おっすおっす。トレーナーレベルはいまだ24、ゆったりまったりと『Pokémon GO』で遊んでいる僕です。ラプラスを探しに、何度目かになるお台場へ行こうかどうしようか考え中。
で、アプリのリリースから遅れること約2ヶ月、ようやっと発売された補助デバイス「Pokémon GO Plus」ですが、みなさんはゲットできましたか? 僕はと言うと、発売日に「池袋は無理だ!」とスルーして東京スカイツリーまで向かったものの、入手できず。泣く泣く帰宅したのでした。
──ところがどっこい。1,000人を超える行列ができ、テレビ取材も入っていた発売日の大混雑はどこへやら、本日土曜日の販売は意外に落ち着いた様子だったようで。
事実、自分もダメ元でポケモンセンターメガトーキョー(池袋)へ向かってみたところ、まったく並ばずにゲット。お昼ごろだったのに、普通に買えてしまって拍子抜けでござった。ただ、残りの在庫は少ないという話もされていたので、明日の分はもうないのかな……。
ともあれ、運良く手に入ったPokémon GO Plus(以下、ポケモンGOプラス)。半日ほど装着して歩き回ってみたので、ざっくりと雑感をば。
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設定は問題なし、使い方も簡単
詳しい仕様や設定方法はサポートサイトで確認できるので、そちらを参照ください。
「Pokémon GO Plus」は、スマートフォンとBluetooth® Low Energy技術で接続され、スマートフォンの画面を見続けなくても『Pokémon GO』を遊ぶことができるデバイスです。
周囲にポケモンがいる、ポケストップがある等の情報をランプと振動で知らせます。
ボタンを押すことでポケモンの捕獲を試みたり、ポケストップで道具を入手したりできます。
スマートフォンをスリープしている状態など、『Pokémon GO』がバックグラウンドになっている状態でも使用することができます。
ぶっちゃけ、基本無料でプレイできるスマホアプリに3,500円(税別)のデバイスは結構お高いんじゃ……と見る向きもありますが、まあその辺は人それぞれ。
『ポケモンGO』をさらに楽しめるならば安いもん。というか、ガチャ10連分と考えたら割と普通だった(目ぐるぐる)。
サイズ感はこのくらい。材質といい大きさといい、一口に言えば「 “たまごっち” をちょっと小さくしたやつだ!」という第一印象。比較対象としては「ポケットピカチュウ」のほうが相応しいのだろうけれど……微妙に形状が異なりますしおすし。
──ってか、むしろアレだ、「ポケウォーカー」だ。
『ハートゴールド&ソウルシルバー』付属のアレ。まだ家にあった。
想像以上に似てた……!
機能・用途は別物だけど。
クリップ装着時の厚みはこのくらい。
クリップ部分は同時に電池カバーとしての役割も果たしており、ドライバーで背面のネジを緩めることで取り外しが可能です。クリップで身体に装着する場合は、胸ポケットやベルト部分に挟むのを推奨している様子。
クリップ部分を外して専用バンドに付け替えると、手首に装着することもできます。
こちらもネジで固定されているので、衝撃でポロッと本体が落ちることはまずないかと。逆にクリップのほうが、気付かぬうちにベルトから外れてた……とかありそうで怖い。あと、毛深くてごめんね!!
スマートフォンアプリ側とは、Bluetoothで接続。対応機種はサポートサイト上で確認できます。うちのZenFone Max先輩の名前はなかったものの、普通に動作良好。えがったえがった。
実際にプレイしてみたかぎりでも問題はなく、スリープ状態でもポケストップとポケモンの出現を確認し、ポケモンGOプラスがブルブルッと振動して教えてくれました。どちらの場合でもデバイスのボタンを押せば、アイテム獲得・ポケモン捕獲のアクションをしてくれます。べんり。
あまりにサクサクとポケモンがゲットできすぎて怖い
で、実際に使ってみて。
ポケモンGOプラスを装着してから最初の30分ほどは、とにかく爽快。
「画面も見ず、ボタンひとつでポケモンゲットできるとか、むっちゃ便利じゃないですかー!」と。
下手すりゃ、たまに動作が乱れることがある自分のスマホよりも、短時間かつ確実に捕獲できているくらい。もう、一投目で遠くへすっ飛んでいくボールを見る必要もないんや! わぁい!
当初はボールがなくなる心配をしていたものの、それもポケストップでガンガン補充してくれるから大丈夫。特に、都心でプレイしていると非常に短いスパンでポケストップの範囲内に入るため、まったくの無問題。歩きながら、ほぼ常にバイブしているレベル。ビクンビクン
ただし、「投げるのはモンスターボールのみ」という仕様があるため、捕獲率は決して高くないのと、それ以外のアイテムが無駄にたまってしまうという問題もあります。
当然、すぐに所持可能な数を超えてしまうので、結局は操作する必要に迫られる格好。アイテム数はあらかじめ減らしてから、デバイスとペアリングするのが懸命ですね。
『ポケモンGO』のアプリをバックグラウンド状態にし、ポケモンGOプラスの操作によって入手したアイテム・ポケモンなどは、「ぼうけんノート」で確認する形。アイテムとポケモンの具体名は出ませんが、通知欄にも結果が表示されます。しれっとフシギダネに逃げられてる……。
あと、アプリの画面を見なくても、デバイスの振動で操作結果がわかるのも嬉しいポイント。ポケストップの場合は、振動数=獲得アイテム数になっており、ポケモンの場合も、振動のパターンによって捕まえたか逃げられたかが判断できるようになっています。
とは言え、あまりに効率的すぎるがため、「気付かないうちにレアポケモンと遭遇し、そのまま逃げられてた」なんてことも普通にありえるわけで。
ポケモンGOプラスを利用するのはあくまで移動中に限定し、公園へポケモン探しに行く際にはスマホで操作するようにするなど、自然と使い分ける形になると思います。たまったスーパーボールも消化しないと。
ポケモンGO plusを接続して震えたらボタン押す、震えたらボタン押す…をやりつつ池袋→新宿を車で30分弱移動する間にイベント80件ほど、あっという間にアイテムが溜まる…これ車やチャリ乗りには必須アイテムだよ… pic.twitter.com/lhOmweW8jV
— あきらンドール⚡️ (@akk9s) 2016年9月16日
また、Twitterでこちらのツイートが話題になっていましたが、仰るとおり、特に「自転車」との親和性が高いんじゃないかしら。電車での移動中すらたびたびブルッと振動して教えてくれていたので、ゆっくりペースの移動であればタマゴ孵化がはかどりそうな予感。
もちろん、ボタンひとつ押すだけでも片手運転になるので、注意は必要ですが。どこかの巣でポケモンを捕まえまくった帰り道、移動ついでにアイテム補充&タマゴ孵化を同時進行できるとなれば、プレイ効率はぐーんと上がるはず。
今後、アップデートでポケモンの数が増えたころになって、重宝される可能性は十二分にあると思いまする。全国のサイクリングロードが廃人ロードになるぞー!
そんなこんなで、ざっくりとではありますが、Pokémon GO Plusのレビューでございました。
ちなみに、気になる「電池」に関してはまだ使いはじめなので何とも。コイン形リチウム電池CR2032でござる(11月16日追記:外出時には高頻度で起動して持ち歩いていたところ、ちょうど2ヶ月ほどで電池切れになりました)。
もいっこ試しに、ポケストップ範囲内の喫茶店でデバイスを接続したまま小1時間作業していたのですが、アイテムがたまるはたまる。ルアーが刺さっていればポケモンも出てくるため、作業しながらでもボタンひとつでポケモンゲットに勤しめるようになってしまった。わぁい!
ともあれ、このデバイスを必要と見るか不必要と見るかは、その人の『ポケモンGO』のプレイスタイルによると思います。僕の場合は、「バックグラウンド状態でも歩数カウントしてタマゴ孵化できるとか最高か!」の一点で価値はあると考え、迷わず購入した感じです。
あとは……強いて言えば、これまで以上に「ポケモンGOやってるアピール」ができる……とか? イベントやオフ会の機会があれば、堂々と装着してプレイするのも楽しいかもしれない。──しばらくは、見えないようにベルトにでも挟んでおくつもりだけど。なんか恥ずい。
というわけでせっかくの補助デバイス、普段から持ち歩いて、使い倒していこうと思います。みんなもポケモン、ゲットじゃぞ―!