大宮『おふろcafe utatane』で休みながら仕事をしてきた


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 行ってきました。噂の『おふろcafe』
 感想を一口に言えば、「近くに引っ越したい」。

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大宮近くの、おしゃれなおふろ

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おふろcafe utataneより

 ぶっちゃけ、あれこれ説明するよりも公式サイトを見てもらったほうが早いと思います。施設の魅力とシステムが余すところなく説明されているので。あとは、ヨッピーさんのレポート記事とか。僕はこちらで知りました。すんごい良い顔してる。

 書かれていない情報としては、こちら、2012年に閉店した「大宮大成鉄道村」*1の内装をリニューアルして、翌年末オープンした施設だという点。ちなみに、それ以前はスーパー銭湯だったとか。根っこの部分は変わっていない様子。

 経営が思いのほかうまくいっていなかった……かどうかは定かではありませんが、運営会社であるジェイアール東日本都市開発が株式会社温泉道場*2とテナント契約を結び、再オープンするに至ったようです。サイトを見ると、いろいろおもしろそうなことをやっていますね。

 何はともあれ、そんな “素敵お風呂施設” が大宮にあると知り、いつ行こうかどうしようかと考えていたところ、晴れてこのたびの初訪問となったわけでございます。ひとっ風呂浴びてリフレッシュじゃー! 風呂は命の洗濯よー!

一日中過ごせる(過ごしたい)ウルトラスーパー銭湯

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 というわけで、いざ「おふろcafe utatane」へ。

 ホームページのアクセス方法によれば、 “鉄道博物館駅より徒歩10分” とありましたが、せっかくなので、大宮駅から徒歩で向かうことに。

 ……いやね、アレっすよ。せっかくお風呂にどぼーん! するなら、ほどほどに汗をかいてからどぼーん! したほうが気持ち良いじゃないっすか。どぼーん!!(ちなみに、大宮駅からは無料シャトルバスも運行しています)

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 大宮駅から歩くこと、約30分。

 …… “ほどほどに汗をかいてから” と言ったな。アレは嘘だ。すでに汗だくだ。ここしばらく涼しい日が続いていたのに、急に暑くなりやがってこんちくしょう! ありがとうございます! やったぜ! 僕らの夏はまだ始まったばかりだ!

 さて、入館する前にまずは、料金を見てみましょう。

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店舗情報|おふろcafe utataneより

 フリータイムで入ると、館内着とタオル付き。時間制で入ると、館内着とタオルなし。この辺は、用途次第といったところかしら。ご近所さんが「軽くひとっ風呂」で足を運ぶなら、タオルを持参して時間制で入ったほうがお安く済みますもんね。

 この日、到着したのはお昼過ぎ。遅くまでいるつもりはありませんが、時間の許すかぎり、120分以上は滞在したかったので、今回はフリータイムで入場。入り口で靴を脱ぎ、下駄箱の鍵を預け、代わりに館内着にタオル、数字入りのバンドを受け取ります。よく見る、アレ。

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 入ってまず目に入るのが、「暖炉」という衝撃(入り口は右手奥です)

 ラウンジ部分にはソファが複数置いてあり、男女カップルが寄り添い座っていたり、女の子2人組がひそひそ話をしていたり、3人のお兄さんグループが並んで座りつつも各々がマンガを読んでいたり、おじちゃんが爆睡していたり。なんだこの、圧倒的な “自宅感” は……!

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 奥に進むと、木で囲われたカフェスペースが。座席も結構な数があり、こちらではおじいちゃんおばあちゃんが談笑していたり、親子連れが遅めのお昼ごはんを食べていたり。ちょろっと見える「コエドビール」は川越発のクラフトビールでござる。うまし。

 また、ちょっと写真ではわかりづらいですが、席周辺には雑誌がたくさん並べられております。グルメ系、暮らし系、旅行系など、種類もさまざま。『ソトコト』*3や『ことりっぷ』*4なんかもありました。

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 そして、雑誌の数を明らかに上回っている、マンガ本の棚。こちらだけでなく、たくさんのマッサージ椅子といくつかのハンモックが並ぶ「うたたねゾーン」なる素敵空間の通路にも、ずらーっとマンガが並べられている格好。

 いわゆる “漫画喫茶” とまではいかないけれど、そこそこ本が置いてあるおしゃれカフェと比べれば、かなりの蔵書量があるんじゃないかしら。今回は読めなかったので、次こそは。

 他にも、キッズルームや仮眠室、会議スペースなどの施設が入っているそうで。カフェにはドリンクメニューもありますし、脱衣所にはおなじみの自動販売機類も使えますが、一方でコーヒーはセルフで飲み放題。お風呂付きの漫画喫茶だ、これ。やべえ。

パソコンとお風呂の間を往復するだけの簡単なお仕事

 で、肝心のお風呂でございます。

 大浴場、露天風呂、ジェットバス、電気風呂、寝ころび湯、サウナ、水風呂といった、一般的な “スーパー銭湯” の類の施設にある「お風呂」は、ひと通り揃っている感じ。露天とサウナにはテレビもついておりました。

 露天風呂のお湯は、埼玉県神川町の「白寿の湯」*5を運んできて使用しているそうな。源泉に加水しているという話ですが、それでも保温効果はてきめん。ヨッピーさんの記事でも書かれていたように、お風呂を出たあともしばらく身体が暖かい。ぽかぽかしてくる。

 1時間ほどかけて浴場を満喫したら、館内着に着替え、ビン牛乳をぐいっと飲み、大きな荷物はロッカーに預けておいて、ぽかぽか状態のまま館内へ。

 カフェスペースの脇に無料のパソコンゾーンがあり、数台のiMacがデデンと鎮座していたのが目に入ったので、そちらへ向かいまする。このときはすべての席が埋まっており、ネット上の評判を見てもパソコン席はやはり混みやすい様子。ですよねー。

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 しかし一方では、そのお隣、パソコンのない「電源席」は意外に座る人が少なく、競争率は低いようでした。何度か荷物も置かずに席を離れもしましたが、それでも戻ってくれば空いている感じ。こいつはありがてえ!

 ということで、しばし自分のノートパソコンを広げてカタカタ。……うわあ、とんでもなく集中できる。お風呂に入って疲労もぶっ飛び、ぽかぽかの身体は柔らかく、自然と背筋もシャンと伸びるのです。しばらくその状態でも疲れない。うおっほー! はかどりんぐー!

 2時間ほどノンストップで作業をし、集中力が切れてきたら再度、お風呂へ。サウナで汗をかき、ジェットバスで肩や腰をほぐされ、露天風呂の脇で寝転んで、のびのび。リフレッシュしたら、再びパソコンへ。やべえ、むちゃくちゃ仕事が進むし、やる気も下がらないぞ……!

 当初はお風呂に癒やされつつ、ハンモックに揺られながら読書でもしようかと考えていたのですが、「そんなことより作業だー!」と身体が自然にパソコンへと向かっていたのでありました。わぁい。

 ──そう、休みに来たつもりが、休みながら仕事をしていた。な……何を言っているのかわからねーと思うが、そういうことだ。なにこれこわい。ついつい再訪しちゃいそうな心地よさ&捗りっぷり。チャリで通えないかしら。

 とは言え、休日はかなりの賑わいを見せているという話なので、訪れるなら平日が良いのかもしれません。定期的に開かれているというワークショップやDJイベントも気になるし、ぜひともまた訪れたいところではあります。

 「お風呂」という一点で見れば、他にも魅力的な温泉や銭湯は数あるかと思います。が、付随するサービスや施設も含めれば、間違いなく大宮まで足を運ぶ価値のある空間でした。気になる方は、ぜひぜひ!

 

施設情報

  • 公式サイト:おふろcafe utatane
  • 営業時間:10:00~翌朝9:00
  • 電話番号: 048-856-9899
  • 住所: 埼玉県さいたま市北区大成町4−179−3
  • 宿泊予約:楽天トラベル

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