2016年3月、秋葉原に『カールスジュニア』がオープンしました。
その様子は各ネットメディアでも取り上げられ、Twitter上の秋葉グルメクラスタの間でも結構な話題になっていた様子。
開店から3ヶ月。新規店ならではの混雑もそろそろ収まった頃かなーと考え、平日のお昼時にふらっと飛び込んできました。
特に前知識もなく足を運んだのですが──食事のあとは、お腹いっぱい大満足。数あるハンバーガーチェーンのなかでも、お気に入りのひとつになりそうです。
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カリフォルニア発のファーストフードチェーン
『カールスジュニア』は、アメリカ・カリフォルニア発のファーストフードチェーン。
その歴史は長く、今年で創業75年になるそうな。米国内の同業チェーンとしては、サブウェイ、マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズに次ぐ店舗数を誇り、海外でも展開中。
──と書かれているWikipediaのページを見ていたら、過去に西日本で展開していた歴史もあるという記述が。
自分にとっては、「ロゴのお星様を映画かなんかで見たことがある(気がする)」といった印象しかなかったけれど……今回の出店は、再挑戦になるわけですね。
そんなカールスジュニア。
どのような特徴があり、他のハンバーガーチェーンと差別化をしているのか――と他の記事を読んでみたところ、「プレミアム(高級)」「ボリューム」「セクシー」といったキーワードが多く引用されている模様。セクシー……だと……!?(ガタッ
若い男女を使用した広告を展開し、「セクシーでエッジー」というブランドイメージのもと、37カ国に出店している。
実のところ、あまり「高級」なイメージは持っていなかったのですが、ハンバーガー単品でも1,000円前後するメニューを見ると、他と比べれば確かに割高な印象。
そして、運ばれてきたハンバーガーを見て「でけえ!」と声が漏れるほどには、ボリューミーだったことも間違いありません。
手に持ったときのずっしり感が、慣れ親しんだマクドナルドやロッテリアとは明らかに違った。バーガーキングのワッパーよりもデカいんじゃなかろうか……?
「チーズフェイマススター」を食べてみた
というわけで、実際にやってきました。
カールスジュニア、秋葉原中央通り店。
入店したのは、平日の13:30過ぎ。
さすがにこの時間なら……とまだ新しい店内を見回してみると、空席率は4割といったところ。レジ前に並んでいるのも2人程度だったので、すぐにバーガーを頬張ることができそう。わくわく。
レジの上に掲示されたメニューを眺めてみると、その商品数に面食らった。
バーガー類だけでも、1、2、3……20品近くありません!? どどど、どれを選べばいいんだ……チキンサンドがおいしそうだけど、バーガーショップの初回でチキンというのも……あばばばば。
加えて、客層を考慮してなのか、はたまたそういったデザインコンセプトなのか、メニューは日本語よりも英語表記のほうが大きく、目が悪い自分は必死に読み取ろうとしていた格好。
ちーず、ふぇいますすすす……?
ふぇいます、すたー?
……あ、お星様か、なるほど。
CHARGRILLED BURGERS | メニュー | カールスジュニア Carl’s Jr.®
いざ注文の段階になり、今度はハンバーガー単品の価格に併記されている「コンボ」の文字に戸惑う。
いや、明らかにセットメニューだというのはわかるのですが、そのセットの内容が一見すると把握しづらく、その下部には「GO MEDIUM」と「GO LARGE」の文字も。はて?
そこで、レジのお兄さんに尋ねてみると、眩しい爽やかスマイルで丁寧に説明してくださいました。
……すごい! こんな0円スマイル、他のバーガーショップでは見たことがないぞ! 場合によってはキュン死に至るやつだ! ……そうか、これが “セクシー” か!!
で、その説明を一言でまとめると、「『コンボ』はポテト+ドリンクのセットで、併記されているのはそれぞれが『Sサイズ』の場合の値段」であり、「M・Lサイズに変更することも可能」との話。
「GO〜」は、セットのポテト&ドリンクのサイズを変える場合の価格だったわけですね。
コンボの内容もわかったところで、じゃあこれを──と注文。
お会計を済ませ、番号札を受け取り、ドリンクバーに移動したら自分で飲み物を準備します。ファミレスでもカラオケでもなく、ハンバーガーショップでドリンクバーに立つ……なんか新鮮でござる。
5分と待たず、ハンバーガーが運ばれてきました。
注文したのは、「チーズフェイマススター」Sコンボ(982円)。
少年時代は「ハンバーガーと言えば、チーズバーガー!」だったので、なんとなく初心に帰るつもりで選んでみた。とろーりチーズがたまらんのです。
紙に包まれた状態でもはっきりとわかる巨大さにおののきつつ、バーガーが分離しないように恐る恐る両手で持ち、まずは一口。
……お? 思っていたよりも、パティがうまいぞ? パッと見た印象は他のチェーン店と大差ないし、「肉汁ジューシー!」的な感動はありませんが、好みの味。
それもそのはず。あとでホームページを見てみたところ、カールスジュニアでは「直火焼き」の調理法を採用しているらしく、ほんのり香ばしさを感じるお肉の味わいが個人的にヒット。
肉自体も思いのほかあっさり系で、かなり食べやすいバーガーという印象を受けました。
そして、繰り返しになりますが、やはり魅力的なのはそのサイズ感。
ハンバーガーひとつで充分にお腹を満たせるボリュームが、食後の満足感に直結。一心不乱にぱくついて、あっという間に完食してしまいました。ポテトも薄い塩味で、海外チェーンとしては全体的にしつこさのない取り合わせでござる。これは良いぞ……!
それと、店内でバーガーにかぶりつきつつも気になったのが、お店の前で足を止める人の多さ。
開店から3ヶ月経ったとはいえ、まだまだ定着しきってはいないらしく、チラチラと様子見している人の姿が見られました。店内はむしろ、外国人の比率のほうが高かったような気も……?
お値段の高さの問題もあり、あまり頻繁に利用しようとは思わないものの、ハンバーガーチェーンとしては、個人的にお気に入りのひとつになりそうです。
普段使いとして「マクドナルド3:バーガーキング3:モスバーガー2:ロッテリア1:フレッシュネスバーガー1」くらいの割合で訪れている現状から見て、マックとロッテをそれぞれ1割程度削って、カールスジュニアに行こうかしら……と考えるくらいには。
次は、さらにデカいのを頼もっと。
店舗情報
- 公式サイト:カールスジュニア Carl’s Jr.®
- 営業時間:9:00〜22:00
- アクセス:地下鉄銀座線『末広町』駅 徒歩2分
- 住所:東京都千代田区外神田4-4-3(地図)
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