ついに、この日が来てしまった。
2年前、PVを見て居ても立ってもいられず、思わず買ってしまったWii Uとゲームソフト*1。イカしたヤツらとナワバリバトルをするのに夢中になり、FPS初心者ながらキャッキャウフフと楽しんでいたあの日々。ヤツらがついに、パワーアップして帰ってきた。
昼メシを食べに家に帰ってきたら、近くの道路に郵便屋さんのバイクが停まっているのを発見。これはもしや……と不審者よろしくしばらく影から様子を窺ってからポストを見に行ったら、やっぱり来てた。わぁい! pic.twitter.com/Qvacfp9gQW
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2017年7月21日
遡ること4ヶ月前。Nintendo Switchが発売された3月3日、ゲーム機本体を生まれて初めて発売日当日に購入したのは*2、ぶっちゃけほとんどこれのため。待ちに待った『スプラトゥーン2』の発売でございます。
──ってなわけで、Nintendo Switch専用ソフト『スプラトゥーン2』を4時間ほどプレイしてみたので、ざっくりと感想をまとめました。ハイカラシティ……じゃなかった、ハイカラスクエアよ! 私は帰ってきたぞー!
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新要素も増えてやっぱり楽しいナワバリバトル
何はともあれ、イカである。ナワバリバトルである。
ストーリーモードとかサーモンランとか、気になる新要素はたくさんあるけれど、まずはナワバリバトらなくちゃ始まらない。新要素といえば、始めてすぐに目に入るテンタクルズの2人が想像以上にかわいいぞ……。ヒメちゃんの無邪気さよ……。
最初に潜ったのは、発売日のお昼すぎ。──にも関わらず、すでにランク10超えのイカしたプレイヤーさんの姿がちらほら。はっやーい!
深夜もしくは早朝から、ダウンロード版でひたすら潜っていたのかしら。いくら連勝したって、数時間はかかるんじゃなかろうか……。ランク1として初心を思い出しつつ、ガクガクブルブルしながら初戦に臨んだのでした。いぢめないでください。
ひさしぶり……そう、しばらくWii Uを起動していなかったので、本当にひさしぶりのナワバリバトルの初戦は、なんとか勝利。明らかにカタギじゃない動きをするイカ氏がこちらにいたのも大きいとは思うけれど。いやー、まんぞくまんぞく。
それにしても、「わかばシューターって、こんなに使いやすかったっけ?」と軽く驚いた。むちゃくちゃひさしぶりに遊ぶはずなのに(試射会と前夜祭はあったけど)、当然のように手に馴染む感じが気持ちいい。新しいスペシャルウェポンに戸惑いはしたものの、塗れるし倒せるし超楽しい。
でも思い返してみると、Wii Uでは基本的にはローラーをぶん回すか、たまに遊びでチャージャーで狙い撃つかという、近接or遠距離の極端なプレイばかりしていたからかもしれない。シューターのちょうどいい距離感と使いやすさに、改めて感動したのでした。たーのしー!
新ブキ・スプラマニューバーは、前夜祭でちょいちょい使っていたこともあって、慣れてくるとなかなか楽しい。
発売日ということでまだ『2』に慣れていない人が多いからか、自分のようなへっぽこシューターでもそれなりに活躍できて嬉しいっすね。「あ、このイカ、明らかにガチ勢だ」と、動きを見てわかる人も少なくないけれど。スライド操作でなく、普通に避けて回りこまれる……だと……。
マニューバーのスライド操作はまだ使いこなせていないものの、スペシャルの「マルチミサイル」の使い勝手が良く、へっぽこにはありがたい。なかなかタイミングが合うことはないけれど、4人全員をロックオンして一斉掃射できると……たまらんっすね!
現時点でお気に入りのスペシャルウェポンは、「スーパーチャクチ」。「飛び上がって叩きつける」というアクションが、純粋にカッコよくて好き。
敵を倒すというよりは、割と「緊急回避」的に使えるのもメリットなのかなーと。敵のインクに足を取られて動けないとき、インクを補充すると同時に、周囲を一気に塗り変えつつ後退できる。範囲攻撃を避けるために敵も距離を取るので、かなり逃げやすくなる印象がありました。
ただ、うまい人が相手だと、スペシャルを発動して飛び上がったところを普通に仕留められるというね……。ローラーの縦振りでも普通にやられる悲しみ。スーパージャンプからのスーパーチャクチで攻撃するような使い方をするには、まだまだウデマエが追いついていないのだ……。
意外とスピード感を求められるサーモンランが楽しい!
新モード「サーモンラン」も何度か遊んでみました。箇条書きにしてまとめると、以下のような感じ。
- シャケがキモい、ひたすらキモい(でも慣れると意外とかわいいような……?)
- キモいぶん、連続で倒すと超爽快、イクラもポコポコ取れて楽しい
- ブキはランダムなので、普段使わないブキの練習になる
- 「上手な1人」だけではどうにもならない物量戦になることも、協力は大切
- 7種類のオオモノシャケはそれぞれに弱点が異なり、協力して倒すと爽快
- ナイス連打&ビチビチで喜びを共有できてたーのしー!
Twitterで検索してみても、特に「いろいろなブキを使う練習になる」という感想を抱いている人は多い様子。協力プレイということで、ヒーローモードにはない緊張感がある──という面も大きいかもしれません。展開も早いため、気づけば集中してシャケ狩りに勤しんでいる格好。
なかでも、チャージャーを使うのに慣れていない人におすすめできそう。単調な動きのシャケは高台から狙い撃つのに格好の標的だし、シャケに囲まれてピンチ状態の仲間に向かって撃ち、インクの逃げ道を確保することもできる。チャージャーの特色を感覚的に学べるんじゃないかしら。
そして何より、良い具合に仲間と協力して、大量のイクラをゲットできたときの爽快感よ……! しばらく遊んでいると、ボイスチャットなしでもそれとなく意思疎通ができて気持ちいい。
ブキによって自然と前衛・後衛の立ち回りをするようになり、オオモノが出たら「カモン!」で呼び合い、金のイクラを持っていない人のためにインクを塗ってサポートする。ナワバリバトルやガチマッチとは違った「チームプレイ」が楽しめて良かったです。知り合い同士でやっても楽しそう。
まずはランク10目指してがんばるぞい
わかるわ。キャラメイクで悩むよね。
そんなこんなで、まだ数時間しか遊んでおりませんが、『スプラトゥーン2』のざっくりとした感想でした。
さすがに日中はガチ勢が多かったような気がするものの、夕方になってから初心者さんらしきイカも増えてきましたし、いずれ落ち着くんじゃないかしら。──と言うのも、「ガチマッチ」の解禁がランク10とのことなので。
えろ豆(@ermame26)先生!えろ豆先生じゃないですか!百合イカシリーズ、好きです!
おそらくはある程度のランクになったら、上手なプレイヤーさんたちは “ガチ” の世界へと旅立つと思うのです。
今回は「リーグマッチ」なるモードもあるということで、ウデマエごとに良い感じで住み分けされていくのかもしれない。実際はどうなるかまだ何とも言えないけれど、特定のモードで “へっぽこお断り” にならなければいいなーと。「ウデマエ」のシステムも変更があったようですし。
あと、スマートフォンアプリの『イカリング2』も、思いのほか充実していてびっくりした。時間別のステージ情報のみならず、過去のバトルの詳細な結果や、各ブキの記録までまとめられているという。ギアのお買い物もできるので、忘れないうちにぜひ。
何はともあれ、期待を裏切らないどころか、すでに予想を超えるような方向でも楽しめている、『スプラトゥーン2』。まだノータッチのガチマッチを遊ぶためにも、まずはランクを10に上げるべく、せっせとナワバリバトルに精を出すことにいたします。ヒーローモードもやらなきゃ……!
SW-7798-9295-5968 pic.twitter.com/qHJuGWYJlN
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2017年7月21日
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