ポケモンカードゲーム イラストコレクション|株式会社オーバーラップ
ポケモンカードのイラスト集が発売されると聞いて、元ポケカプレイヤーとしての血が騒いだ。意外と安いし、これは欲しいぞー?
初代から集め始めて、ファンクラブにも入会して、関東大会に出るくらいまではハマっていたこともあり、僕にとっての「トレーディングカードゲーム」と言えばこれ。周りの友達には、やっぱり『遊☆戯☆王』勢が多かったけれど。
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そんな、ポケモンカード。
懐かしくなって押し入れをひっくり返してみたところ、案の定、ブツが見つかってしまった。何度も引っ越してきたのに、よく残ってたもんだ。
カラーボックスに詰め込まれてた。
何枚まで集めていたかの記憶は定かじゃないけれど、数千枚単位で持っていたはず。ちびっこだった当時、1996年発売の初代シリーズから集め始めて、ADVシリーズ(ルビー&サファイアの辺り)で引退したんだったと思う。
引退というか、自然消滅かな? 周囲にプレイしている友達もいなくなり、ネットにハマりだした頃だったので。……考えてみれば、ネットの前にはカードゲームやってたのか、僕。
びっくりするほどちゃんと残ってた。
『ポケモン』のコンテンツに関しては、ゲームもカードも『金銀』の時代に特に夢中になっていたはずなので、その頃のグッズが多め。
左上の箱のイラストがめっさ好きでしたわー。色違いリザードン、超かっこいい。当時はゲーム上で手に入らなかったけど、10年の時を経て、『ポケモンX』で相棒になってます。色違いメガリザードンXに惚れ惚れ。
コイン。ラッキーコインが懐かしすぎる。
小学校高学年くらいのときには、ファンクラブに入会するわ大会には出場しまくるわと、かなりアクティブに動きまわっていたような印象。いろんな大会で見かける同年代の女の子に一目惚れしたような淡い思い出も……ゲフンゲフン。
ゲームでは「微妙」と言われがちな虫タイプだって強いんだよ!
ポケモンカードの何が良いって、ゲームでもアニメでもない、別のイラストでポケモンが描かれているのを見ることができる点だと思うのです。イラストレーターさんによって全く味わいが異なるし、違った視点で「ポケモン」を楽しむことができて良い。
というわけでせっかくなので、自分の持っているカード(1996〜2003年頃のシリーズ)から、個人的に好きなイラストのカードを選んでみました。うふふ。
イラストが好みのポケモンカード30選(1996〜2003年頃)
ヒトカゲ(初期シリーズ)
爬虫類っぽいヒトカゲさん。一番最初のシリーズ、スターターパックで手に入るカードだったはず。「あっ、やべ、燃えちまった」といった感じのうっかり感と、物憂げな瞳が好きです。
モンジャラ(初期シリーズ)
『ポケモンカードGB』でお世話になったような。得体の知れなさに初期の “モンスター” っぽさを感じる。
バタフリー(初期シリーズ)
最初の頃はまだ珍しい「2進化」ポケモンで、回復もできて、立ち回りやすい……という性能面を気に入っていた。ほんわかきらきらなイラストも印象に残っているけれど、その下の「身長1.1m」に若干の残念さががががが。
ヤドン(初期シリーズ)
平面、地平線、空、雲、ヤドン。シンプルな背景と、ほげーっとした絵柄がしっくりきすぎて怖い。
ライチュウ(初期シリーズ)
ずんぐりしていたライチュウさん。自分が初めて手に入れたキラカードがもう1種類の別の「ライチュウ」だったこともあり、「同じライチュウなのに、違う絵柄のカードがあるの!?」と謎の神秘性を抱いていたカード。
手に入れたときは嬉しかったなあ……と、イラストはあまり関係ないけど好きです。インド象は逃げて。
ミュウツー(初期シリーズ)
確か、コロコロコミックのおまけだったかな? みんな大好き、ミュウツーさん。
黒背景に色合いがかっこいいイラストも大好き。調べてみたら、この “伊藤紅丸*1” さんって、HAL研究所の社員さんなんですね。というか、携わっている作品が好きなやつばかりでびっくり。
ファイヤー(初期シリーズ)
“にらみつけるさん” とネタにされる前の時代のファイヤーさん。ゴッドバード、つ、つよいし。当時から炎ポケモンは好きだったけど、中でもイラストが好きなカードはこちら。
ピカチュウ(初期シリーズ)
おなじみのピカ様。トキワの森をうろちょろしている感じが良いよね。
ニョロボン(初期シリーズ)
コロコロコミックかなんかで募集してた、イラストコンテストの入賞作品だったかしら? いや、別に自分が描いたわけではないけれど、「同じくらいの子の絵がカードになってる! すげえ!」という衝撃はあったような。
なみのりピカチュウ(初期シリーズ)
先日も配布されていた*2、サーファーなピカ様。そもそも、なんで “なみのり” するようになったんだっけ……。ピカ版のOP?
“そらをとぶピカチュウ” とは、なんだったのか……。
カツラのロコン(初期シリーズ)
公式のキャラクターデザイン担当、杉森建*3さんのイラスト。なかなか他の媒体で公式絵を見る機会はないので、カードイラストに採用されるのは嬉しい。ロコンかわいい。
カツラのウインディ(初期シリーズ)
同じく、杉森さんのウインディ。当時としては最高ダメージの技と、かっこいいウインディの絵が相まって、よく使うお気に入りのカードでした。
カスミのわがまま(初期シリーズ)
かわいい。
マチスの秘策(初期シリーズ)
こっちはイケメン。間違いなくイケメン。でも、なにゆえにマスターボール。
ピィ(neoシリーズ)
手札シャカシャカ、みんな使っていたちっこい天使。毛糸玉いじいじ、かわいい。ギエp
ポケモンマーチ(neoシリーズ)
絵の具っぽいテイストで、楽しそうな様子が印象的。中心がヒノアラシっていうのもね! いいよね!(※ヒノアラシ好き)
やさしいプクリン(neoシリーズ)
プクリン+キャタピーという珍しい組み合わせもいいんだけど、何よりも背景。むっちゃ細かいし、むっちゃキレイ。こういう、ポケモンが風景に溶け込んでいる絵を見るのがたまらなく好きなのですよ。
やさしいイノムー(neoシリーズ)
もふもふ! ふかふか! なにこれずっこい! 上に乗っかって、くたぁ……ってなってるウリムーになりたい。
やさしいヤドラン(neoシリーズ)
メガシンカおめでとうございます。ゲームでは固さ自慢のヤドランさんも、お花畑でほっこりする、の図。尻尾のシェルダー(元)もほんわかしているのが良い。
ひかるミュウツー(neoシリーズ)
パックを開いたら、何かこれまでに見たことのない加工のキラカード、しかもミュウツーが出てきて興奮のあまりに鼻血ブシャー! した思い出。かっこいい……。
ポケモン性格判定(neoシリーズ)
萌えポイントはサイドンです。ちっこいウサギに絡まれて怯える図、かわいい。でもこれ、もしかして弱点に怯えているだけなんじゃ……。「たきのぼりぶちかますぞ? あぁ!?」みたいな。
にせオーキドの発明(neoシリーズ)
純粋に、こいつの存在が疑問。なんだったんだろう……。マッドサイエンティストゥ! なイラストも結構好きだったけれど。
リザードン(neoシリーズ)
杉森さん絵のリザードン! かっくいー! ちょっと異なる加工のキラに、初代仕様の「ほのおのうず」が嬉しい。
マグマラシ(eシリーズ)
その昔、カードeリーダー*4というものがありましてね……。あれは結局、失敗だったのかしら。それはともかく、炎を出していない、まんまるマグマラシのかわいさよ。抱きしめたい。
モココ(eシリーズ)
ビリビリっと、クリスマスツリーを光らせるモココさん。良い子。この辺のシリーズから、ポケモンの「動き」や「物語」が込められたイラストが増えたように感じる。
オーダイル(eシリーズ)
川を泳ぐオーダイルさん。これ、完全にただのワニや。
ストライク(eシリーズ)
風を感じるストライクさん。イケメン。
エーフィ(eシリーズ)
eシリーズの絵柄では、このイラストレーターさんの絵が好き。シンプルな色合いによるおしゃれ感。
ブラッキー(eシリーズ)
影で立ち回る悪タイプ……というイメージからかけ離れた、昼間の屋根の上であくびをするブラッキーさん。くそかわ。よく見たら、マクドナルドのおまけっぽいっすね。
セレビィ(eシリーズ)
セレビィさん。ゲーム上では入手できない幻っぷりと、公式絵に近い幻想的な絵柄が大好き。なにげに月が出ているのも良い感じ。
トレーディングカードゲームから生まれる黒歴史と言えば!
とまあ、「わー、懐かしー」なんて言いながら箱をあさっていたら、同時に妙なものも見つかりまして。
おや?
これはまさか……。
で、出たあああああ!
「カードゲームにハマるあまり、自分でオリジナルカードを作っちゃいました☆」ってやつだあああああ!
うわあ。
「字ぃ下手だな!」って思わず自分でツッコんじゃったけど、小学生だとこんなもんかしら。それより、まだ厨二病に触れる前、語彙が貧相で良かった……。
そんなこんなで、久しぶりにポケモンカードをいじって懐かしんでおりました。散財が怖いので再開するつもりはないけれど、せめてゲームだかアプリで出してくれればいいのに……と思わなくはない。
とりあえず、冒頭のイラスト集は買おうかどうしようか真剣に考え中。ちょっと調べてみたら、最近のポケモンカードって、むちゃくちゃ凝ってるらしいじゃないっすか。
飛び出てるー!すっごい飛び出てるー!*5
かっこいいけど、英語はちょっと……。*6
ただの紙っぺらと言えばそのとおりなんだけど、その中でこれだけ表現するのはすごいよなあ……。