤマダ電機のアプリを起動して読み取ってもらっていたので、そちらのポイントもしっかりと付与されています。
PayPayのアプリ上に表示したバーコードを読み取ってもらったら、決済完了。「ぺいぺい!」というサウンドが鳴り響き、こちらの画面が表示されます。
ボーナスで付与された金額も記載されており、今回は決済額の20%分──1,475円相当のPayPay残高を獲得。このボーナス分は翌月の付与となっており、「残高」の画面から確認することができます。
PayPay決済時、優先して支払われるのは?
ところで、PayPayを実際に使ってみてふと思ったのが、「優先して使われる決済方法はどれなんだろう?」ということ。
今回は「残高にチャージする」形でアプリ上に入金し、買い物も金額ちょうどの支払いで済んだため、特に問題はありませんでした。でも、もしも「残高が微妙に足りなかった」としたら、どのような形で支払われることになっていたんだろうか……と思いまして。
気になったので調べてみたところ、公式サイトに次のような説明がありました*1。
PayPay残高で支払うときの注意点
購入金額以上の残高がある場合のみ、PayPay残高で支払いができます。残高が不足している場合は、全額が優先的に下記の順番で支払われます。
- PayPay残高
- Yahoo!マネー
- メインのクレジットカード
「PayPay残高」での支払いが基本となっており、足りない場合は「Yahoo!マネー」→「クレジットカード」の順に決済方法が変わるとのこと。基本的には「残高にチャージして支払う」使い方を想定した仕組みになっていることがわかりますね。
ただし、ここでも注意点がある様子。というのも、PayPay残高が足りずにYahoo!マネーやクレカで支払う際には、「残高の不足分をクレカ等で補う」のではなく、「全額をクレカ等で支払う」形になるのだそう。この点については『ネタフル』さんでわかりやすくまとめられておりましたので、参照させていただきます。
たしかにこれは面倒というか、「お会計はいくらで、残高はこれだけあるから……」と決済のたびにいちいち考える必要すら出てきそうなので、もうちょい融通がきいてほしいところではありますね……。
何はともあれ、お手軽かつお得に買い物ができて、すっかり満足な自分。そろそろ100億円キャンペーンの終了が近いんじゃないか──という噂もあり、HTC VIVEをPayPay払いで買おうかどうか悩んでいる今日この頃です。実質10,000円引きで買えるのはでかいんだよなぁ……。
あ、それと『スマブラ』たのしいです(^q^)
まだオンラインにはあまり潜っていませんが、よかったらフレンドコード投げてちょ(自分のフレコ【SW-7798-9295-5968】)。
参考:ビックカメラ12月4日より「PayPay 100億円 あげちゃうキャンペーン」スタート!絶対に見逃しなく!|ImpactLink 株式会社のプレスリリース
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*1:参考:PayPay-Help