ぐるりみち。

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三日坊主を克服するには?物事を続けるための4要素「目標・義務・習慣・楽しさ」

 何か新しく物事を始めようとしたときに、多くの人が直面するだろう問題がある。それがいわゆる、「三日坊主」問題だ。僕もこの坊主にはよくお世話になっているというか、ハッと気づいたらいつの間にか背後にいる、恐ろしい坊主さんでございます。

 

 「よし!今日からやるぞ!」の1日目、影も形もない。
 「今日もちゃんとやった!」の2日目、何か禿頭の幻が見える。
 「うんできた。明日もやる」の3日目、背後に頭の丸いヒトガタが。

 

 ──ちくしょう、お前はメリーさんか!

 そんな憎っくき坊主を退散させるためには、どうすればいいのか。続かない物事を続けるための方法について、自分なりに考えてみました。

 

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当たり前ながら効果的な対策「目標設定」

 小・中・高校では、生徒に「目標」を立てさせらる機会が多く設けられていた。

 1年間の目標とか、学期ごとの目標とか、テストの点数の目標とか。個人個人の目指すべき段階を「宣言」として可視化し、教室内に掲示していたような記憶もある。……だいたいが似たり寄ったりだったけど。

 そうやって、いつも目に見えるところに自分の「宣言」があることで、一定の効果が見られる場合もあると思う。嫌でも思い出されてしまうので、「やらねば!」と奮起させられる形。やらねば。続けねば。達成せねば。ねばねばねばねばねば。

 

 でもこれ、しばらくするとその場にあるのが当たり前になって、効果が薄れてくる人も多いんじゃないかしら。……はい、僕のことです。

 僕の前の職場が、まさにこんな感じでした。営業職なので、営業所全体の目標(ノルマ)と、個人の目標設定がデカデカとオフィスの各所に貼られている格好。ぶっちゃけただ形式的にそうしているだけで、実際に目標達成・成績向上に結びついていたかは怪しい。

 そもそも、設定の時点で「いやいや、その数字は小さすぎるでしょー。やる気あるん?」と、結構むちゃくちゃな目標を書くように強いられていたので。自分で考えた目標でなく、しかも最初から無理だと分かってちゃ、逆にモチベーションは下がるんじゃありませんかね……。

 

「習慣」化を目的とした場合の、手段としての「義務」化

 そんな「目標」を立てる以前に、まず「習慣」とすることを考えるケースもある。目標達成のための過程、活動そのものを自分にとっての「当たり前」とすること。食う・寝る・遊ぶと同様の、生活上の自然な行為に昇華させること。

 そのための方法として代表的なのが、物事の「義務」化だと思う。未来の実現可能性としての「目標」の “ねば” とは異なり、今現在、続け “ねば”な らないものとして意識し、実践すること*1

 

 たとえば、「朝の7:00から8:00の間は英語の勉強をする!」という「義務」を自分で設定し、それを日々続けていくことで、いつの間にかそれが当たり前の「習慣」となっているような形が理想的。

 最初はイヤイヤ、あーだこーだと文句をTwitterでぶーたれながらやっていたものが、いつの間にか自分の生活に定着していた、と。

 それを始めるきっかけが自分の感情によるものだったり、何らかの目的があったりするものであれば、一定ラインを超えることで、それが自然な行為=「習慣」になるのではないかしら。……それが、よっぽど嫌なことでないかぎりは。

 

最も単純で効果的かつ最強の動機「楽しい」

 でも結局、そんな方法論よりも考え方よりも、自分の内側から自然とこみ上げてくる感情こそが最強だと思うのです。

 

 人間、楽しければ、なんでも進んで取り組むもの。

 

 小学生時代、何冊もの “じゆうちょう” を積み重ねてお絵かきをしていたのは、それが「楽しい」からだし、中学生時代、週末夜には空が明るくなるまでゲームに明け暮れていたのも、それが「楽しい」から。

 逆に「つまらない」ことは進んでやらないし、むしろ逃げる。おかげで中学時代、初めての中間テストの英語の点数は54点だった。真面目系頭良いキャラで通っていた当時の自分の、初めての挫折でございました。中一英語とか「基礎」しかないはずなのに……。

 そんな僕も高校に入り、毎朝欠かさずNHKのラジオ英会話を「楽しんで」聴いていたところ、英語力がそこそこ伸びた模様。何の対策を取らずともTOEICスコアが650ほどになっておりました。やるじゃん、僕。54点の12倍だよ! わぁい! ……わぁい?

 

 「習慣を身につける方法」なんてライフハック系の記事や本をたまに目にすることもあるけれど、万人に最適な方法はないんじゃないかとも思う。

 「目標」の設定によって、いとも簡単に習慣化できる人もいれば、自らに「義務」として課すことで、ようやく続けられるようになる人だっているでしょうし。

 

 何よりも効果的なのは、純粋に「楽しいかどうか」という根っこの感情の部分であり、そこで「楽しむ」ための工夫ができるかどうか。

 自分が何を「楽しい」と感じるかを知っていれば、そのあたりはやりようがあるんじゃないかと。そう考えると、なんでもかんでも「自分化」して、楽しめる人はマジ最強だと思うのです。いつもいつでも楽しそうだし、経験も増える一方。

 誰かの話す方法論よりも、自分のよく知る「楽しさ」を考えて応用する方が、うまくいくし長続きしそうじゃありません? ブログだって、自分の好き勝手に楽しめる書き方、投稿頻度にした方が、長く楽しめるんじゃないかしら。

 

 あなたにとって「楽しい」とは、どのようなものですか?

 

 

「習慣」について考えられるおすすめ本

*1:ここで言う「義務」は、社会的・法的などの「義務」ではなく、自分自身に課す「設定」的な考え方として。