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ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

【KDP】自分1人で執筆編集した電子書籍が1年で294冊売れた

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 タイトルで完結しちゃってる気はするけれど……。過去のブログ記事を元に執筆・再構成して作った電子書籍が、この1年間で294冊売れました。微妙に300に届かなかったというね!

 自分でもすっかり忘れていたのだけれど、いつの間にやら発売から1年。過去にも何度か売上の経過報告をブログで取り上げてきましたが、キリの良い「1年」ということで、最後にざっくりとまとめておこうかと思いまして。……電子出版、意外と簡単で、おもしろいっすよ?

 

 過去の経過報告 

 

 

とりあえず、出版してみた

 「電子書籍の出版って、めっちゃ簡単らしいよ!」という話を聞いたのは、2、3年前のこと。――じゃあ実際にやってみっか! と思い立ち、昨年7月、執筆・編集・校正・その他諸々を含め、すべて自分1人で取り掛かって完成したのが、こちらの本となります。

 

 

 ……表紙のクソっぷりには、目をつぶっていただくとして。

 本のテーマ選定に当たっては、「過去にブログで何度も取り上げており、ターゲット層がはっきりしている話題」を基準とした結果、この「新卒3年以内退職」を取り扱うことに決めた格好です。と同時に以下のような動機もありまして、ノリと勢いで電子出版に取り組んでみました。

  • すべて自分ひとりで、試しに「電子書籍」を作ってみたかった
  • 雑多なブログの過去記事を再活用できるかどうかの実験として
  • 退職相談に対して等しく示すことのできる「基準」が欲しかった

 詳しくは、昨年7月の販売開始時の記事を参照ください。それと、“自分1人”を強調していますが、実際のEPUBファイル化にはお助けツールでんでんコンバーターにむちゃくちゃお世話になっております。ありがとうございました。電書ちゃん、マジ電子……もとい天使。

 

1年経って、こんなんなりました

 2015年7月28日。Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングを利用し、完成した電子書籍をKindleストア上で販売開始。あまりに簡単に出版できて、軽く拍子抜けしたことを覚えています。

 それから1年間、広告らしい広告は打たず、「感想書いてNE☆」のお願いを誰かにすることもなく。宣伝らしい宣伝と言えば、発売から1ヶ月半年が経ったころ、それぞれ自分のブログ上で取り上げたのみでござる。その結果が、「1年間で294冊が売れた」でした。

 

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 月別販売数をグラフにしてみたもの。特に何かしらの施策をどこかで打ったわけでもないので、参考にはならないと思いますが。

 2015年8月の66冊が最大で、あとは緩やかに減少している……と見せかけて、ほぼ横ばい、といった感じかしら。直近の2016年7月は、大きくガタ落ちして11冊。今月も24日現在で9冊ということで、今後は月10冊前後で推移していくんじゃないかと思われます。

 

 肝心の売上に関しては、1冊250円の電子書籍に対して、ロイヤリティが70%。それが1年間で約300冊の販売実績――いうことで、約50,000円といったところですね。

 ちなみに、自分の場合はブログの過去記事を元にしつつも、本文の9割は新規執筆かつ校正にアホみたいな時間をかけているので……。ぶっちゃけ、「儲け」を重視して見るのであれば、「割に合わない」と言えそう。もちろん、今後もいくらかは入ってくるでしょうが。

 

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 ついでなので、もいっこグラフをば。

 KDPのユーザーページで見ることのできる、販売中の電子書籍の「既読ページ数」のデータなのですが、本は売れていないわりに、今月に入ってから既読数が大きく増えている模様。

 これは、Amazonの電子書籍読み放題サービスKindle Unlimitedが8月から日本でも始まり、自分の本も他のKDP本同様に「読み放題」の対象になっていることによるもの。グラフを見ると、1日に2〜8人ほどの方に読まれているらしいことがわかります。ありがたやありがたや。

 

 このKindle Unlimitedでダウンロードして読まれた本に関しては、ページ単位でロイヤリティが発生するシステムになっている*1そうな。今後は電子書籍が購入された「注文数」よりも、読み放題サービスから読まれた「既読数」を基準とした収益発生がメインになる……かもしれません。

 自分の本に関しては、もともと万人に向けた内容ではありませんし、興味のある方がちょいちょい読んでくださり、少しでも参考になれば本望かな……という思いです。収益はあくまでおまけ。実際に読んでくださった方からの感想も結構いただきましたが、どうにかお値段相応の満足はご提供できているようなので、ほっと安心。ありがとうございます! 嗚呼……承認欲求が満たされていく……。

 

いろいろ試してみるのも楽しそう

 そんなこんなで、あまり参考にはならなそうな「電子書籍の売上報告」記事でございました。電子書籍の「作り方」や「売り方」に関しては、実績を出している方々の記事のほうが間違いなく参考になるものかと。以下、勝手ながら参照させていただきます。

 

 参考リンク 

 

 ともあれ1年が経ったので、本書の動向に関してはこれで一区切り。今後、場合によってはリライトしたり、大幅追記したり、残念な表紙を更新したりすることはあるかもしれませんが。ブログやSNSで感想を書いてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 その一方で、普段はブログを書いている人が「電子書籍」という媒体で、まとまった文章を執筆してみるのも悪くないんじゃないかと思います。というか、純粋に楽しい。そりゃあ数万文字なんて一朝一夕では書けないし、校正はダルいけど、完成したものをパッケージとして販売し、読んでくださった人から反応をいただけるのは、とんでもなく嬉しいので。

 1人で取り組むハードルが高いなら、周囲の人を巻き込んで共著という形で作ってみるのもありだし、そもそも「文章」に限定する必要もないわけで。同人誌……とはちょっと違うかもしれないけれど、複数人であれこれと試行錯誤しながら何かを作るのは、きっと楽しいと思うのです。

 

 収益云々はとりあえず脇に置いといて。
 まずは試しに、ブログの電書化からでも。ぜひ、お試しあれ!

 

 

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