オープン初日、ランチタイムの『梟書茶房』さんに行ってきました。
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エソラ池袋に新規オープンしたブックカフェ
“本と珈琲” 、さらには店舗名に含まれている “書” と “茶” の文字からもわかるように、こちらの『梟書茶房』はいわゆるブックカフェ。ほぼワンフロアを占める大きな喫茶店で、池袋駅直結・Esola池袋の4階に新たにオープンしたばかり。
エスカレーターを上がっていくと、4階で降りた目の前には小さな眼鏡屋さん(こっちも気になる)。で、それ以外のスペースはブック&カフェのスペース。エスカレーターに沿うような形で、オリジナルのブックカバーで袋綴じされた「シークレットブック」が陳列されているのが目に入ります。
そして、それら以外のほとんどがカフェスペース。客席は複数のエリアに分かれており、1人でも2人でもそれ以上で訪れても楽しめそう。
配られていたマップによれば、
- ラウンジ:複数人で珈琲や食事を楽しめるソファ席
- アカデミックエリア:読書に耽ることのできる、図書館のような1人席
- 森の部屋:外からの日差しが感じられる、ウッディな座席スペース
- グリーンテラス:喫煙可能な外席
の4つのエリアに区分されている模様。
そのうえで、店内には『かもめブックス』代表・柳下恭平さんが選んだ1,000冊あまりの蔵書があり、自由に閲覧することが可能。ほかに、アカデミックエリアの横には雑誌が並べられているスペースもありました。
店内の雰囲気は、こちらのTogetterを見ればなんとなく伝わるはず。
「ほとんど図書館じゃねーか!」と思える空間もあり、本が好きな人にとってはたまらないのではないかしら。
──で、肝心の飲食メニューはどうなのか、と申しますと……。
とりあえず、パスタは予想以上においしかった。
安価なチェーン店のものよりは断然おいしいし、その辺のパスタ屋さんにも引けを取らない味わい。東武だか西武だかのデパートのレストランフロアで出てきてもおかしくない──と考えれば、むしろ安いくらいなのではないかと。
今回はほかに頼まなかったので何とも言えませんが、パスタで素直に「うめえ!」と言えるということは、ほかもきっと安定しておいしいはず。
そりゃあだって、あの「ミラノサンド」でおなじみのドトールが出すサンドイッチが、おいしくないはずがないでしょうし。
午前中に珈琲を飲んでいたので、ドリンクはダージリンティーをいただきます。
配膳が丁寧なのは言うまでもなく、淹れる時間の目安として小さな砂時計も用意していて、接客のきめ細やかさがキラリと光っていた印象。すげえ! ドトール系列じゃないみたいだ!(良い意味で)
メシに気を取られてすっかり忘れていましたが、僕が座っているのはアカデミックエリア。
目の前にはメニュー本が立てかけられており、背筋を伸ばしても反対側に座っている人の顔が見えないほど、仕切りが高い。本当に図書館の閲覧スペースみたいですねー。
机は一部が透明のガラス張りになっており、その下には席ごとに異なる書籍がチラ見え。
小学校の勉強机のような形で収納されているので、すぐに手に取って読むことができます。日によって選書を変えているのかどうか……わたし、気になります!
それと、先ほど触れた「シークレットブック」について。
店内で販売されている本には、上の写真のような紹介文が個々に記載されており、書名・著者名などは買って開けるまで窺い知れないようになっています。 “袋綴じ” を開くワクワク感……久しく忘れていたぜよ……。
そしてこの紹介文、「これ、あの本じゃね?」と、読んだことがある人にはわかりそうな内容になっている点もおもしろい。
自分の場合、上の2つの紹介文については「間違いなくあの本だ!」と自信を持って言える。このように、「知っている本」を探す楽しみもあるのではないかしら。
──とまあざっくりとではありますが、そんな感じの『梟書茶房』さん。
昼メシを食べたらちゃちゃっと出るつもりが、「長居? どうぞどうぞ全力で長居しちゃってください」と言わんばかりの雰囲気に後押しされて、2時間ほどまったりと過ごしてしまったのでした。わっほい。
ドリンクのお値段が少々お高めに感じるかもしれませんが、店内の雰囲気も考慮としての価格設定と考えれば、さもありなん。
珈琲とシークレットブックのセットメニューも気になったので、次はそちらを頼んでみようと思います。あとはスイーツ。これはぜひとも再訪したい。
店舗情報
- 公式サイト:本と珈琲 梟書茶房 [FUKUROSHOSABO]
- 営業時間:10:30~22:00(L.O.21:30)
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線『池袋』駅12番口 徒歩1分
- 最安メニュー:¥500(梟ブレンド、アイスコーヒー、ダージリン等)
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ぐるなび 池袋×カフェ